【EL第3節まとめ】日本人所属3クラブを含む4クラブが3連勝! ローマ勢は苦難の一節に

2022.10.07 06:39 Fri
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ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節が6日に欧州各地で行われた。

前半戦ラストとなる第3節ではフライブルクレアル・ソシエダレアル・ベティス、ユニオン・サン=ジロワーズと日本人選手所属3クラブを含む4クラブが3連勝を達成した。

その中でグループCのベティスは、難攻不落のオリンピコで優勝候補にも挙がるローマに会心の2-1の逆転勝利を収めた。また、今大会初出場のサン=ジロワーズはDF町田浩樹が引き続き負傷欠場となったが、今大会で経験豊富なブラガを相手に敵地で劇的な2-1の逆転勝利を飾っている。
その他の強豪チームではアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが試合内容には大きな差があったものの、いずれも格下相手に勝ち切って2勝目を手にしている。

一方、前節の1-5の大敗からのバウンスバックを図ったラツィオは、後半終盤に退場者を出した格下のシュトゥルム・グラーツ相手に攻撃面で精彩を欠いて消化不良のゴールレスドローに。この結果、ローマと同様にグループ3位に甘んじている。
7選手が参戦している日本人選手では、DF冨安健洋とMF久保建英、MF堂安律が先発出場。FW南野拓実、MF原口元気が途中出場となった。

◆グループA
チューリヒ(スイス) 1-5 PSV(オランダ)
アーセナル(イングランド) 3-0 ボデ/グリムト(ノルウェー)

◆グループB
フェネルバフチェ(トルコ) 2-0 AEKラルナカ(キプロス)
スタッド・レンヌ(フランス) 2-1 ディナモ・キーウ(ウクライナ)

◆グループC
ヘルシンキ(フィンランド) 1-1 ルドゴレツ(ブルガリア)
ローマ(イタリア) 1-2 レアル・ベティス(スペイン)

◆グループD
マルメ(スウェーデン) 0-1 ウニオン・ベルリン(ドイツ)
ブラガ(ポルトガル) 1-2 ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)

◆グループE
オモニア(キプロス) 2-3 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
シェリフ(モルドバ) 0-2 レアル・ソシエダ(スペイン)

◆グループF
ミッティラン(デンマーク) 2-2 フェイエノールト(オランダ)
シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) 0-0 ラツィオ(イタリア)

◆グループG
フライブルク(ドイツ) 2-0 ナント(フランス)
オリンピアコス(ギリシャ) 0-3 カラバフ(アゼルバイジャン)

◆グループH
モナコ(フランス) 3-1 トラブゾンスポル(トルコ)
ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) 4-1 フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)

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