テオ・エルナンデス、ユベントス戦で復帰か

2022.10.05 23:45 Wed
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ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスが8日に行われるセリエA第9節ユベントス戦に出場できる見込みのようだ。イタリア『スカイ』が報じている。
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テオ・エルナンデスは9月18日に行われたセリエA第7節ナポリ戦で右足内転筋を負傷。招集されていたフランス代表を辞退し、公式戦ここ2試合を欠場していた。ミランでは守備陣を中心に離脱者が続出。前節エンポリ戦ではテオ・エルナンデスの代役であるDFバロ・トゥーレがゴールを挙げる活躍を見せたが、代えの効かない存在であるテオ・エルナンデスの早期復帰はミランにとってポジティブなニュースだ。

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またも初勝利ならずのミラン、スタメン外のレオン&テオにフォンセカ監督「理解してくれた」

ミランのパウロ・フォンセカ監督が試合を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 1敗1分けスタートのミランは、8月31日に行われたセリエA第3節でラツィオと対戦。フォンセカ監督はポルトガル代表FWラファエル・レオン、フランス代表DFテオ・エルナンデス、イタリア代表DFダビデ・カラブリアをベンチに置いた。 新加入のセルビア代表DFストラヒニャ・パヴロビッチがCKから決め、8分に先制したミランだったが、後半に入ると62分、66分と立て続けにゴールを奪われ、逆転を許す展開に。フォンセカ監督はレオン、テオ・エルナンデスに加え、加入したばかりの元イングランド代表FWタミー・エイブラハムらを投入する。 すると直後の72分、テオ・エルナンデス、エイブラハムとボックス内で繋ぎ、落としを決めたのはレオン。初勝利こそならなかったものの、なんとか勝ち点「1」を手にした。 試合を振り返ったフォンセカ監督は、逆転を許した後半を課題に。継続性を求めている。 「我々はボールをよく動かせた。もう少し理性的にもなるべきだが、全体的には試合をコントロールできたと思う」 「前半とは違い、後半はプレーを止めてしまった。プレーを続ける勇気を持たなければならない。相手が高い位置からプレスをかけてくれば、我々のスペースが増える。だからプレーを続けなければならない」 「我々は今、ポジティブな状況にない。選手たちはゴールを奪えないと考えているが、実際はそうではない。後半はプレーへの意欲がなかった」 また、2-2とした直後のクーリングブレイクで、レオンとテオ・エルナンデスがベンチに戻らず、ピッチに留まった件にも言及。2人をベンチスタートとするまでの経緯も説明した。 「問題はない。彼らは入ってから2分だったし、休憩する必要がなかったから離れたままだった。何もないところに問題を起こしてはいけない」 「この1週間を通じて彼らと話し、理解してくれた。ピッチ上での彼らの動きは良かったし、だからこそ真実を言っている。私が問題ないと言えば、問題はない」 一方、テオ・エルナンデスもクラブメディアを通じて弁明。フォンセカ監督と同様の見解を示している。 「僕らがピッチに立ったのは2分間だったから、(クーリングブレイクは)必要なかった。そうしたらみんなは口々に真実でないことを言う。ラファと僕は常にチームを助けるために、チームとともにいる。これが重要なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】辛くもドロー…ラツィオvsミラン ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-J85G5k--2s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.01 14:15 Sun

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ミランが深夜にフォンセカ監督抜きの緊急ミーティング…イブラヒモビッチ氏らが指揮官更迭を議論か

ミランがパウロ・フォンセカ監督抜きの緊急ミーティングだ。 ミランは17日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節でリバプールに1-3と逆転負け。一向に守備が改善される気配のないチームは、これで今季公式戦1勝2分け2敗である。 イタリア『カルチョメルカート』によると、試合後サン・シーロでは緊急ミーティングが。 ジェフリー・モンカダSD、ジョルジョ・フルラーニMD、そしてシニアアドバイザーのズラタン・イブラヒモビッチ氏で執り行われ、そこにフォンセカ監督は呼ばれなかったそうだ。 言うまでもなく、議題はフォンセカ監督の進退であるとのこと。無論、これまでも精査してきた部分ではあるが、直近のベネツィア戦4-0快勝は“明るい兆し”とはなっていない。 その中でどこまで踏み込んだ内容が話されたか、明らかになっておらず、深夜に始まった緊急のミーティングは約35分で解散。 『カルチョメルカート』は、「即座のベンチ(監督)交代はない。日曜日のミラノ・ダービーがおそらく最後のカードとなる」と論じている。 2024.09.18 15:55 Wed
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CL観戦でアウェイ遠征も試合日の早朝に交通事故死…リバプールとミランがファンを追悼「深く悲しんでいます」

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ミランのスペイン代表FWアルバロ・モラタがリバプール戦を振り返った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランは17日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節でリバプールを本拠地に迎え、1-3と逆転負け。直近のセリエAでようやく今季公式戦初白星を掴んでいたなか、サン・シーロから大きなブーイングが浴びせられた。 加入後初スタメンとなった欧州王者の主将は「リバプールほど偉大なチームを相手にするのは簡単ではなかったということだ。セットプレーから2失点…立て直せなかった」と俯き顔。 試合後のブーイングに関しては「ファンはお金を払って試合を観戦している。僕たちは仕事としてプレーしている。互いに全てを尊重し、傷つけあうことがないようにしたい」と語り、「これも日曜日(次戦)への課題だ」とした。 「戦術的にも態度も、僕たちに問題はない。フットボールとはすなわちこういうものだ。常に変化と前進が求められ、強固なチームにならねばならない。他人に傷つけられる機会を与えてはならないということだよ」 次戦は22日、セリエA第5節でインテルとのミラノ・ダービー。 「僕たち自身が変化しないと、インテル戦も、その先も、難しくなる。今日もそうだが、ビッグクラブとの対戦ではディテールまで突き詰めた対応が必要なんだ。改めてチーム全員がこれを理解したことを信じている」 <span class="paragraph-title">【動画】サン・シーロにカカが帰還! 「22」のユニとニッコリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Legend in the house <a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/nUEoRxFQIQ">pic.twitter.com/nUEoRxFQIQ</a></p>&mdash; UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1836118613134066047?ref_src=twsrc%5Etfw">September 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.18 12:35 Wed
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頼れるCBコンビが2発、リバプールが敵地でミランに逆転勝利! 遠藤航は後半終盤にCLデビュー【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節、ミランvsリバプールが17日にサン・シーロで行われ、アウェイのリバプールが1-3で逆転勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は92分からプレーした。 フォンセカ監督を招へいした新生ミランは、開幕3試合を2分け1敗の低調なスタート。それでも、インターナショナルマッチウィークの中断明け初戦となったヴェネツィア戦で4-0の完勝を収め、大きな新体制初勝利。その勢いに乗って臨んだホーム開催の今季CL初戦では先発3人を変更。ガッビアとエメルソン、エイブラハムに代えてトモリ、カラブリア、モラタを起用した。 一方、2シーズンぶりのCL参戦となったリバプール。スロット新体制では開幕3連勝と最高のスタートを飾ったが、直近のノッティンガム・フォレスト戦では格下にホームで0-1の敗戦を喫し、まさかの今季初黒星となった。その敗戦からのバウンスバックを図ったこの一戦では先発2人を変更。ロバートソンとルイス・ディアスの左サイドをツィミカス、ガクポに入れ替えた。なお、遠藤は引き続きベンチスタートとなった。 開幕節屈指の好カードは試合開始早々に動く。3分、GKメニャンから右サイドへのフィードで一気に局面を変えると、モラタからパスを受けたプリシックがスピードを活かした縦への仕掛けでそのままボックス右に侵入。最後は右足の対角シュートをゴール左下隅に突き刺した。 プリシックの先制点で最高の滑り出しを見せたミランは、やや動揺が見受けられるリバプールに対して畳みかける姿勢を示す。だが、ファン・ダイクを中心に要所を締めるアウェイチームの守備を崩し切るまでには至らない。 すると、時間の経過と共に冷静さを取り戻し、自分たちのリズムでボールを回し始めたリバプールは、17分にガクポとのパス交換でボックス右に抜け出したサラーに決定機。だが、右足で放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。 この試合の最初の決定機を逃したものの、2度目のチャンスは逃さない。23分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのアレクサンダー=アーノルドが浮き球のボールをゴール前に上げると、驚異的なジャンプ力でDFトモリに競り勝ったコナテのヘディングシュートがゴールネットに突き刺さった。 良い時間帯に追いついたリバプールはここから攻守両面で圧倒。素早い切り替えで相手に攻撃機会を与えず、攻撃では後方からのボール回しでうまくずれを作りながらマク・アリスターを経由したラストパスでゴールに迫っていく。 26分にはマク・アリスターとのパス交換でボックス左に抜け出したジョタの左足シュート、29分にはガクポの左サイドからの高速クロスのこぼれに反応したサラーの左足反転シュートでゴールに迫るがクロスバーに阻まれる。 その後も鋭いカウンターからガクポ、サラーのミドルレンジのシュートでゴールに迫ったリバプールは41分、左CKの場面でキッカーのツィミカスが左足インスウィングの正確なボールを上げると、同胞ラインデルスのマークを振り切ったファン・ダイクが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、嬉しいCL初ゴールでチームを逆転に導いた。 センターバック2人のゴールによってリバプールが前半の内に試合を引っくり返した中、後半も試合展開は変わらず。後半立ち上がりにはジョタが決定的なシュートを放つが、これはGKメニャンのビッグセーブに阻まれるが、このプレーで味方と激しく交錯したフランス代表守護神がプレー続行不可能に。代わって19歳GKトッリアーニが急遽デビューを飾ることになった。 その後もリバプールペースが続く中、トッリアーニの冷静なゴールキーピングもあって何とか1点差を維持するミラン。しかし、67分には中盤でのパスカットからレッズのカウンターが発動すると、ボックス左に持ち込んだガクポの折り返しを中央のソボスライが右足ワンタッチで合わせ、決定的な3点目を奪って見せた。 これで試合の大勢が決すると、リバプールは週末のリーグ戦を睨んでメンバーを入れ替えていく。これに対してホームで何とか意地を見せたいミランも終盤にエイブラハムやオカフォーを投入。ややオープンな展開でレオンがようやく深い位置で仕掛ける場面を作ったが、集中したリバプールの守備を前にゴールが遠い。 その後、試合終了間際にはCLデビューの遠藤、新天地デビューのキエーザを投入したリバプールが危なげなくクローズに成功し、敵地で鮮やかな逆転勝利。新体制初黒星からのバウンスバックに成功した。 ミラン 1-3 リバプール 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(前3) 【リバプール】 イブラヒマ・コナテ(前23) ヴィルヒル・ファン・ダイク(前41) ドミニク・ソボスライ(後22) 2024.09.18 06:33 Wed
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前半の4発でミラン完勝、フォンセカ体制初勝利【セリエA】

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