圧巻のハーランド&フォーデンがハットの共演! シティがユナイテッドに大量6ゴールを奪って今季最初のマンチェスターダービー制す《プレミアリーグ》
2022.10.03 00:01 Mon
プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが2日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが6-3で快勝した。
クラブ史上初のリーグ3連覇を目指すシティはここまで5勝2分けの2位と上々の滑り出し。前々節のトッテナム戦の延期によって今季初の対ビッグ6戦となったホーム開催のダービーマッチでは、3-0で快勝した直近のウォルバーハンプトン戦から先発3人を変更。負傷でメンバー外のストーンズとロドリに代わってウォーカー、ギュンドアンが起用され、ルベン・ディアスに代わってアケがセンターバックの左に入った。
一方、テン・ハグ新体制で捲土重来を期すユナイテッドは、直近のアーセナル戦で開幕5連勝の首位チームを3-1で破り、リーグ4連勝を達成。1試合未消化ながら順位を5位まで上げている。直近2試合の延期とインターナショナルマッチウィークの中断によって約1カ月ぶりのリーグ戦では、昨季シーズンダブルを喫した宿敵相手にリベンジの勝利を狙った。なお、オランダ人指揮官はラッシュフォードの戦列復帰によってアーセナル戦と全く同じスタメンを採用した。
開幕から無敗を継続する2連覇中の王者シチズンズに4連勝の赤い悪魔が挑んだ今季最初のダービーマッチ。試合は開始早々にホームのシティが相手ゴールに襲い掛かる。開始3分、左サイドを起点にベルナルド・シウバからの浮き球のクロスをファーのハーランドが頭で合わすと、これはDFのブロックに遭う。さらに、こぼれ球に反応したデ・ブライネ、ベルナルド・シウバとボックス内で連続シュートに持ち込むが、GKデ・ヘアのセーブとDFのブロックに阻まれる。
それでも、立ち上がりから相手を圧倒する流動的な攻撃でチャンスを色濃くするペップのチームが8分に先制点を奪う。ボックス手前で細かくボールを動かして左のハーフスペースに入り込んだカンセロが大外のベルナルド・シウバに繋ぐ。ここでポルトガル代表MFがグラウンダーの速いクロスを入れると、ニアへフリーで走り込んだフォーデンが丁寧な左足ダイレクトシュートをゴール左上隅に突き刺した。
18分にはペナルティアーク付近で得たFKの場面でギュンドアンが右ポストを掠めるシュートを放てば、21分にもボックス内でのハーランドの落としからフォーデンが反転シュートで自身2点目に迫る。
一方、守備面で後手を踏み続けるユナイテッドは、全体が押し下げられてボールを奪っても相手の猛烈なカウンタープレスに嵌められてなかなか自陣を脱出できず。中盤でプレスを剥がすプレーやルーズボールの回収からサンチョ、ラッシュフォードをハイラインの背後へ走らせるアバウトな形から深い位置まで運ぶシーンを作るが、攻撃に厚みを出せない。
前半半ばを過ぎてもホームチーム優勢の状況が続く中、今回のダービーの主役がやはり決定的な仕事を果たした。
まずは34分、左CKの場面でキッカーのデ・ブライネが右足インスウィングで滞空時間の長いボールをゴール前に入れると、大外からうまくゴール前に走り込んだハーランドが打点の高いヘディングシュートで合わせる。これをゴールカバーに入ったマラシアがかき出したかに思われたが、ゴールライン・テクノロジーでゴールが支持。シチズンズの怪物FWは自身初のダービーで難なく公式戦8試合連続ゴールを達成した。
さらに、直後の37分にはカウンターからグリーリッシュが中央を突破して右を並走するデ・ブライネに繋ぐと、ボックス手前まで運んだベルギー代表MFはボックス左へ走り込む背番号9へ針の穴を通すかのような圧巻のラストパスを供給。これをハーランドが左足のスライディングシュートできっちり枠の中へ流し込み、再び世界屈指のホットラインを開通させた。
その後、ユナイテッドはヴァラン、シティはウォーカーといずれもディフェンスラインの主力が足を痛めてプレー続行が不可能となった中、リンデロフ、セルヒオ・ゴメスと控え選手のスクランブル投入を余儀なくされる。だが、ホームチームの一方的な流れに影響はなく、44分にはハーフウェイライン付近でルーズボールを回収したデ・ブライネの中央突破から高速カウンターが発動。左に流れたハーランドがボックス付近まで運んで絶妙なグラウンダーのアーリークロスを供給すると、快足を飛ばしてボックス右に走り込んだフォーデンが右足で合わせて前半のゴールショーを締めくくる4点目とした。
戦前の予想以上のワンサイドゲームによってハーフタイムを待たずして多くのアウェイアポーターがスタジアムを早くも後にした中、何とか意地を見せたい赤い悪魔はマラシアを下げて後半頭からショーをピッチに送り込む。そして、アグレッシブさとマイボール時により勇気を持ってプレーしたことで、後半立ち上がりは初めてイーブンな展開に。
そういった中、56分には右サイドでエリクセンから大きな展開を受けたアントニーがボックス手前でカットインして得意の左足を振ると、これがゴール左隅の完璧なコースに突き刺さり、アウェイチームが反撃の狼煙を上げる鮮烈なゴールを奪う。点差は3点も士気が高まるユナイテッドは59分、ラッシュフォードとマクトミネイを下げてマルシャル、カゼミロを同時投入し、早いタイミングで勝負に出る。
一方、前半からのハイペースの影響もあってか後半はリズムを掴み切れずにいたシティだったが、怪物FWがまたしても決定的な仕事を果たす。64分、グリーリッシュとデ・ブライネのボールキープから左サイド深くに侵攻したセルヒオ・ゴメスの正確なグラウンダーの折り返しに中央で反応したハーランドが左足のダイレクトシュートを流し込み、プレミアリーグ史上初となるホームゲーム3試合連続ハットトリックを達成。また、シティの選手では1970年のフランシス・リー以来となる52年ぶりのダービーでのハットトリックとなった。
これで再び試合の流れを完全に引き寄せたホームチームは、ここまでハーランドに負けず劣らずの輝きを放っていた生え抜きMFが魅せる。73分、デ・ブライネ、グリーリッシュを起点としたカウンターからペナルティアーク付近でハーランドから足元にパスを受けたフォーデンが相手ディフェンスラインと完璧なタイミングで入れ替わると、GKとの一対一を難なく制してこちらもハットトリックを達成した。
これで勝利を確信したグアルディオラ監督は、75分にフォーデン、デ・ブライネ、グリーリッシュ、ギュンドアンと主力を下げてマフレズ、アルバレス、パーマー、ラポルテと控え選手4人を一気にピッチへ送り込んだ。
その後、試合は実験的な選手の組み合わせ、配置でソリッドさを欠くホームチームに対して、何とか意地を見せたいアウェイチームが攻勢を強めていく。84分には左サイドでのショー、フレッジの連携からシュートまで持ち込むと、GKエデルソンの弾いたボールに詰めたマルシャルが頭で押し込み、今季初ゴールを奪取。さらに、試合終了間際の90分にはカンセロに倒されて得たPKを自ら冷静に決め切って連続ゴールとした。
ただ、マルシャルの終盤の2ゴールも焼け石に水といった形で試合の対局には影響することなくこのままタイムアップ。ハーランドとフォーデンのハットトリックの共演でユナイテッドを粉砕したシティが、今季最初のマンチェスター・ダービーに快勝。敗れたユナイテッドはリーグ連勝が4試合でストップした。
クラブ史上初のリーグ3連覇を目指すシティはここまで5勝2分けの2位と上々の滑り出し。前々節のトッテナム戦の延期によって今季初の対ビッグ6戦となったホーム開催のダービーマッチでは、3-0で快勝した直近のウォルバーハンプトン戦から先発3人を変更。負傷でメンバー外のストーンズとロドリに代わってウォーカー、ギュンドアンが起用され、ルベン・ディアスに代わってアケがセンターバックの左に入った。
一方、テン・ハグ新体制で捲土重来を期すユナイテッドは、直近のアーセナル戦で開幕5連勝の首位チームを3-1で破り、リーグ4連勝を達成。1試合未消化ながら順位を5位まで上げている。直近2試合の延期とインターナショナルマッチウィークの中断によって約1カ月ぶりのリーグ戦では、昨季シーズンダブルを喫した宿敵相手にリベンジの勝利を狙った。なお、オランダ人指揮官はラッシュフォードの戦列復帰によってアーセナル戦と全く同じスタメンを採用した。
それでも、立ち上がりから相手を圧倒する流動的な攻撃でチャンスを色濃くするペップのチームが8分に先制点を奪う。ボックス手前で細かくボールを動かして左のハーフスペースに入り込んだカンセロが大外のベルナルド・シウバに繋ぐ。ここでポルトガル代表MFがグラウンダーの速いクロスを入れると、ニアへフリーで走り込んだフォーデンが丁寧な左足ダイレクトシュートをゴール左上隅に突き刺した。
ライバルに何もさせないうちにリードを手にしたシティは、以降も相手守備にボールの奪いどころを全く与えない、ボールも人もよく動くテンポの速い攻めで攻勢を続ける。相手がボックス内に人数をかけるため、注目のハーランドの絡みこそ限定的となったが、グリーリッシュとフォーデンの両ウイングにインサイドハーフ2枚が有機的な絡みから再三の決定機を創出。
18分にはペナルティアーク付近で得たFKの場面でギュンドアンが右ポストを掠めるシュートを放てば、21分にもボックス内でのハーランドの落としからフォーデンが反転シュートで自身2点目に迫る。
一方、守備面で後手を踏み続けるユナイテッドは、全体が押し下げられてボールを奪っても相手の猛烈なカウンタープレスに嵌められてなかなか自陣を脱出できず。中盤でプレスを剥がすプレーやルーズボールの回収からサンチョ、ラッシュフォードをハイラインの背後へ走らせるアバウトな形から深い位置まで運ぶシーンを作るが、攻撃に厚みを出せない。
前半半ばを過ぎてもホームチーム優勢の状況が続く中、今回のダービーの主役がやはり決定的な仕事を果たした。
まずは34分、左CKの場面でキッカーのデ・ブライネが右足インスウィングで滞空時間の長いボールをゴール前に入れると、大外からうまくゴール前に走り込んだハーランドが打点の高いヘディングシュートで合わせる。これをゴールカバーに入ったマラシアがかき出したかに思われたが、ゴールライン・テクノロジーでゴールが支持。シチズンズの怪物FWは自身初のダービーで難なく公式戦8試合連続ゴールを達成した。
さらに、直後の37分にはカウンターからグリーリッシュが中央を突破して右を並走するデ・ブライネに繋ぐと、ボックス手前まで運んだベルギー代表MFはボックス左へ走り込む背番号9へ針の穴を通すかのような圧巻のラストパスを供給。これをハーランドが左足のスライディングシュートできっちり枠の中へ流し込み、再び世界屈指のホットラインを開通させた。
その後、ユナイテッドはヴァラン、シティはウォーカーといずれもディフェンスラインの主力が足を痛めてプレー続行が不可能となった中、リンデロフ、セルヒオ・ゴメスと控え選手のスクランブル投入を余儀なくされる。だが、ホームチームの一方的な流れに影響はなく、44分にはハーフウェイライン付近でルーズボールを回収したデ・ブライネの中央突破から高速カウンターが発動。左に流れたハーランドがボックス付近まで運んで絶妙なグラウンダーのアーリークロスを供給すると、快足を飛ばしてボックス右に走り込んだフォーデンが右足で合わせて前半のゴールショーを締めくくる4点目とした。
戦前の予想以上のワンサイドゲームによってハーフタイムを待たずして多くのアウェイアポーターがスタジアムを早くも後にした中、何とか意地を見せたい赤い悪魔はマラシアを下げて後半頭からショーをピッチに送り込む。そして、アグレッシブさとマイボール時により勇気を持ってプレーしたことで、後半立ち上がりは初めてイーブンな展開に。
そういった中、56分には右サイドでエリクセンから大きな展開を受けたアントニーがボックス手前でカットインして得意の左足を振ると、これがゴール左隅の完璧なコースに突き刺さり、アウェイチームが反撃の狼煙を上げる鮮烈なゴールを奪う。点差は3点も士気が高まるユナイテッドは59分、ラッシュフォードとマクトミネイを下げてマルシャル、カゼミロを同時投入し、早いタイミングで勝負に出る。
一方、前半からのハイペースの影響もあってか後半はリズムを掴み切れずにいたシティだったが、怪物FWがまたしても決定的な仕事を果たす。64分、グリーリッシュとデ・ブライネのボールキープから左サイド深くに侵攻したセルヒオ・ゴメスの正確なグラウンダーの折り返しに中央で反応したハーランドが左足のダイレクトシュートを流し込み、プレミアリーグ史上初となるホームゲーム3試合連続ハットトリックを達成。また、シティの選手では1970年のフランシス・リー以来となる52年ぶりのダービーでのハットトリックとなった。
これで再び試合の流れを完全に引き寄せたホームチームは、ここまでハーランドに負けず劣らずの輝きを放っていた生え抜きMFが魅せる。73分、デ・ブライネ、グリーリッシュを起点としたカウンターからペナルティアーク付近でハーランドから足元にパスを受けたフォーデンが相手ディフェンスラインと完璧なタイミングで入れ替わると、GKとの一対一を難なく制してこちらもハットトリックを達成した。
これで勝利を確信したグアルディオラ監督は、75分にフォーデン、デ・ブライネ、グリーリッシュ、ギュンドアンと主力を下げてマフレズ、アルバレス、パーマー、ラポルテと控え選手4人を一気にピッチへ送り込んだ。
その後、試合は実験的な選手の組み合わせ、配置でソリッドさを欠くホームチームに対して、何とか意地を見せたいアウェイチームが攻勢を強めていく。84分には左サイドでのショー、フレッジの連携からシュートまで持ち込むと、GKエデルソンの弾いたボールに詰めたマルシャルが頭で押し込み、今季初ゴールを奪取。さらに、試合終了間際の90分にはカンセロに倒されて得たPKを自ら冷静に決め切って連続ゴールとした。
ただ、マルシャルの終盤の2ゴールも焼け石に水といった形で試合の対局には影響することなくこのままタイムアップ。ハーランドとフォーデンのハットトリックの共演でユナイテッドを粉砕したシティが、今季最初のマンチェスター・ダービーに快勝。敗れたユナイテッドはリーグ連勝が4試合でストップした。
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