守田英正スタメンのスポルティングが土壇場2発で本命スパーズ撃破! GS連勝を達成《CL》
2022.09.14 03:50 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループD第2節、スポルティングCPvsトッテナムが13日にエスタディオ・ジョゼ・アルバラーデで行われ、ホームのスポルティングが2-0で勝利した。なお、スポルティングのMF守田英正は71分までプレーした。
一方、マルセイユとの初戦を2-0で競り勝って白星発進のトッテナムは、エリザベス女王逝去の影響によって先週末開催予定だったマンチェスター・シティ戦が延期に。中5日という休養十分な状態で敵地リスボンへ乗り込んだ。マルセイユ戦からはラングレに代えてベン・デイビスを起用した以外、同じメンバーを起用。スポルティング下部組織出身のダイアーは初のジョゼ・アルバラーデ凱旋となった。
試合は地力で勝るアウェイのトッテナムが立ち上がりから押し込む入りに。試合開始直後に続けてセットプレーを得ると、直後にも前からの連動したプレスでショートカウンターを仕掛け、ホイビュアがミドルシュートを放った。
一方、開始数分の守勢を凌いだスポルティングは開始7分に最初の決定機を創出。中盤でボールを持った守田から前線のエドワーズに縦パスが通り、一気に攻撃をスピードアップ。そのままボックス付近まで運んだエドワーズからラストパスを受けたゴンサウヴェスがシュートに持ち込むが、これはGKロリスにはじき出された。
以降はボールを握って遅攻を中心に、要所でロングカウンターを繰り出すスポルティングがペースを掴む。26分にはトリンコンが個人技でペナルティアーク付近まで運んでシュートに持ち込むが、ここは精度を欠く。
対して3トップへの縦パスをスイッチに先制点を狙うトッテナムは、攻撃の回数は少ないものの、アタッキングサードまでボールを運べば、ホームチームを凌駕する個のクオリティでより決定的なシーンを作り出す。だが、ボックス内で訪れたリシャルリソンやエメルソンのシュートチャンスは相手の粘りの寄せもあって良い形で打ち切れず。また、ケインのスルーパスに抜け出したリシャルリソンのゴールもオフサイドで認められず。
その後、ゴールレスでのハーフタイム突入濃厚と見られた前半アディショナルタイムには、アカデミー在籍時に“スパーズのメッシ”との異名を持っていたエドワーズがその本家を彷彿とさせる鮮やかなドリブル突破で局面を打開。最後はトリンコンに預けてゴール前に侵入し、完璧な形で右足シュートに持ち込むが、ここはGKロリスのビッグセーブに阻まれた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は、前半同様にトッテナムが勢いを持って試合に入る。開始直後にはケインの左クロス、素早いリスタートからエメルソンにボックス内で続けて決定機も、ここはGKアダンの好守に遭う。さらに、53分にはリシャルリソンのスルーパスに抜け出したケインがボックス左に持ち込んでファーポストを狙った左足のシュートを放つが、これもアダンのファインセーブに阻まれる。
後半は完全にアウェイチームのペースで試合が進んでいくが、スポルティングも最後のところで身体を張ってゴールを割らせない。そして、0-0のまま時間が進んでいく中、70分過ぎには両ベンチが動く。
消耗激しいホームチームはカードを1枚もらっていた守田、トリンコンを下げてアレクサンドロプロス、パウリーニョを続けて投入。一方、トッテナムは動きが少なくなったソン・フンミンを諦めてクルゼフスキを投入した。
後半終盤にかけては消耗戦となり、互いに細かいミスが増えて試合は膠着する。だが、スポルティングが最後の最後に勝負強さを発揮した。
90分、直前に右サイドから鋭いカットインを仕掛けたポロのミドルシュートはGKロリスのビッグセーブに阻まれるが、このプレーで得た左CKの場面でキッカーのポロが正確な右足のクロスを供給。これをニアでうまくコースを変えたパウリーニョのヘディングシュートがゴール右隅に決まる。
土壇場で先制に成功したスポルティングは、さらに試合終了間際の93分には直前にエドワーズに代えて投入したアルトゥール・ゴメスがカウンターから左サイドを鮮やかなドリブルで突破し、そのままボックス内に侵入。最後は冷静にゴール右隅に右足のシュートを流し込み、ほぼファーストプレーでCLデビュー戦ゴールを奪った。
この直後に試合はタイムアップを迎え、本命トッテナムとの直接対決を見事に制したスポルティングが連勝でグループ首位を維持した。
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スポルティングはグループステージ開幕戦となったフランクフルト戦を敵地で3-0の快勝。さらに、先週末に行われたポルティモネンセ戦も4-0の大勝で飾り、3連勝中だ。グループ本命チームをホームで迎え撃ったこの一戦では、負傷のサン・ユステに代えてヌーノ・サントスを起用した以外、フランクフルト戦と全く同じスタメンを採用。その初戦で2点を演出した守田は、古巣初対戦のマーカス・エドワーズらと共に継続起用となった。試合は地力で勝るアウェイのトッテナムが立ち上がりから押し込む入りに。試合開始直後に続けてセットプレーを得ると、直後にも前からの連動したプレスでショートカウンターを仕掛け、ホイビュアがミドルシュートを放った。
一方、開始数分の守勢を凌いだスポルティングは開始7分に最初の決定機を創出。中盤でボールを持った守田から前線のエドワーズに縦パスが通り、一気に攻撃をスピードアップ。そのままボックス付近まで運んだエドワーズからラストパスを受けたゴンサウヴェスがシュートに持ち込むが、これはGKロリスにはじき出された。
ファーストチャンスでの先制ゴールとはならなかったものの、このプレーをキッカケにマイボール時で落ち着き始めたホームチームは、要所で相手のプレスを剥がして、良い形で相手陣内へボールを前進させるシーンを増やしていく。だが、アタッキングサードでは相手の堅固な守備ブロックを前に決定機までは持ち込めない。
以降はボールを握って遅攻を中心に、要所でロングカウンターを繰り出すスポルティングがペースを掴む。26分にはトリンコンが個人技でペナルティアーク付近まで運んでシュートに持ち込むが、ここは精度を欠く。
対して3トップへの縦パスをスイッチに先制点を狙うトッテナムは、攻撃の回数は少ないものの、アタッキングサードまでボールを運べば、ホームチームを凌駕する個のクオリティでより決定的なシーンを作り出す。だが、ボックス内で訪れたリシャルリソンやエメルソンのシュートチャンスは相手の粘りの寄せもあって良い形で打ち切れず。また、ケインのスルーパスに抜け出したリシャルリソンのゴールもオフサイドで認められず。
その後、ゴールレスでのハーフタイム突入濃厚と見られた前半アディショナルタイムには、アカデミー在籍時に“スパーズのメッシ”との異名を持っていたエドワーズがその本家を彷彿とさせる鮮やかなドリブル突破で局面を打開。最後はトリンコンに預けてゴール前に侵入し、完璧な形で右足シュートに持ち込むが、ここはGKロリスのビッグセーブに阻まれた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は、前半同様にトッテナムが勢いを持って試合に入る。開始直後にはケインの左クロス、素早いリスタートからエメルソンにボックス内で続けて決定機も、ここはGKアダンの好守に遭う。さらに、53分にはリシャルリソンのスルーパスに抜け出したケインがボックス左に持ち込んでファーポストを狙った左足のシュートを放つが、これもアダンのファインセーブに阻まれる。
後半は完全にアウェイチームのペースで試合が進んでいくが、スポルティングも最後のところで身体を張ってゴールを割らせない。そして、0-0のまま時間が進んでいく中、70分過ぎには両ベンチが動く。
消耗激しいホームチームはカードを1枚もらっていた守田、トリンコンを下げてアレクサンドロプロス、パウリーニョを続けて投入。一方、トッテナムは動きが少なくなったソン・フンミンを諦めてクルゼフスキを投入した。
後半終盤にかけては消耗戦となり、互いに細かいミスが増えて試合は膠着する。だが、スポルティングが最後の最後に勝負強さを発揮した。
90分、直前に右サイドから鋭いカットインを仕掛けたポロのミドルシュートはGKロリスのビッグセーブに阻まれるが、このプレーで得た左CKの場面でキッカーのポロが正確な右足のクロスを供給。これをニアでうまくコースを変えたパウリーニョのヘディングシュートがゴール右隅に決まる。
土壇場で先制に成功したスポルティングは、さらに試合終了間際の93分には直前にエドワーズに代えて投入したアルトゥール・ゴメスがカウンターから左サイドを鮮やかなドリブルで突破し、そのままボックス内に侵入。最後は冷静にゴール右隅に右足のシュートを流し込み、ほぼファーストプレーでCLデビュー戦ゴールを奪った。
この直後に試合はタイムアップを迎え、本命トッテナムとの直接対決を見事に制したスポルティングが連勝でグループ首位を維持した。
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