アタランタが3連勝で首位に浮上!昇格組モンツァは5連敗…《セリエA》

アタランタは5日、セリエA第5節でモンツァと対戦し2-0で勝利した。

ここまで3勝1分けと好調のアタランタが、4連敗中のモンツァのホームに乗り込んだ一戦。3連勝を目指すアタランタは、前節のトリノ戦から先発を4人変更。D・サパタやパシャリッチ、オコリらに代えて新加入のホイルンドやルックマン、マリノフスキーらを先発で起用した。

アタランタは開始早々にピンチを迎える。1分、ボックス左でボールを受けたカプラーリが縦のスペースへパスを送ると、駆け上がったカルロス・アウグストがダイレクトで折り返す。DFに当たったこぼれ球をカプラーリが詰めたが、シュートはGKムッソが正面ではじき出した。
積極的な入りを見せたモンツァに対し、やや後手に回ったアタランタはアタッキングサードまでボールを運ぶが、細かい連携ミスが目立ってなかなか決定機まで持ち込めず。38分にはエデルソンがミドルシュートから初の枠内シュートを放ったが、これはGKディ・グレゴリオにキャッチされた。

ゴールレスで迎えた後半、アタランタはザッパコスタを下げてソピーを投入。すると57分、ソピーのパスでボックス左に侵入したルックマンの折り返しをゴール前に走りこんだホイルンドが押し込んだ。当初はオフサイド判定となったが、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが認められた。先制点で勢いづくアタランタは、66分にも中盤でのパスカットからチャンスを迎える。デ・ローンのパスを右サイドで受けたエデルソンがドリブルでボックス右まで切り込みクロスを供給すると、ファーサイドのルックマンがすべり込みながら合わせたボールがマルロンに当たりゴールに吸い込まれた。

攻勢を続けるアトランタは85分、ボックス右でパスを受けたスカルビニがカットインから左足を振り抜いたが、これは相手GKのセーブに阻まれた。結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。

3連勝を飾ったアタランタがナポリとミランをかわし首位に浮上している。