バレッラ躍動インテル、クレモネーゼに快勝でミラノ・ダービーに弾み《セリエA》

2022.08.31 05:45 Wed
Getty Images
インテルは30日、セリエA第4節でクレモネーゼをホームに迎え、3-1で快勝した。

前節ラツィオ戦では相手の交代選手に仕事をされて敗れ、初黒星となったインテル。そのインテルは練習中の負傷によりルカクが欠場。代わってジェコが先発となった。

3連敗スタートのクレモネーゼに対し、ジェコとホアキン・コレアの2トップで臨んだインテルが立ち上がりから攻勢をかける。
開始3分、ディマルコの直接FKで牽制すると、12分に先制する。ロングカウンターに転じた流れからバレッラが持ち上がり、前線へパス。ボックス中央ジェコのシュートはGKラドゥにセーブされるもルーズボールをコレアが押し込んだ。

その後も主導権を握ったインテルは38分にリードを広げる。ボックス左でチャルハノールがタメを作って丁寧な柔らかいクロス。ファーサイドのバレッラが見事なボレーでネットに突き刺した。
迎えた後半、守備に重点を置いた余裕を持った戦いで時間を進めるインテルは、コレアやブロゾビッチらを下げていった中、76分に3点目。

ロングカウンターに転じた流れからバレッラのスルーパスを受けた途中出場のラウタロがシュートを決めきった。終盤の90分にオケレケにコントロールシュートを決められて1点を返されたインテルだったが、3-1で快勝。

4日後に行われるミラノ・ダービーに弾みを付けている。

インテルの関連記事

前節はチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙うラツィオとローマによるダービーが行われ、譲らず1-1の引き分け決着となった。首位インテル、2位ナポリは揃って快勝とし、3ポイント差に変動はなかった。迎える第33節、CL4強入りを果たした首位インテル(勝ち点71)は日曜に5位ボローニャ(勝ち点57)と対戦する。 インテ 2025.04.19 07:30 Sat
インテルは18日、フランス代表FWマルクス・テュラムの負傷を発表した。 クラブの発表によると、テュラムは18日の朝に検査を受けたとのこと。左大腿部の内転筋の疲労と診断。軽度の筋損傷となり、しばらく状態を見守ることになるという。 テュラムは16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエ 2025.04.18 22:05 Fri
インテルは17日、U-20イタリア代表MFトーマス・ベレンブルッフ(19)ら若手5選手との契約延長を発表した。契約年数に関しては“複数年”とされている。 今回契約延長が発表されたのは、前述のベレンブルッフに加え、プリマヴェーラで主力を担うイタリア人有望株のGKアレッサンドロ・カリガリス(20)、DFガブリエーレ・ 2025.04.18 08:30 Fri
インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァールが16日にホームで行われ、2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエルン戦後にコメントした。 敵地での1stレグをラウタロとMFダビデ・フラッテージのゴールで2-1と先勝していたインテルはゴールレスで迎えた後半、52分にFWハリー・ケ 2025.04.17 12:45 Thu
インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが16日に行われ、2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエルン戦後にコメントした。 敵地での1stレグをラウタロとMFダビデ・フラッテージのゴールで2-1と先勝していたインテルはゴールレスで迎えた後半、52分にFWハリー・ケインに 2025.04.17 11:15 Thu

セリエAの関連記事

セリエA第33節、モンツァvsナポリが19日にU-POWERスタジアムで行われ、アウェイのナポリが0-1で勝利した。 前節、エンポリ相手に3-0の快勝を収めて首位のインテルとの3ポイント差を維持したナポリ。連勝を狙ったアウェイゲームでは最下位のモンツァと対戦。コンテ監督は前節から先発3人を変更。負傷ネレスの代役に 2025.04.20 02:57 Sun
ナポリは18日、元ブラジル代表FWダビド・ネレスがセリエA第33節のモンツァ戦を欠場することを発表した。 クラブによれば、ネレスは金曜日に行われたトレーニング中に筋肉系を負傷したとのことで、近日中に検査を実施するという。 左ウイングの主力として今季公式戦27試合に出場しているネレスは、2月末にも筋肉系のケガ 2025.04.19 14:30 Sat
フィオレンティーナの元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、新天地にフィオレンティーナを選んだ理由を語った。 アトレティコ・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドでプレーし、スペイン代表としても45試合に出場しているデ・ヘア。しかし、2023年7月にユナイテッドを退団すると、1年間無所属状態となった。 今シー 2025.04.19 12:30 Sat
前節はチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙うラツィオとローマによるダービーが行われ、譲らず1-1の引き分け決着となった。首位インテル、2位ナポリは揃って快勝とし、3ポイント差に変動はなかった。迎える第33節、CL4強入りを果たした首位インテル(勝ち点71)は日曜に5位ボローニャ(勝ち点57)と対戦する。 インテ 2025.04.19 07:30 Sat
インテルは18日、フランス代表FWマルクス・テュラムの負傷を発表した。 クラブの発表によると、テュラムは18日の朝に検査を受けたとのこと。左大腿部の内転筋の疲労と診断。軽度の筋損傷となり、しばらく状態を見守ることになるという。 テュラムは16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエ 2025.04.18 22:05 Fri

インテルの人気記事ランキング

1

2戦を通してハイレベルな攻防戦を競り勝ったインテルが2季ぶりベスト4、準決勝ではバルセロナと対戦【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、インテルvsバイエルンが16日に行われ、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計スコア4-3としたインテルが準決勝に進出している。 先週敵地で行われた1stレグを2-1と競り勝ってアドバンテージを得たインテルは、4日前の3-1で勝利したカリアリ戦のスタメンから6選手を変更。現状のベストメンバーを送り込んだ。 一方、逆転突破を目指すバイエルンは、4日前の2-2で引き分けたドルトムントとのデア・クラシカーと同様のスタメンで臨んだ。 開始3分にオリーズに好機のあったバイエルンがアグレッシブな入りとした中、インテルも9分にロングボールの流れからディマルコがGK強襲のミドルで応戦。 11分にはショートカウンターの流れから再びオリーズに決定機が訪れたが、バストーニの好守に阻止された。バイエルンが押し込み、インテルがカウンターを狙う展開で推移する中、29分にインテルに決定機。 左サイドからのディマルコのFKにアチェルビがボレーで合わせ、ゴール前のテュラムがコースを変えにかかったがわずかに届かなかった。 さらに33分にはチャルハノールが際どいミドルを放ったインテルに対し、バイエルンは36分にサネに好機もシュートはGKゾマーにセーブされた。 ハイレベルな互角の攻防が続く中、ハーフタイムにかけては互いに好機を作り切れずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にテュラムがドリブルでボックス内へ侵入する好機を作ったインテルは、2分後にもCKの流れからバストーニのボレーでゴールに迫ったが、52分にバイエルンが追いつく。 ボックス右でゴレツカのパスを受けたケインが縦に一歩持ち出して放ったシュートがディマルコの股間を抜いてネットを揺らした。 2戦合計スコアで追いつかれたインテルは直後、テュラムがGK強襲のシュートで応戦すると、58分にすかさず勝ち越す。ディマルコの左CKからラウタロがヘッド。シュートはキミッヒにブロックされるもルーズボールをラウタロ自ら蹴り込んだ。 さらに61分にはダルミアンが2点目に迫ったが、ゴールカバーに入ったダイアーのスーパークリアに阻まれる。しかし直後のチャルハノールの右CKからパヴァールのヘディングシュートが決まってリードを広げた。 パヴァールの恩返し弾で2戦合計スコアを4-2としたインテルがかさにかかって攻め立てる中、バイエルンはニャブリとラファエル・ゲレイロを投入。 すると75分、オリーズがゴールに迫ると直後のCKから1点差とする。ショートコーナーからニャブリの右クロスをファーサイドのダイアーがうまく浮かせたヘディングシュートで流し込んだ。 最終盤、コマンを投入してニャブリを右サイドバックに配置するスクランブル体制としたバイエルンだったが、インテルの集中した守備を打開しきれず。 インテルが2戦合計スコア4-3で逃げ切り、2季ぶりのベスト4進出として準決勝ではバルセロナと対戦することになった。 インテル 2-2 バイエルン 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(後13) バンジャマン・パヴァール(後16) 【バイエルン】 ハリー・ケイン(後7) エリック・ダイアー(後31) 2025.04.17 05:59 Thu
2

カリアリ戦1G1AのアルナウトビッチをS・インザーギ監督が称賛、一方でテュラムには…「腹が立った」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が12日にホームで行われ、3-1で勝利したセリエA第32節カリアリ戦を振り返った。 4日前にバイエルンとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグを戦い、敵地で先勝としたインテルはカリアリ戦に向けて6選手を変更。 FWマルクス・テュラムに代わってFWマルコ・アルナウトビッチが先発した中、そのアルナウトビッチが13分に先制ゴールをマーク。そして26分にアルナウトビッチのアシストからFWラウタロ・マルティネスが加点してリードを広げた。 後半開始3分に1点差とされたものの、55分にDFヤン・アウレル・ビセックがCKからゴールを挙げ、勝利を取り戻して首位を堅守し、バイエルンとのリターンマッチに向かうことに成功した。 S・インザーギ監督は1ゴール1アシストのアルナウトビッチを称賛した。 「今日は素晴らしいパフォーマンスだった。ラウタロのゴールも大半はアルナのアシストによるものだった」 試合自体はカリアリ相手にピンチを迎える場面もあり、盤石とは言えなかった。 「この試合には本当に気を配って簡単ではないと考えていた。1点差とされたが、残りの時間を集中力を保ってくれた。昨季は49試合を戦ったが、今季はこの時点で48試合だ。非常に過酷なシーズンだが、我々には乗り越えられるスカッドがあり、全員が犠牲を払ってくれている」 一方で途中出場し、軽率なボールロストをしていたテュラムにはお灸を据えた。 「マルクスには腹が立った。試合終了後にもっと違う対応をすべきだと伝えた。今後はあのようなことは二度としないだろう」 2025.04.13 12:30 Sun
3

強敵バイエルン撃破でベスト4進出のインテル、S・インザーギ監督は「我々の努力が報われた結果」と胸を張る

インテルのシモーネ・インザーギ監督が16日に行われ、2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエルン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-1で先勝していたインテルはゴールレスで迎えた後半、52分にFWハリー・ケインにゴールを許して2戦合計スコアで振り出しに戻される。 それでも6分後にFWラウタロ・マルティネスがすかさず勝ち越しゴールを挙げると、61分にDFバンジャマン・パヴァールが恩返し弾を決めてリードを広げた。 その後、1点差とされたインテルだったが、2戦合計スコア4-3で逃げ切り、2季ぶりのベスト4進出としている。 S・インザーギ監督は強敵バイエルン撃破を喜んだ。 「素晴らしい夜だった。非常に強い相手に対してサポーターの皆さんは本当に大きな声援を送ってくれた。バイエルンは2試合とも素晴らしいプレーを見せ、何としても準決勝進出を狙う相手に対し、我々は素晴らしいパフォーマンスを見せた。互いを助け合い、チームのために自分を犠牲にした。それがバイエルンのようなチームに勝つ唯一の方法だ」 「彼らはサン・シーロでの過去4戦全てで勝利している。厳しい戦いになることは覚悟していたが、この結果は我々の努力が報われた結果だ。我々は大きな誇りを持って準決勝に臨み、この旅路がこれからも続いていくことを願っている」 準決勝に進出したインテルは決勝進出を懸けてバルセロナと対戦する。 2025.04.17 08:15 Thu
4

インテルに競り負けたバイエルン、コンパニ監督は「2試合とも素晴らしい試合を戦った」と前を向く

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が16日に行われ、2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのインテル戦後にコメントした。 ホームでの1stレグを1-2で落としていたバイエルンはゴールレスで迎えた後半、52分にFWハリー・ケインがゴールを決めて2戦合計スコアで同点とした。 しかし、FWラウタロ・マルティネス、DFバンジャマン・パヴァールに立て続けにゴールを許して2戦合計スコア2-4とリードを広げられてしまう。 76分にCKからDFエリック・ダイアーが1点差に詰め寄るゴールを挙げたが、一歩届かず2季連続ベスト4進出はならなかった。 コンパニ監督はミュンヘンでのCL決勝を戦えないことを悔やみながらも素晴らしい試合ができたと自負した。 「サッカーは細部に左右される。試合の流れを見れば失点場面以外、何もさせなかっただろう。インテルのセットプレーとカウンターの強さはわかっていたが、それでも我々はチャンスを作り、危険な存在だったと思う。ミュンヘンでの決勝を戦えないのは辛い事実だが、人生は続く。サッカーもそうだ。我々には新たな挑戦が待ち受けている。2カ月後にはクラブ・ワールドカップに出場し、再びタイトル獲得を目指す」 「落胆するのは当然だ。今回の敗退は辛いが、我々にもチャンスはあった。現在、ヨーロッパで最も強いチームの一つと、2試合とも素晴らしい試合を戦った。この経験から学び、今後の展開に期待を寄せなければならない」 2025.04.17 09:00 Thu
5

【CL準々決勝プレビュー】堅守インテルの逃げ切りか、強力攻撃陣のバイエルンが逆転か《インテルvsバイエルン》

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、インテルvsバイエルンが日本時間16日28:00にキックオフされる。先週行われた1stレグではインテルが2-1と競り勝ちホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得た一戦だ。 敵地での1stレグをFWラウタロ・マルティネスとMFフラッテージ弾で競り勝ち、2季ぶりのベスト4進出に近づいたインテルは、直近のカリアリ戦ではスタメンを半数ほど入れ替えた中、3-1と快勝しセリエAで首位を堅守している。S・インザーギ監督の巧みなマネジメントが光る中、負傷明けのラウタロが2戦連発中とバイエルンとのリターンマッチに向けて状態を上げている。 一方、途中出場のMFミュラー弾で一時追いついたものの競り負けたバイエルンは、直近のドルトムントとのデア・クラシカーでは途中出場FWニャブリの1ゴール1アシストの活躍で白熱のドローとし、こちらも首位を堅守。ただ、スタメンを入れ替えず強度の高い試合を戦っており、インテルに比べるとコンディション面で不利となっている。2季連続のベスト4進出へ強力攻撃陣が堅守インテルを打ち破れるかが注目だ。 ◆インテル◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン GK:ゾマー DF:パヴァール、アチェルビ、バストーニ MF:ダルミアン、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ FW:ラウタロ・マルティネス、テュラム 負傷者:DFダンフリース、MFジエリンスキ 出場停止者:なし 1stレグのスタメンからはカルロス・アウグストに代わって直近のカリアリ戦で先発したディマルコがスタメンとなるか。 ◆バイエルン◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン GK:ウルビヒ DF:ライマー、ダイアー、キム・ミンジェ、スタニシッチ MF:キミッヒ、ゴレツカ MF:オリーズ、ミュラー、サネ FW:ケイン 負傷者:GKノイアー、DF伊藤洋輝、アルフォンソ・デイビス、ウパメカノ、MFムシアラ 出場停止者:なし ノイアーは間に合わず引き続きウルビヒがゴールマウスを守る。1stレグでは途中出場から一時同点弾を挙げたミュラーが先発するかが注目される。 ★注目選手 ◆DFフランチェスコ・アチェルビ(インテル) 1点のアドバンテージがあるインテルの注目選手にはディフェンスリーダーのアチェルビを挙げたい。ここまで今季のCLで3失点と圧倒的な堅守を誇るインテル。ケガがちな今季のアチェルビだったが、2月に復帰して以降は再びインテルの守備の要に。バイエルンとの1stレグでも老獪なディフェンスで強力攻撃陣相手にうまく立ち回っていた。FWケインが「トップクラスの選手たちと対峙してきた経験とノウハウが豊富」と認める37歳のベテランDFがインテルを2季ぶりのベスト4進出に導くか。 ◆FWハリー・ケイン(バイエルン) 対するバイエルンの注目選手にはアチェルビを称賛していたケインを挙げたい。1stレグではポストにシュートが嫌われるなど好機を仕留めきれなかったケイン。「世界最高のDFたちと対戦するは楽しい」と話していた世界最高峰の点取り屋は堅守インテルからゴールをこじ開け、バイエルンを2季連続ベスト4に導けるか。 2025.04.16 18:01 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly