千葉vs甲府はスコアレスドロー、勝ち点「1」を分け合う結果に【明治安田J2第28節/延期分】

2022.08.17 21:15 Wed
17日、延期されていた明治安田生命J2リーグ第28節のジェフユナイテッド千葉vsヴァンフォーレ甲府がフクダ電子アリーナで行われ、0-0のドローに終わった。

ホームで敗戦を喫したFC町田ゼルビア戦から中2日の千葉と、ロアッソ熊本戦から中3日の甲府。新型コロナウイルスの影響によって延期となっていたこの一戦、両チームとも短い準備期間のなかで臨んだ。

前半は互いに決定機を作れず。共にアグレッシブな姿勢は見せるなか、甲府がピッチの横幅を広く使いながら、ボールも人も動いてポゼッションを支配。だが、[5-4-1]のブロックを敷く千葉をこじ開けるには至らない。
甲府は30分、鳥海が自陣でルーズボールを回収し、ドリブルで敵陣深い位置まで持ち運ぶ。最後はウィリアン・リラがボックス内で左足を振り抜くも、このシーンは千葉DFの身体を張ったブロックに防がれる。

一方の千葉は櫻川ソロモンやブワニカ啓太が起点となって局面の打開を目論むも、出足の鋭い甲府のディフェンスに苦しみ、効果的な攻撃に繋げられず。前半はシュート0に終わった。
後半も引き続き甲府のペースで推移したが、最初の決定機は千葉。72分、自陣左サイドの田口が右サイドからゴール前へ斜めのスプリントをした末吉に対角のロングボールを供給。末吉はボックス内でGKとの1対1になるが、左足のシュートはGK岡西に阻まれ、絶好のチャンスを逃した。

80分にはサイドからチャンスを演出。左サイドの見木がファーサイドへアーリークロスを送ると、走り込んだ田邊が懸命に右足を伸ばして折り返し。しかし、ボールはGKにキャッチされ、ゴールには至らなかった。

千葉が終盤に来てゴールを予感させたが、結局両チームともネットを揺らすことはできず0-0で試合終了となった。千葉は主力DFが相次いで離脱しているなか、若手中心の最終ラインで甲府を完封。一方の甲府は新加入のDFエドゥアルド・マンシャがデビュー。マンシャは攻守にわたって存在感を示すなど、両チームとも少なからず収穫は得たはずだ。

◆第28節
▽8月17日(水)
ジェフユナイテッド千葉 0-0 ヴァンフォーレ甲府

▽7月23日(土)
いわてグルージャ盛岡 1-3 FC町田ゼルビア
アルビレックス新潟 2-3 ファジアーノ岡山
徳島ヴォルティス 0-0 FC琉球
ベガルタ仙台 1-2 V・ファーレン長崎
モンテディオ山形 0-1 ザスパクサツ群馬
栃木SC 2-1 レノファ山口FC
大宮アルディージャ 0-0 ブラウブリッツ秋田

▽7月24日(日)
東京ヴェルディ 0-1 横浜FC
ロアッソ熊本 3-0 ツエーゲン金沢

▽8月23日(火)
《19:00》
水戸ホーリーホック vs 大分トリニータ

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