【プレミア注目プレビュー】2強崩し狙うブルーズとスパーズが激突! 開幕連勝懸けたロンドン・ダービー

2022.08.14 12:00 Sun
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プレミアリーグ第2節、チェルシーvsトッテナムが、日本時間14日24:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。マンチェスター・シティ、リバプールの2強崩しに挑む、第3の優勝候補が対峙する今季プレミア最初のビッグマッチだ。

ロシア・ウクライナ情勢によって昨シーズンの終盤にアブラモビッチ体制が急遽終焉を迎えたチェルシー。そのピッチ外の混乱によってピッチ内でも調子を落としたチームだが、トッド・ベーリー率いる新オーナーグループへの売却が決定した最終盤に勝ち点を積み重ねた結果、最低限の3位フィニッシュを決めた。

ただ、オーナー交代による余波は続きDFリュディガー、DFクリステンセンの契約満了による退団、トゥヘル体制で苦戦が続いたFWルカク、FWヴェルナーが移籍と、主力クラスがこぞってクラブを離れた。一方、新戦力補強は難航を極めトップターゲットにことごとく振られ、現時点で主力クラスの補強はFWスターリング、DFクリバリ、DFククレジャにとどまる。

それでも、前指揮官ランパードと対峙したエバートンとの開幕戦ではパフォーマンス面で課題を残したものの、前述の新戦力が上々のデビューを飾り、MFジョルジーニョのPKによる1点を守り切って1-0の白星スタート。今回のホーム開幕戦ではその勢いを生かして宿敵を撃破し、第3の優勝候補として名乗りを挙げたい。

一方、ヌーノ前監督の下で厳しい序盤戦を過ごしながらも、コンテ新監督の就任と、今冬の補強で大きな変貌を遂げたトッテナム。最終的にアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドを蹴落とし、劇的な形でのトップ4フィニッシュを成し遂げた。

さらに、クラブもここが勝負所と見たか、今夏の移籍市場ではオーナーグループからの資金調達もあり、MFペリシッチやFWリシャルリソン、MFビスマ、DFラングレといった実力者を積極補強。多くを要求するイタリア人指揮官を全面的にパックアップしている。

サウサンプトンとの開幕戦は昨季後半戦の主力メンバーで臨む形となったが、両エース不発に関わらず、MFクルゼフスキの1ゴール1アシストに、課題の両ウイングバックがゴールに絡む決定的な仕事をみせ、チームとしての成長を感じさせる4-1の快勝スタート。指揮官、選手共に今季への大きな自信を口にする中、鬼門の地で天敵を破り、真のタイトルコンテンダーとしての実力を証明したい。

なお、実力拮抗のノースロンドン・ダービーと異なり、両者の対戦はチェルシーが圧倒的な戦績を残しており、直近の公式戦6試合では5連勝を含む6戦無敗。さらに、この間にチェルシーは1度の失点も許していない。また、トッテナムはスタンフォード・ブリッジを極端に苦手としているが、昨季終盤戦からの勢いを生かし、3-1で勝利した2018年1月以来、4年半ぶりの鬼門攻略を狙う。

◆チェルシー◆
【3-4-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:メンディ
DF:アスピリクエタ、チアゴ・シウバ、クリバリ
MF:リース・ジェームズ、カンテ、ジョルジーニョ、ククレジャ
FW:マウント、スターリング、ハヴァーツ

負傷者:MFコバチッチ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者はヒザを痛めているコバチッチのみだが、バルセロナ移籍が迫るマルコス・アロンソもプレーする意思を示しておらず、招集外となる。

開幕戦では昨季に続いてメインシステムの[3-4-2-1]を採用したが、昨季の4試合の対戦では3試合で4バックを採用しており、システム変更の可能性も想定される。

スタメンは開幕戦からチルウェルに代えてククレジャを初スタメンで起用する以外、同じメンバーの継続を予想。ただ、相手の高速アタックへの対策からリース・ジェームズを3バックの右、ロフタス=チークを右ウイングバックで起用する形や、初戦でパフォーマンスが今一つだったマウントか、ハヴァーツに代えてブロヤを抜擢するプランもありそうだ。

◆トッテナム◆
【3-4-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:ロメロ、ダイアー、ベン・デイビス
MF:エメルソン、ベンタンクール、ホイビュルク、セセニョン
FW:クルゼフスキ、ケイン、ソン・フンミン

負傷者:DFラングレ、MFスキップ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。逆に、開幕戦をサスペンションで欠場したリシャルリソンが起用可能に。負傷者に関してはプレシーズン終盤に負傷したスキップに加え、コンディションの問題を抱えるラングレの2選手が欠場となる。

スタメンは快勝した開幕戦と同じメンバーとなる可能性が高い。変更点があるとすれば、エメルソンとセセニョンの両ウイングバックにドハーティ、ペリシッチが入るぐらいか。

★注目選手
◆チェルシー:DFカリドゥ・クリバリ
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セリエA屈指のセンターバックがプレミア初挑戦。ナポリの財政難の影響もあり、31歳にして今夏イングランドへ渡ったセネガル代表DF。リュディガーの後釜としての加入となった中、ほぼぶっつけ本番で臨んだエバートンとのデビュー戦では後半半ばに珍しく足を攣って途中交代となったが、攻守両面でさすがの存在感を放った。

単純なフィジカルレベルでは前任者には及ばないが、カルチョ仕込みの的確なポジショニング、カバーリング、読みを利かせた守備はチアゴ・シウバ同様に洗練。さらに、ジョルジーニョと共に元チェルシー指揮官サッリの下で主力を担っていたこともあり、ビルドアップの局面でも安定感が際立つ。完全に押し込んだエバートン戦では効果的な立ち位置から正確な配球をみせ、決勝点に繋がるPK奪取の起点にもなった。

わずか1試合でチェルシーファンの信頼を掴みつつあるクリバリだが、やはり真価が試されるのは、ケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキとリーグ最高のアタッキングユニットとの呼び声高いスパーズのトリデンテと対峙するダービーでのパフォーマンスだ。

マッチアップの相手はセリエAでも対戦経験があるクルゼフスキとなるが、速さと強さ、巧さを兼ね備える両エースとの初対決は、勝敗のカギを握る重要なものとなるはずだ。

◆トッテナム:FWソン・フンミン
Getty Images

昨季の得点王が宿敵相手に今季初ゴール狙う。昨季はキャリアハイの23ゴールを挙げてリバプールFWサラーと共に、アジア人史上初のプレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミン。リバプールでPKキッカーを務めるサラーに対して、PKによるゴールなしでの偉業達成はより価値のあるものとなった。

そのスパーズの両エースの一角は、サウサンプトンとの開幕戦でもチームの決勝点をアシストする決定的な仕事を果たした一方、前後半に訪れた決定機を決め切ることができず。今季初ゴールはお預けに。

プレシーズンから好調を維持しており、セインツ戦でも動き自体は悪くなかったが、相棒ケインを含めサラーやハーランド、ヌニェス、ガブリエウ・ジェズスら熾烈な得点王争いが見込まれる中、早い段階での今季初ゴールがほしいところだ。

対チェルシーはチーム同様に苦手としており、12試合2ゴールの数字にとどまっている。ただ、今季のチームは各ポジションで大幅なスケールアップを遂げ、クルゼフスキやペリシッチ、リシャルリソンといった相棒ケイン以外のチャンスの供給源が増えており、これまでの対戦時に比べて間違いなくチャンスの数は多いはずだ。

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【ラ・リーガ注目プレビュー】今季最初の首都決戦! 王者レアル優位もアトレティコが開幕連勝ストップ狙う

ラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーによるマドリード・ダービーが、日本時間18日28:00にシビタス・メトロポリターノでキックオフされる。好対照の序盤戦を過ごす両雄による今季最初の首都決戦だ。 昨季3位からの巻き返しを図るアトレティコは、第5節終了時点で3勝1分け1敗で7位に位置する。ヘタフェとの開幕戦ではFWモラタのドブレーテ、FWフェリックスの3アシストと新生2トップの活躍で快勝スタートを飾ったが、以降は試合ごとにパフォーマンスの波が大きく、ビジャレアル、レアル・ソシエダとの強豪対決で勝ち点を取りこぼした。 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では因縁の相手であるポルトを相手に後半アディショナルタイムの2ゴールで劇的な勝利を飾ったが、直近のレバークーゼン戦では終盤の2失点によって今季欧州での初黒星を喫した。 本職MFであるヴィツェルのセンターバック起用やレンタルバックのモラタやDFモリーナの新戦力の存在もあり、昨季からマイナーチェンジを施したが、基本的な戦い方に大きな変化はない。そういった中、今季初のビッグマッチでは、ここまで実力を計りかねるチームの現在地が窺える一戦となるはずだ。 一方、昨季のプリメーラ&欧州王者であるレアルは、ラ・リーガ唯一の開幕5連勝を含む公式戦8連勝と、今季も圧倒的な勝負強さを発揮。各試合に目を向ければ、90分を通して圧倒するゲームは少ないものの、最終スコアを見れば、圧勝といえる試合巧者の戦いぶりが際立つ。 今夏も引き続きピンポイント補強を敢行したなか、主砲ベンゼマのバックアップを逃したことが大きな痛手になるかに思われたが、そのエース不在となった直近の3試合(負傷したセルティック戦を含む)ではFWヴィニシウス、FWロドリゴの若手セレソンコンビ、MFバルベルデら若手が躍動。アピールが必要なFWアザールやFWアセンシオも目に見える数字を残し、チーム全体でフランス代表FWの穴を埋めている。 とはいえ、ここまではベティスやセルティック、RBライプツィヒと、対戦相手が“強豪”レベルにとどまっており、メガクラブと対峙する今回のダービーではMFカゼミロが旅立った新たな中盤を含め、王者の真価が試されることになる。 なお、昨季の対戦成績は1勝1敗の五分。直近のアトレティコのホームゲームではシメオネのチームが、MFカラスコのゴールで1-0の勝利。リーグ戦で実に12試合ぶりの白星を挙げた。ただ、当時のレアルはリーグ優勝をほぼ確実とし、CLの戦いに集中するため大幅にメンバーを落としており、今回の試合でもアンチェロッティのチームが優位と言える。 ◆アトレティコ・マドリー◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:ヘイニウド、ヴィツェル、エルモソ MF:モリーナ、マルコス・ジョレンテ、コケ、デ・パウル、カラスコ FW:モラタ、フェリックス 負傷者:GKオブラク、DFヒメネス、サビッチ、レギロン、MFレマル コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはヒメネス、サビッチの欠場が濃厚で、筋肉系のトラブルを抱えるレギロン、レマルも微妙な状態。その一方で、直近の公式戦2試合を欠場した守護神オブラクはトレーニングに復帰しており、指揮官もダービー出場を明言している。 スタメンに関しては3バックと中盤の人選に注目。スピードのある相手アタッカー陣に対してヴィツェル、フェリペでは心もとなさもあり、左利きのヘイニウドを3バックの右に置きヴィニシウスにあてて同じ左利きのエルモソを3バックの左に置く形を予想。中盤ではマルコス・ジョレンテ、サウールをウイングバックに置き、コンドグビアを中央に置く形も考えられる。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:カルバハル、リュディガー、アラバ、メンディ MF:モドリッチ、チュアメニ、クロース FW:バルベルデ、ロドリゴ、ヴィニシウス 負傷者:MFルーカス・バスケス、FWベンゼマ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては今月初めに負傷したベンゼマに加え、前節のマジョルカ戦で負傷したルーカス・バスケスが間に合わず、招集メンバー外となった。 スタメンに関しては前述のメンバーを予想したが、負傷明けのミリトンの状態次第では、リュディガーかメンディがベンチに回る形となる。また、中盤と前線ではカマヴィンガ、アザール、アセンシオが抜擢される可能性もある。 ★注目選手 ◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> スーパーサブとしてダービー勝利に導けるか。今回のダービーではヴィツェルやヘイニウドのディフェンスライン、古巣対戦のモラタやフェリックスにも注目が集まるものの、勝敗に直結する仕事という部分で元バルセロナFWのパフォーマンスに注目したい。 昨夏、古巣へ電撃復帰を果たしたものの、公式戦39試合(2522分)出場でわずかに8ゴールと思うような数字を残せず。そういったなか、財政面で問題を抱えるクラブは、費用対効果が悪い31歳の完全移籍での買い取りを嫌い、「45分間以上出場した試合数が出場可能試合全体の50パーセントを超えた場合、4000万ユーロでの買い取り義務が生じる」との契約条項が発動しないよう、今季はプレータイムを意図的に制限している。 ただ、このプレータイムの制限はここまでグリーズマンのパフォーマンスにポジティブな形で働いており、今季は公式戦7試合(192分)出場で3ゴールを記録。守備面での貢献を含め、昨季に比べてピッチ上での存在感は大きなものとなっている。 今後、バルセロナとアトレティコの交渉によってより安価な金額での完全移籍移行との報道もあり、今後はスタメン起用も増えてくると見られるが、今回のダービーでは引き続きジョーカーの役割を担うことになるはずだ。投入時のスコアがリード、イーブン、ビハインドのいずれになるかは分からないが、攻守両面で百戦錬磨のアタッカーの活躍が重要となる。 ◆レアル・マドリー:FWロドリゴ・ゴエス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220917_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 勝負強さと一貫性でエースの代役候補筆頭。ダービー初参戦のチュアメニもキープレーヤーの一人だが、アザール、アセンシオを押しのけてセンターフォワードでの起用が見込まれる21歳のアタッカーのパフォーマンスに注目したい。 特大の才能の片りんを見せた加入1年目からやや伸び悩みの傾向が顕著だったロドリゴだが、先輩ヴィニシウスに触発されるように昨季後半から完全ブレイクの兆しを見せる。今年4月以降の公式戦ではCLのチェルシー戦、マンチェスター・シティ戦での圧巻のパフォーマンスを含め、限られた出場時間の中で公式戦18試合9ゴール5アシストと見事な数字を残している。 負傷で出遅れた今季のラ・リーガ3試合では全試合でゴールかアシストを記録し、勝ち点3奪取の立役者となった。あくまで主戦場は右ウイングも、直近のマジョルカ戦の後半とライプツィヒ戦ではセンターフォワードでプレー。前線での起点づくり、ディフェンスラインとの駆け引きなどのレパートリーにない動きは今一つだったが、ヴィニシウスとの連携や果敢な仕掛けで十分な存在感を放った。 今回の試合でも引き続きセンターフォワードでのプレーが予想されるなか、直近2試合を教訓に、より自身の持ち味が生きる形のプレーでライバルの守備に揺さぶりをかけ、持ち味の勝負強さを発揮したい。 2022.09.18 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】3連勝で復調ユナイテッドと開幕5連勝の絶好調アーセナルが激突!

プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが、日本時間4日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕連敗からの3連勝と出入りの激しい序盤戦を過ごす赤い悪魔と、開幕5連勝で首位をキープする絶好調のガナーズによる注目のビッグマッチだ。 テン・ハグ新監督の下で捲土重来を期すシーズンに臨むユナイテッドだが、開幕2試合はブライトン、ブレントフォードに低調なパフォーマンスで連敗する最悪なスタートに。それでも、負傷者続出とはいえ格上のリバプール相手のホームゲームで会心の今季初勝利を挙げると、以降はサウサンプトン、レスター・シティを相手に内容面で課題を残しながらも2試合連続の1-0の勝利で3連勝を達成した。 自身の理想をひとまず脇に置き、守備の安定を最優先としたオランダ人指揮官の確かな手腕に加え、移籍市場終盤にはMFカゼミロ、FWアントニーと2人の実力派を獲得し、ここに来て名門復活への機運が高まる。その良いムードで迎える今季2度目のビッグマッチでは、リバプール戦同様に相手が手負いの状況にあるため、首位チームをきっちり叩いて上位浮上への足掛かりとしたい。 対するアーセナルは就任4年目となるアルテタ監督による長期的なプロジェクトが実を結び始め、開幕から唯一の5連勝で首位に立つ。ここまではボーンマスやレスターといった対戦相手に恵まれた部分もあるが、新エースのガブリエウ・ジェズスやジンチェンコが持つ勝者のメンタリティによって、これまででは勝ち点1どまりでもおかしくなかった接戦を勝ち切れている部分に大きな成長を感じる。 今季初のビッグマッチに向けては補強の失敗に加え、負傷者続出のボランチを中心に手負いの状況での戦いとなるが、アルテタのチームがトップ4フィニッシュではなく本気でリーグタイトルを目指すうえでは勝ち点3を持ち帰りたいところだ。 なお、昨シーズンの両者の対戦成績は1勝1敗の五分。ユナイテッドのホームゲームではFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍もあり、ホームチームが3-2で勝利。一方、アーセナルのホームゲームではFWサカに加え、DFタヴァレス、MFジャカと伏兵2人がゴールを挙げたノースロンドンのチームが3-1の勝利を収めている。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、マラシア MF:エリクセン、カゼミロ MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、エランガ FW:ラッシュフォード 負傷者:DFショー、ワン=ビサカ、ウィリアムズ、FWマルシャル、ペリストリ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはマルシャルが引き続き欠場となる他、軽傷を抱えるショーとワン=ビサカの両サイドバックも欠場の可能性がある。 スタメンに関しては中2日の過密日程を考慮し、数人の入れ替えを予想。中盤ではマクトミネイに代わって、直近2試合途中出場のカゼミロが満を持して初スタメンとみる。また、アーセナルをリスペクトした場合、エリクセンに代えてより守備的なフレッジをカゼミロとのセットで起用する可能性もある。 前線はプレータイムをコントロールしていることもあり、引き続きサンチョ、エランガ、ラッシュフォードの起用を予想。ただ、エランガに代えてクリスティアーノ・ロナウドを起用し、ラッシュフォードを左に配置する形も想定される。エールディビジ史上最高額での加入となったアントニーはベンチスタートが濃厚だ。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:冨安健洋、サリバ、ガブリエウ、ティアニー MF:ホワイト、ジャカ MF:サカ、ウーデゴール、マルティネッリ FW:ガブリエウ・ジェズス 負傷者:GKラムズデール、DFジンチェンコ、MFトーマス、エルネニー、ウーデゴール、FWネルソン コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはジンチェンコ、トーマス、エルネニーの3選手が引き続き欠場となる。さらに、アストン・ビラ戦でそれぞれ太もも、足に軽傷を負った守護神ラムズデール、主将ウーデゴールにも欠場の可能性がある。 スタメンに関してはラムズデール、ウーデゴールがプレー可能と仮定して前述のメンバーを予想。仮に起用が難しい場合は、新加入のGKターナーがデビューを飾り、スミス・ロウがキャプテンの代役を担うことになる。 ビラ戦と全く同じメンバーの可能性も十分に考えられるが、守備面で大きな不安要素となるサンビ・ロコンガに代えてホワイトを中盤で起用し、冨安健洋を右サイドバックで初先発させるとみる。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFカゼミロ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ビッグマッチで満を持してのスタメンデビューへ。モドリッチ、クロースと黄金の中盤形成し、レアル・マドリーの多くのタイトル獲得に貢献したカゼミロ。しかし、今夏の移籍市場終盤に届いたユナイテッドからの好オファーを受け入れ、30歳にして自身初のプレミアリーグ挑戦を選択した。 ここまではコンディションや戦術への適応を考慮され、サウサンプトン、レスター戦ではリード時のクローザー役という限定的な役目を担う。投入時にチームがガス欠気味ということもあり、攻撃面での本領発揮には至らないが、持ち味のボール奪取、的確なプレー判断と百戦錬磨のホールディング・ロールとしての存在感を早くも示す。そして、満を持してのスタメンデビューが期待される今回のアーセナル戦では、好調な相手に対して攻守両面での本領発揮が期待されるところだ。 年功序列の傾向が強いセレソンにおいて後輩である3人のガブリエウに睨みを利かせつつ、マドリーの後輩であるウーデゴール(スミス・ロウ)というトップ下の選手をきっちり抑え込みたい。攻撃ではまだまだ不安定なビルドアップの起点となりつつ、B・フェルナンデス、エリクセンという名プレースキッカーが揃う中で攻撃時のセットプレーでも勝負強さを発揮したい。 ◆アーセナル:FWガブリエウ・ジェズス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220903_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> かつての宿敵相手に新エースとしての真価試される。今夏の移籍市場でハーランド、アルバレスと2人のストライカーを加えたマンチェスター・シティを去り、多くのオファーが舞い込んだ中でアーセナル行きを決断したジェズス。かつて指導を受けたアルテタの熱心なラブコールもあり、CL出場やタイトルへの野心を脇に置き、定期的なプレータイム、エースとしてのプレーを求めた25歳は、ここまで自身の選択の正しさを個人としてもチームとしても証明している。 プレシーズンの大活躍によってすぐさまエースとしての信頼を獲得すると、ここまでの5試合では3ゴール3アシストを記録。その数字以上に攻守両面での存在感が際立つ。 わずか数試合でオーバメヤンやラカゼットといったかつてのエースストライカーの存在を完全に忘れさせるブラジル代表FWだが、やはり真のエースとなるためにはビッグマッチでの活躍が必須。 シティ時代の対ユナイテッドとのリーグ戦は通算9試合に出場。しかし、ここまでゴールもアシストもなく、対戦成績でも3勝2分け4敗と負け越している。したがって、アーセナルのプレーヤーとして臨む最初のゲームでは初ゴールを奪い、チームを6連勝に導きたい。 2022.09.04 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】スタートダッシュ失敗の名門2クラブが初勝利懸けて激突!

プレミアリーグ第3節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間22日28:00にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕スタートダッシュに失敗した名門2クラブによる、今季初勝利を懸けたマンデーナイト開催のビッグマッチだ。 テン・ハグ監督を新指揮官に迎え、トップ4、リーグタイトル奪還に向けて新シーズンに臨んだユナイテッド。しかし、ライバルが積極補強で着実に力を付ける中、新戦力補強が難航した状況でシーズンをスタート。ピッチ上のパフォーマンスで周囲の不安を払しょくしたいところだったが、ブライトンとの開幕戦を1-2の敗戦で終えると、前節のブレントフォード戦ではオランダ人指揮官が志向する後方から繋ぐスタイルの中で多くのミスが出て、屈辱的な0-4の惨敗を喫した。 この散々な戦いぶりを受け、サポーターの怒りは早くも最高潮に達しており、グレイザーファミリーに対してはクラブ売却を求める声も挙がる。今週末にはレアル・マドリーの絶対的主力MFカゼミロ獲得を決定し、アヤックスFWアントニーの獲得交渉もここに来て進展が見え始めている。これで怒れるサポーターの溜飲も少なからず下がったが、やはりピッチ上での結果は重要。相手が手負いとはいえ、現状のチームがリバプール相手に勝ち点3を得られると考えるサポーターは少ないが、ライバル相手に戦う姿勢を見せると共に勝ち点奪取といきたい。 一方、昨季国内カップ戦2冠もチャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグでトロフィーにあと一歩届かなかったリバプール。今夏の移籍市場では将来への投資と共に、FWマネの退団、FWヌニェスの獲得という最小限のスカッド刷新にとどめ、継続路線を歩む。開幕直前のコミュニティ・シールドではマンチェスター・シティに快勝を収めたが、リーグ戦では思わぬ苦戦を強いられる。 10人近い負傷者に悩まされる中、昨季2部王者フルアムとの開幕戦を2-2のドローで終えると、ホーム開幕戦となった前節はFWルイス・ディアスの圧巻の個人技で敗戦を回避したものの、新戦力ヌニェスの愚行退場も響きクリスタル・パレス相手に1-1のドロー。開幕2戦未勝利と厳しい船出に。対戦相手と異なり、ここ2試合でのパフォーマンスは決して悲観すべきものではないが、リーグタイトル奪還に向けては序盤戦でのこれ以上の取りこぼしは許されない。 なお、昨シーズンの両者のリーグ戦での対戦はリバプールがアウェイで5-0、ホームで4-0といずれも大勝。ユナイテッドがリーグ戦で最後にリバプールに勝利したのは、2018年3月に行われたホームゲーム(2-1)まで遡る。また、両指揮官は一昨シーズンのCLグループステージで2度対戦しているが、クロップ率いるリバプールがテン・ハグ率いるアヤックスにいずれも1-0のスコアで勝利している。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ダロト、ヴァラン、マグワイア、マラシア MF:エリクセン、フレッジ MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード FW:クリティアーノ・ロナウド 負傷者:DFリンデロフ、FWペリストリ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはリンデロフとペリストリが引き続き欠場となる。また、注目のカゼミロは登録が間に合わず、スタンド観戦が濃厚。一方、ハムストリングのケガで開幕2試合を欠場しているマルシャルはチームトレーニングに復帰しており、試合に絡める可能性は十分にあるようだ。 システムに関しては併用する[4-2-3-1]と、[4-3-3]のいずれかを選択することになるが、バランス重視の前者の採用を予想。スタメンはセンターバックと左サイドバック、セントラルMFの人選に注目したい。 センターバックはヴァランの復帰が濃厚で、マグワイアかリサンドロ・マルティネスが外れることに。ヌニェス不在でリバプールの攻撃は高さを欠くため、空中戦の競り合いで不安を残すマルティネスの起用は可能だが、キャプテンのマグワイアを起用するとみる。また、開幕2試合低調なパフォーマンスが続くショーを外してマラシアの抜擢を予想。中盤では守備的なマクトミネイとフレッジを並べる可能性もあるが、エリクセンとフレッジのコンビを予想する。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、エリオット FW:サラー、フィルミノ、ルイス・ディアス 負傷者:GKケレハー、DFマティプ、コナテ、ラムゼイ、MFチアゴ、オックスレイド=チェンバレン、カーティス・ジョーンズ、FWジョタ コロナ陽性者:なし 出場停止者:FWヌニェス(1/3) パレス戦で退場のヌニェスが3試合停止の1試合目で欠場となる。負傷者に関しては、チアゴやコナテ、マティプといった前述のメンバーが引き続き欠場に。その一方で、前節欠場のフィルミノは練習に復帰しており、コンディション不良から回復したナビ・ケイタと共に起用可能だ。 スタメンに関しては前述の11人を予想。ただ、フィルミノの状態次第で、サラーを最前線に置きエリオットを右ウイングに配置するオプションの採用も考えられる。これに伴い、ミルナーかナビ・ケイタがインサイドハーフに入る形となる。その他ではアジリティに不安を抱えるフィリップスに代わってパレス戦途中出場のジョー・ゴメスがファン・ダイクの相棒を務めることになりそうだ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFクリスティアン・エリクセン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 不調ブルーノに代わる司令塔としてチームを勝利に導けるか。昨年のユーロ2020での心停止というアクシデントを乗り越え、ブレントフォードとデンマーク代表で復活を遂げた不屈の攻撃的MFは、今夏に名門復権を期す赤い悪魔へ加入。アヤックスのフィロソフィーを共有するテン・ハグ監督の信頼を集める中、直近2試合では偏りが顕著なスカッド事情の犠牲となり、ブライトン戦ではゼロトップ、ブレントフォード戦ではアンカーと無茶ぶりに近い役割を与えられ、古巣対戦ではGKデ・ヘアのもらい事故のような形で失点にも絡んだ。 ただ、プレシーズンを含め要所で持ち味の戦術眼、展開力を発揮しており、適切なポジションで起用されれば、昨季後半戦からパフォーマンスの低下が指摘されるポルトガル人司令塔に代わって間違いなくパスワーク、チャンスメークの中心を担うはずだ。 本領発揮はカゼミロ加入後となりそうだが、今回のリバプール戦では相手の強度の高いプレッシャーに対して、チーム全体が窮屈なプレーを強いられる中、プレス回避やカウンターの起点を担い、高精度のプレースキックで少ない決定機を演出したい。 ◆リバプール:FWルイス・ディアス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220821_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エースと共に攻撃牽引を期待。今冬にポルトから鳴り物入りで加入し、国内カップ2冠と共にCL準優勝、プレミアリーグ2位フィニッシュに大きな貢献を見せたルイス・ディアス。マネの退団によって左ウイングのレギュラーを確固たるものとし、新シーズンは絶対的なエースであるサラーと共に新エースとしての活躍が求められる。 前節のパレス戦では1点ビハインドを背負った上、ヌニェスの一発退場で苦境に陥ったチームを救う5人の守備者を無効化する圧巻のゴラッソで勝ち点1奪取の立役者に。同試合ではゴール以外にも献身的な守備、圧倒的な個の打開力で抜群の存在感を発揮し、ホームサポーターから大きな称賛を受けた。 今回のユナイテッド戦ではジョタ、ヌニェスの不在に加え、先発復帰濃厚のフィルミノもコンディションに不安を抱えており、10戦9ゴールでユナイテッドキラーとして知られるサラーと共に、いつも以上の奮闘が求められる。アンフィールドで戦った前回対戦では1ゴール1アシストの活躍を見せており、オールド・トラッフォードでもその再現を狙いたい。 2022.08.22 18:00 Mon
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【CL決勝プレビュー】因縁の両雄が4年ぶりにファイナルで再戦! リバプールのリベンジか、マドリーの返り討ちか…

チャンピオンズリーグ(CL)決勝、リバプールvsレアル・マドリーが、日本時間28日28:00にパリのスタッド・ドゥ・フランスでキックオフされる。世界屈指のタレントを擁するイングランドとスペインの名門が、4年ぶりにファイナルの舞台で激突する因縁の一戦だ。 2018-19シーズン以来7度目の優勝を目指すリバプールは、戦前に“死の組”と評されたグループBでアトレティコ・マドリー、ミラン、ポルトを相手に実力の差を見せ付けて全勝突破。決勝トーナメントではラウンド16でインテルに苦戦を強いられ、ホームでは今大会唯一となる0-1の敗戦を喫したものの、2戦合計2-1の僅差で突破。以降はベンフィカ、ビジャレアルとアウトサイダーとの連戦を無敗で切り抜け、3年ぶりのファイナル進出を決めた。 マンチェスター・シティとの最終節までもつれ込んだプレミアリーグ優勝争いでは、わずか1ポイント及ばず。2シーズンぶりの優勝はならず。これにより、イングランド史上初のクアドルプルを逃したが、すでにEFLカップ、FAカップを制したチームは、2000-01シーズンにUEFAカップ制覇で達成した“カップ・トレブル”の再現を狙う。 シーズン最終盤に入って負傷者が続出したものの、ウォルバーハンプトンとの最終節では復帰したFWサラーのゴールなどによって3-1の勝利。前述のインテル戦での黒星を最後に、15勝3分けの公式戦18戦無敗という最高の状態で今回の大一番に臨むことになった。 一方、2017-18シーズン以来最多14度目のビッグイヤー獲得を目指すマドリーは、インテルとシャフタール、シェリフと同居したグループDを順当に首位通過。決勝トーナメントではパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシー、マンチェスター・シティという優勝候補3チームと対戦した中、ラウンド16ではエースFWベンゼマによるベルナベウでのハットトリック、チェルシー戦とシティ戦では途中出場のFWロドリゴの値千金の働きに、ベンゼマとFWヴィニシウスの両エースの活躍によって2ラウンド連続で延長戦を制し、劇的な勝ち上がりで4年ぶりのファイナル進出を果たした。 ラ・リーガではバルセロナやアトレティコの躓きもあり、早い段階から独走態勢に入った中、4節を残して2シーズンぶりの優勝を決定。そのため、最終節のベティス戦のゴールレスドローを含め、消化試合となった残り4戦は1勝2分け1敗と振るわないものとなったが、フル稼働が続いた中盤の主力を含め、各自が今回の大一番に万全のコンディションで臨めそうだ。 なお、両チームはこれまで通算8度対戦しており、マドリーが4勝1分け3敗で勝ち越している。直近の対戦は昨シーズンのCL準々決勝でマドリーが2戦合計3-1で勝ち抜けを決めているが、やはり思い起こされるのは2017-18シーズンにウクライナのキーウで行われたファイナル。 DFセルヒオ・ラモス(現PSG)の肩固めによってサラーが負傷交代を強いられた中、GKカリウスの乱調によってベンゼマ、ベイルが後半に決めた3つのゴールによってマドリーが3-1の勝利を収め、通算13度目の優勝を決めている。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220527_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ FW:サラー、マネ、ルイス・ディアス 負傷者:DFジョー・ゴメス、MFファビーニョ、チアゴ、FWオリジ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはオリジが唯一の欠場者となるが、それ以外の全選手が起用可能な状態だ。 スタメンに関してはファビーニョとチアゴが負傷を抱えているが、直前のトレーニングをこなしており、スタートからの起用が可能と思われる。仮に、スタートから難しい場合はナビ・ケイタやカーティス・ジョーンズが代役を担う。 それ以外ではファン・ダイクの相棒にコナテ、ルイス・ディアスに代わってフィルミノ(ジョタ)を最前線に置き、マネを左に回すオプションも想定される。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220527_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース FW:バルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウス 負傷者:DFアラバ、FWベイル コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも遠征メンバー入りを果たしたが、アラバとベイルに欠場の可能性がある。 スタメンに関してはアラバの復帰を前提に前述の11人の起用を予想。アラバが難しい場合はナチョが代役を担う見込みだ。それ以外で変更点があるとすれば、右ウイングにロドリゴ、左のインテリオールにカマヴィンガが入るぐらいか。 ★注目選手 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220527_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リベンジに燃えるレッズのエース。今回のファイナルに出場するリバプールの選手で最もマドリーとの再戦を熱望していたエジプト代表FWは、準決勝の段階から「マドリーと戦いたい。彼らには決勝で負けているからね」と、物議を醸すことを承知でエルブランコとの再戦を希望するコメントを残した。 さらに、マドリーのファイナル進出が決まった直後には自身のSNSで「決着をつけなければならないことがある」と、改めて4年前のリベンジを誓った。 そのリベンジを果たしたいセルヒオ・ラモスはすでにチームを離れているが、奇しくも今回のファイナルの会場はロシアへの制裁によってサンクトペテルブルクから因縁の相手がプレーするパリへ変更。元スペイン代表が今回試合会場を訪れるかは不明だが、サラーの中でよりモチベーションが高まっていることは間違いないはずだ。 今シーズンのプレミアリーグ23ゴール14アシストで得点王とアシスト王をダブル受賞したエースは、今大会でも得点ランキング4位の8ゴールときっちり結果を残している。 今回のリベンジマッチではアレクサンダー=アーノルドと共にメンディ、ヴィニシウスとマッチアップするサイドでの攻防で優位性をもたらすと共に、宿敵のゴールネットを揺らしてチームを優勝に導きたい。 ◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220527_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> キャリア最高のシーズンを勝利で飾れるか。今シーズン、ここまでキャリアハイなる公式戦45試合44ゴールと圧巻の数字を残し、ラ・リーガ制覇と共に自身初のピチ-チ(ラ・リーガ得点王)を獲得した34歳のフランス代表FW。 大会連覇が期待されるカタール・ワールドカップの戦績次第ではあるものの、仮にCL制覇を成し遂げた場合、自身初のバロンドール受賞に向けて大きな後押しとなるはずだ。 今大会で得点ランキングトップの15ゴールを挙げるエルブランコの主砲は、PSGとの2ndレグ、チェルシーとの1stレグでの2試合連続ハットトリックを含め、5試合連続ゴール中と絶好調。また、昨季の2試合はいずれもノーゴールに終わったものの、対リバプールでは5戦4ゴールと得意としている。 ファビーニョ、ファン・ダイク、アリソンのセンターラインを中心にリバプールの堅守攻略は決して簡単ではないが、ヴィニシウスらと共にチームを勝利に導くエースの仕事を期待したい。 2022.05.28 12:00 Sat
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