メッシ、ネイマール揃い踏みのPSGが4発快勝で2年ぶり11度目の優勝!《トロフェ・デ・シャンピオン》

2022.08.01 05:07 Mon
Getty Images
トロフェ・デ・シャンピオン2022のパリ・サンジェルマン(PSG)vsナントが7月31日にイスラエルのブルームフィールド・スタジアムで行われ、4-0で勝利した。

リーグ・アン王座奪還に成功したPSGとクープ・ドゥ・フランス優勝のナントによる、新シーズンのフランスフットボール開幕を告げる一戦。

昨季までニースを率いたクリストフ・ガルティエ監督を新指揮官に迎えたPSGは、日本ツアーで見せた[3-4-3]のシステム採用。GKはドンナルンマを据え、3バックはマルキーニョス、セルヒオ・ラモス、キンペンベを起用。中盤は右からハキミ、ヴィティーニャ、ヴェッラッティ、メンデスと並べ、3トップは右にサラビア、左にネイマール、中央にメッシが入った。
立ち上がりから攻勢に出るPSGは14分、右CKをニアのサラビアがフリックすると、ファーサイドのキンペンベが頭で折り返したボールをゴール前のマルキーニョスがヘディングシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。

その後もナントを圧倒するPSGは22分、ネイマールのスルーパスが相手DFに当たるも、このボールに反応すしたメッシがボックス内に侵入。飛び出したGKを冷静にかわしゴールネットを揺らした。
このまま前半終了かと思われたが、PSGは前半アディショナルタイムに追加絵tんを奪う。バイタルエリア左でネイマールが倒されると、獲得したFKをネイマール自身が直接ゴール左に突き刺した。

後半に入っても主導権を握るPSGは57分、左CKの二次攻撃からヴェッラッティのループパスでゴールエリア左手前に走りこんだサラビアがボレーシュート。これはアいてGKに弾かれたが、こぼれ球に反応したセルヒオ・ラモスがヒールシュートでゴールネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すが膠着状態が続く。そんな中、PSGは81分にボックス中央でボールを受けたネイマールがカステレットに引き倒されると、主審は迷うことなくレッドカードを掲示した。また、これで獲得したPKはネイマールが難なくゴール右隅に沈めた。

結局、試合はそのまま4-0でタイムアップ。危なげない試合運びで快勝したPSGが2年ぶりの11度目の優勝を飾った。

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