昨季は2部で活躍のリバプール若手DF、新シーズンはボーンマスへのレンタルが濃厚か

2022.07.25 16:59 Mon
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リバプールのU-21オランダ代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ(20)が、ボーンマスへのレンタル移籍に近づいているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

オランダのズヴォレで17歳の時にファーストチームデビューを飾ったファン・デン・ベルフは、将来有望な若手として2019年夏にリバプールへ加入。初年度はカップ戦4試合に出場したが、翌シーズンは出場機会がまったく得られなかったこともあり、2021年2月にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドへ半年間のレンタル移籍という形で加入した。

プレストンで主軸の座をつかんだファン・デン・ベルフは、レンタル期間が1年延長されると昨シーズンは公式戦50試合に出場して2ゴール1アシストを記録。189cmの長身や右サイドバックでのプレーもこなすユーティリティ性を武器に、1シーズンを通して先発の座を守り続けた。
チャンピオンシップで大きく成長して今夏リバプールに帰還したファン・デン・ベルフだが、チームにはトップクラスのセンターバックが揃い、右サイドバックにもDFカルビン・ラムゼイが新たに加わったことから、再びレンタルに出される可能性が高い。

ファン・デン・ベルフに対して、高い関心を示しているのが昇格組のボーンマスだ。チームを率いるスコット・パーカー監督がファン・デン・ベルフを高く評価していることに加え、リバプールは昨夏もDFナサニエル・フィリップスをボーンマスに貸し出すなど、クラブ間の関係が良好である点も好材料となっている。
レンタル移籍が実現すれば、ファン・デン・ベルフは新シーズンをプレミアリーグで戦うことになり、順調なステップアップを果たすことになるだろう。

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