バイエルン退団のトリソが古巣リヨンへ5年ぶりの帰還! 「リヨンは僕の街」
2022.07.01 16:41 Fri
リヨンは1日、バイエルンを退団したフランス代表MFコランタン・トリソ(27)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までとなる。
「リヨンは僕の街だ。ここは自分が育った場所であり、気分が良く、とても喜んで戻ってきた。サポーターからたくさんの愛を感じているんだ。グルパマ・スタジアムで再び彼らと一緒に躍動するのが、待ちきれないよ」
リヨンの下部組織出身のトリソは、2014年にトップチームに昇格すると、在籍3年半で公式戦160試合に出場し、29ゴール17アシストを記録。その後、およそ4000万ユーロ(56億4000万円)の移籍金でバイエルンへ完全移籍した。
2021-22シーズンもふくらはぎの問題などで1カ月程度の離脱を3回繰り返しており、出場は22試合で、先発はそのうち12試合のみ。5月末には5年間の契約満了をもって退団が発表されていた。
なお、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットに続きトリソを帰還させたリヨンは、バルセロナで燻るDFサミュエル・ユムティティの復帰を画策しているとも言われている。
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5年ぶりに古巣帰還を果たした27歳MFはクラブ公式サイトを通じて、意気込みを語っている。「ここに戻ってきて、クラブの新しいプロジェクトに参加できることがとても嬉しいよ」リヨンの下部組織出身のトリソは、2014年にトップチームに昇格すると、在籍3年半で公式戦160試合に出場し、29ゴール17アシストを記録。その後、およそ4000万ユーロ(56億4000万円)の移籍金でバイエルンへ完全移籍した。
バイエルンでは1年目に公式戦40試合10ゴール7アシストをマークしたが、翌シーズンに前十字じん帯断裂と半月板損傷の大ケガを負うと、以降もケガの連続で、満足にシーズンをフルで戦えたのは1年目のみだった。
2021-22シーズンもふくらはぎの問題などで1カ月程度の離脱を3回繰り返しており、出場は22試合で、先発はそのうち12試合のみ。5月末には5年間の契約満了をもって退団が発表されていた。
なお、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットに続きトリソを帰還させたリヨンは、バルセロナで燻るDFサミュエル・ユムティティの復帰を画策しているとも言われている。
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