ミランがアチェルビに興味、すでに代理人に接触か
2022.06.26 15:21 Sun
ミランが、ラツィオのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ(34)獲得に動いているようだ。イタリア『スカイ』が報じている。
かつてミランに半年間だけ所属していたことのあるアチェルビは、ジェノアやキエーボ、サッスオーロを渡り歩き、2018年夏にラツィオに加入。192cmの長身を武器に移籍初年度からレギュラーに定着し、今季も公式戦36試合に出場。通算では173試合を数える。
しかし、昨年12月に自身のパフォーマンスを批判したウルトラスと対立。「クラブから去れ」とまで言われ、2025年まで契約を残す中、シーズン終了後に移籍願いを提出したと伝えられている。
一方、センターバックの補強に努める今夏のミランは、最大のターゲットとしていたリールのオランダ代表DFスヴェン・ボトマンの争奪戦はニューカッスルに敗れた模様。しかし、アチェルビはその代替策ではなく、あくまでバックアッパーとして興味を持っているようだ。
『スカイ』によれば、すでにアチェルビの代理人とは接触しているものの、クラブ間交渉には至っていないとのことだ。
かつてミランに半年間だけ所属していたことのあるアチェルビは、ジェノアやキエーボ、サッスオーロを渡り歩き、2018年夏にラツィオに加入。192cmの長身を武器に移籍初年度からレギュラーに定着し、今季も公式戦36試合に出場。通算では173試合を数える。
しかし、昨年12月に自身のパフォーマンスを批判したウルトラスと対立。「クラブから去れ」とまで言われ、2025年まで契約を残す中、シーズン終了後に移籍願いを提出したと伝えられている。
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