ミラン、リーベルの21歳MFに関心か レナト・サンチェス断念なら完全シフトも?

2022.06.21 16:11 Tue
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ミランリーベル・プレートのアルゼンチン人MFエンツォ・フェルナンデス(21)に対する関心を強めているようだ。

リーベル下部組織出身で、U-20アルゼンチン代表歴を持つエンツォ・フェルナンデスは機を見た前線への飛び出しや、正確かつ強烈なミドルシュートなどでゴールを狙う攻撃的セントラルハーフ。中盤低い位置からの広い視野を活かしたパスセンスにも光るものがあり、A代表デビューこそまだだが、これからの飛躍が期待される選手の1人だ。

2020年8月にリーベルのセカンドチームからデフェンサへのレンタル移籍を経験し、昨年7月には正式なファーストチーム昇格を果たしたエンツォ・フェルナンデス。現在は主力選手の1人として活躍しており、2022年シーズンはここまで公式戦24試合9得点6アシストを記録している。
イタリア『スカイ』によると、ミラン首脳陣らは中盤補強のトップターゲットとしてリールのポルトガル代表MFレナト・サンチェス(24)を見込んでいたものの、ここにきてパリ・サンジェルマン(PSG)行きの可能性も高まってきたことを受け、すでにリストアップされていたエンツォ・フェルナンデスへの関心を強めている模様だ。

ミランとしては現時点でポルトガル代表MFの確保に全力を挙げつつも、断念した場合は21歳のアルゼンチン人MFが新たなトップターゲットとなる可能性もあるようだ。なお、エンツォ・フェルナンデスには2000万ユーロ(約28億4000万円)のリリース条項が設定されているとみられており、ベンフィカウォルバーハンプトンなども動向を注視しているとされている。

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