クラブ売却を受け『Three』がチェルシーとのスポンサー契約凍結を解除
2022.06.16 22:10 Thu
チェルシーは16日、胸スポンサーを務めていたイギリスの通信会社『Three』とのパートナーシップが再開することを発表した。
2020年からチェルシーのユニフォームに大きく刻まれた「3」のロゴ。これは『Three』のロゴであり、当時は背番号に見えると違和感が話題となっていたが、今は見慣れたものとなった。
チェルシーとは年間4000万ポンド(約60億8000万円)とされるスポンサー契約を結んでいたが、今年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロマン・アブラモビッチ前オーナーの資産がイギリス政府に凍結。これにより、スポンサー契約を一時停止することを求めていた。
ユニフォームやスタジアムなどからのロゴの削除を求められていた中、チェルシーはクラブ売却に動いており、最終的には特別なライセンスが切れる前にトッド・ベーリー氏が率いるクリアレイク・キャピタル・コンソーシアムへと売却が成立。無事にクラブが活動を続けられることとなった。
これを受け、『Three』も正式にパートナー契約の停止を解除。再び共に歩むことが決定した。
2020年からチェルシーのユニフォームに大きく刻まれた「3」のロゴ。これは『Three』のロゴであり、当時は背番号に見えると違和感が話題となっていたが、今は見慣れたものとなった。
チェルシーとは年間4000万ポンド(約60億8000万円)とされるスポンサー契約を結んでいたが、今年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロマン・アブラモビッチ前オーナーの資産がイギリス政府に凍結。これにより、スポンサー契約を一時停止することを求めていた。
これを受け、『Three』も正式にパートナー契約の停止を解除。再び共に歩むことが決定した。
『Three』がスポンサーになってから、男子チームはチャンピオンズリーグとクラブ・ワールドカップで優勝。女子チームは国内リーグで4どの優勝に加え、カップ戦や女子チャンピオンズリーグも優勝するなど、多くのタイトルを獲得していた。
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