ソシエダが仏リーグ屈指の若手逸材FWチョを確保! クラブ間&個人間で合意

2022.06.13 06:00 Mon
Getty Images
レアル・ソシエダアンジェのU-21フランス代表FWモハメド=アリ・チョ(18)を獲得することが濃厚となった。フランス『レキップ』が報じている。

リーグ・アン屈指の若手タレントの18歳にはベティス、ドルトムント、フランクフルト、マルセイユ、レッドブル・ザルツブルクといったクラブがここまで関心を示していた。

だが、『レキップ』によると、ソシエダは1200万~1500万ユーロ(約17億~21億円)という金額でアンジェと合意。さらに、選手本人とも5年契約で合意に至ったとのことだ。
幼少期にパリ・サンジェルマンのアカデミーに在籍していたチョは、2015年に両親の仕事の関係でイギリスに移住し、エバートンのアカデミーに加入。しかし、2020年に16歳の誕生日を迎えると、母国フランスに戻り、アンジェとプロ契約を締結した。

そのアンジェでは2020年8月30日のボルドー戦でクラブ史上最年少(16歳7カ月と11日)でのトップチームデビューを飾ると、そのデビューシーズンではゴールこそなかったものの、リーグ戦21試合に出場。
そして、今シーズンはリーグ・アン第4節のスタッド・レンヌ戦で同じくクラブ史上最年少(17歳7カ月と10日)となるゴールを記録。以降、32試合に出場し4ゴールを挙げている。

右ウイングが主戦場も、屈強な守備者揃いのリーグ・アンでも当たり負けしない182cmの恵まれた体格を持つ左利きのアタッカーは、センターフォワードでもプレー可能。その爆発的な加速力とドリブルテクニック、コーディネーション能力の高さは、利き足は異なるものの、キャリア初期のフランス代表FWキリアン・ムバッペを想起させる。

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【ラ・リーガ第17節プレビュー】首位猛追のマドリー&アトレティコは自治州ダービー

先週末に行われた第16節では首位のバルセロナがドローに終わったなか、2位のレアル・マドリー、3位のアトレティコ・マドリーが揃って勝利。ともに1試合未消化のマドリードの2強が首位チームの背中を完全にとらえた。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りつき、ここから年末にかけてラ・リーガの戦いに集中できる状況に。そんななか、第17節では上位陣が揃ってボトムハーフの相手に取りこぼし厳禁の戦いに挑む。 2位のレアル・マドリーは今節、難所バジェカスで12位のラージョ・バジェカーノとのマドリード自治州ダービーに臨む。ジローナとの対戦となった前節は前半序盤こそ守勢を強いられるも、MFジュード・ベリンガムのリーグ5試合連続ゴールを皮切りに、後半はMFギュレル、FWムバッペの連続ゴールによって3-0の完勝。アスレティック・ビルバオ戦の敗戦からのバウンスバックに成功した。 続くチャンピオンズリーグ(CL)では公式戦14戦無敗と絶好調とのアタランタとのタフなアウェイゲームに3-2で勝利。先制点を決めたFWムバッペの負傷交代は痛恨も、FWヴィニシウスとベリンガムの連続ゴールを最後は泥臭く守り抜き、崖っぷちの状況からCLでも3試合ぶりの白星を挙げた。消耗激しいその一戦から中3日で臨む一戦ではムバッペ不在に加え、負傷明けのヴィニシウス、FWロドリゴが万全ではない状況のなか、絶好調のベリンガムとギュレルやFWブラヒム・ディアスら代役の活躍に期待したい。 そのマドリーを1ポイント差で追うアトレティコは、15位のヘタフェとホーム開催のオトラ・マドリード・ダービーに挑む。リーグ前節はセビージャとの壮絶な打ち合いを劇的に制した。MFデ・パウルのゴールで先制した後に3連続失点を喫したが、FWアントワーヌ・グリーズマンのドブレーテにMFリーノの鮮烈なミドルシュートで引っくり返した。 さらに、CLではスロバン・ブラチスラヴァ相手にFWアルバレスのゴラッソとグリーズマンの2戦連続ドブレーテによって3-1の完勝。公式戦連勝を二桁の大台に乗せた。11連勝を狙う今節は相性がいいヘタフェとのダービーとなるため、大量失点を喫したセビージャ戦から守備を修正しつつ、絶好調の攻撃陣の力で押し切りたい。 序盤の独走から一転してここ数試合では完全に足踏み状態が続くバルセロナは、残留圏内ギリギリの17位に低迷するレガネスとのホームゲームで2試合ぶりの白星を目指す。前節のレアル・ベティス戦は前後半にFWレヴァンドフスキ、FWフェラン・トーレスのゴールで2度のリードを得たが、そのリードを守り切れず。後半アディショナルタイムにFWアサネ・ディアオに喫した痛恨の失点によって連勝を逃した。 それでも、CLのドルトムント戦ではベティス戦同様に2度のリードを追いつかれる厳しい展開ながら、途中出場となったフェランのドブレーテの活躍によって3-2の勝利。試合運びに課題はありながらも敵地で重要な勝利を収めた。ある程度ターンオーバーが見込まれる一戦では15試合14得点と得点力不足を課題とする相手に対して、先制点が勝利のカギを握る。主砲にやや疲労が窺えるなか、フェランの公式戦3試合連続ゴールに期待したい。 MF久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは14位のラス・パルマスとのホームゲームに臨む。前節のレガネス戦は久保を起点としたMFブライス・メンデスのゴールで先制に成功すると、後半終盤にFWバレネチェア、FWオヤルサバルの連続ゴールで3-0の完勝。続くヨーロッパリーグ(EL)でもディナモ・キーウ相手に同じく3-0の勝利。公式戦5連勝を達成した。同試合では久保のアシストに加え、ようやく復調のオヤルサバルがドブレーテの活躍をみせ、余裕を持っての快勝となった。久保に関しては直近2試合で比較的後半の早い時間帯で途中交代となっており、今回の試合でも躍動感あるプレーが期待できそうだ。 前節、ビジャレアルとの上位対決を制し、ELでもフェネルバフチェとのアウェイゲームに完勝した4位のアスレティックは、16位のアラベスとのバスク自治州ダービーに挑む。トルコからの移動でコンディション面にやや不安はあるものの、公式戦連発中のFWイニャキ・ウィリアムズが決定的な仕事を見せてくれるはずだ。 FW浅野拓磨が前節、待望の戦列復帰を果たした8位のマジョルカは2ポイント差で9位のジローナとの中位対決に挑む。セルタ戦では10分も満たないプレータイムとなっており、今回もベンチスタートが濃厚な浅野だが、連敗中のチームに勝ち点3をもたらす活躍を期待したい。 その他では5位のビジャレアルと11位のベティスの強豪対決や、最下位のバジャドリーと19位のバレンシアによる下位対決にも注目だ。 《ラ・リーガ第17節》 ▽12/13(金) 《29:00》 バジャドリー vs バレンシア ▽12/14(土) 《22:00》 エスパニョール vs オサスナ 《24:15》 マジョルカ vs ジローナ 《26:30》 セビージャ vs セルタ 《29:00》 ラージョ vs レアル・マドリー ▽12/15(日) 《22:00》 アトレティコ・マドリー vs ヘタフェ 《24:15》 アラベス vs アスレティック・ビルバオ 《26:30》 ビジャレアル vs ベティス レアル・ソシエダ vs ラス・パルマス 《29:00》 バルセロナ vs レガネス 2024.12.13 19:00 Fri
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久保建英が先発のソシエダがラス・パルマスとゴールレスドロー…公式戦連勝が「5」でストップ【ラ・リーガ】

久保建英の所属するレアル・ソシエダは15日、ラ・リーガ第17節でラス・パルマスと対戦し0-0の引き分けに終わった。久保は67分までプレーしている。 公式戦5連勝中の8位ソシエダは、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節のディナモ・キーウ戦からスタメンを4人変更。ベッカーやオラサガスティ、ウルコ・ゴンサレスらに代えてセルヒオ・ゴメスやスビメンディ、チッチらをスタメンで起用。久保は[4-1-4-1]の右MFでスタメン出場している。 公式戦3試合負けなしの14位ラス・パルマスに対し、ソシエダは25分に最初の決定機を迎える。アゲルドのロングフィードから左サイドを駆け上がったセルヒオ・ゴメスがダイレクトクロスを供給すると、相手DFに当たったこぼれ球をオヤルサバルが左足で狙ったが、これは左ポストを直撃。 前半半ば以降は一進一退の展開が続くなか、久保は39分に右サイドでコンビを組むアランブルがエスーゴと激しく接触した場面で、ラス・パルマス側にお咎めなしだったことを受けてボールを思い切り地面に叩きつけると、これが抗議と受け止められてイエローカードを提示されていた。 ゴールレスで前半を終えたソシエダは、後半序盤の56分にこの試合最大のピンチを迎える。マルモルのスルーパスでボックス左に侵入したモレイロの折り返しを走り込んだサンドロ・ラミレスが左足のダイレクトシュートで合わせたが、これはクロスバーを直撃した。 その後、ソシエダは67分に久保とブライス・メンデスを下げてバレネチェアとオラサガスティを投入。77分にはオヤルサバルのラストパスからセルヒオ・ゴメスがチャンスを迎えたが、シュートは相手GKの正面をついた。 結局、試合はこのままタイムアップを迎え、下位相手に勝ち点3を逃したソシエダは公式戦の連勝が「5」でストップした。 レアル・ソシエダ 0-0 ラス・パルマス 2024.12.16 06:33 Mon

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