U-19日本代表が北野颯太のゴールで白星発進! GK木村凌也が圧巻の好守連発で完封勝利に貢献《モーリス・レベロトーナメント》
2022.05.31 22:59 Tue
U-19日本代表は31日、モーリス・レベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)でU-21アルジェリア代表と対戦し、1-0で勝利した。
2023年のFIFA U-20ワールドカップ(W杯)出場を目指すU-19日本代表にとって試金石となる今大会。3年ぶりとなる今大会の初陣に向けては新型コロナウイルス陽性判定の冨樫剛一監督が不在となった中、船越優蔵コーチを暫定指揮官に据えた。先発メンバーはGK木村凌也、MF山崎太新の大学生2選手を含め、全員が国内組の構成となった。
◆U-19日本代表(スターティングメンバー)
GK:木村凌也(日本大)
DF:中野伸哉(鳥栖)、菊地脩太(清水)、田中隼人(柏)、松田隼風(水戸)
MF:山根陸(横浜FM)、宇野禅斗(町田)
MF:升掛友護(柏)、北野颯太(C大阪)、山崎太新(筑波大)
FW:横山歩夢(松本)
立ち上がりからピッチコンディション、相手のフィジカルに苦戦して押し込まれる入りが続く日本。10分過ぎには縦へのシンプルなボール、カウンターからFWジェムシュにボックス内で続けて決定機を与えるが、ここはGK木村の見事な連続セーブで事なきを得る。
以降は北野らの背後へのランニングを軸に攻め手を窺う日本だが、なかなか攻め切れない場面が目立つ。逆に、相手の高速カウンターに晒されると、FWブルビナに際どいシュートを続けて許すが、ここもGK木村のビッグセーブで凌ぐ。
最初の決定機をモノにできなかったものの、前半30分を過ぎた辺りからボールの主導権を掴み相手を押し返す。そして、升掛と山崎の両翼や横山がアタッキングサードでチャレンジするシーンも増えていく。
その後、前半終了間際のラストプレーではショートコーナーの流れから横山が再び鋭い右足のシュートを枠の左上隅に飛ばすが、ここは相手GKの好守に阻まれた。
徐々に盛り返した中、ゴールレスで後半に臨んだ日本は前半の反省点を生かして集中した入りを見せる。決定機までは持ち込めない状況の中、56分には升掛と横山を下げてMF屋敷優成(大分)、FW二田理央(インスブルック)を同時投入。すると、この交代直後に待望の先制点が生まれる。
57分、相手中盤の不用意なヘディングでのバックパスがペナルティアーク付近に流れると、二田が競ったボールに抜け目なく反応した北野がDFを交わしてボックス内でGKと一対一に。相手のポジションを冷静に見極めて左足の強烈なシュートを左下隅に突き刺した。
先制後はビハインドを追うアルジェリアの攻勢に晒されるが、菊地と田中の2センターバックを中心に身体を張った粘りの対応で決定機まで持ち込ませない。
後半半ばを過ぎて運動量低下によって徐々に試合がオープンな展開となった中、79分には山崎を下げて佐野航大(岡山)を投入。中盤を3センターの形に変更し、セカンドボールや中央の守備にテコ入れを図る。
試合終盤にかけては完全に押し込まれる苦しい時間帯が続く日本だが、相手のシュートミスやGK木村のゴール至近距離での気迫の顔面セーブなどもあり、同点ゴールを許さず。このまま試合をクローズした。
なお、指揮官不在の中で初戦を白星で飾った日本は、6月3日にU-21コモロ代表との第2戦に臨む。
U-19日本代表 1-0 U-21アルジェリア代表
【日本】
北野颯太(57分)
◆U-19日本代表
GK:木村凌也(日本大)
DF:中野伸哉(鳥栖)、菊地脩太(清水)、田中隼人(柏)、松田隼風(水戸)
MF:山根陸(横浜FM)、宇野禅斗(町田)
MF:升掛友護(柏)[→屋敷優成(大分)]、北野颯太(C大阪)[→坂本一彩(G大阪)]、山崎太新(筑波大)[→佐野航大(岡山)]
FW:横山歩夢(松本)[→二田理央(インスブルック)]
2023年のFIFA U-20ワールドカップ(W杯)出場を目指すU-19日本代表にとって試金石となる今大会。3年ぶりとなる今大会の初陣に向けては新型コロナウイルス陽性判定の冨樫剛一監督が不在となった中、船越優蔵コーチを暫定指揮官に据えた。先発メンバーはGK木村凌也、MF山崎太新の大学生2選手を含め、全員が国内組の構成となった。
GK:木村凌也(日本大)
DF:中野伸哉(鳥栖)、菊地脩太(清水)、田中隼人(柏)、松田隼風(水戸)
MF:山根陸(横浜FM)、宇野禅斗(町田)
MF:升掛友護(柏)、北野颯太(C大阪)、山崎太新(筑波大)
FW:横山歩夢(松本)
立ち上がりからピッチコンディション、相手のフィジカルに苦戦して押し込まれる入りが続く日本。10分過ぎには縦へのシンプルなボール、カウンターからFWジェムシュにボックス内で続けて決定機を与えるが、ここはGK木村の見事な連続セーブで事なきを得る。
以降は北野らの背後へのランニングを軸に攻め手を窺う日本だが、なかなか攻め切れない場面が目立つ。逆に、相手の高速カウンターに晒されると、FWブルビナに際どいシュートを続けて許すが、ここもGK木村のビッグセーブで凌ぐ。
何とか守勢を凌いで反撃の機会を窺う日本は20分、ボックス内でうまく半身でボールを受けた横山が鋭い右足のシュートをニアに飛ばして最初のシュートを放つ。
最初の決定機をモノにできなかったものの、前半30分を過ぎた辺りからボールの主導権を掴み相手を押し返す。そして、升掛と山崎の両翼や横山がアタッキングサードでチャレンジするシーンも増えていく。
その後、前半終了間際のラストプレーではショートコーナーの流れから横山が再び鋭い右足のシュートを枠の左上隅に飛ばすが、ここは相手GKの好守に阻まれた。
徐々に盛り返した中、ゴールレスで後半に臨んだ日本は前半の反省点を生かして集中した入りを見せる。決定機までは持ち込めない状況の中、56分には升掛と横山を下げてMF屋敷優成(大分)、FW二田理央(インスブルック)を同時投入。すると、この交代直後に待望の先制点が生まれる。
57分、相手中盤の不用意なヘディングでのバックパスがペナルティアーク付近に流れると、二田が競ったボールに抜け目なく反応した北野がDFを交わしてボックス内でGKと一対一に。相手のポジションを冷静に見極めて左足の強烈なシュートを左下隅に突き刺した。
先制後はビハインドを追うアルジェリアの攻勢に晒されるが、菊地と田中の2センターバックを中心に身体を張った粘りの対応で決定機まで持ち込ませない。
後半半ばを過ぎて運動量低下によって徐々に試合がオープンな展開となった中、79分には山崎を下げて佐野航大(岡山)を投入。中盤を3センターの形に変更し、セカンドボールや中央の守備にテコ入れを図る。
試合終盤にかけては完全に押し込まれる苦しい時間帯が続く日本だが、相手のシュートミスやGK木村のゴール至近距離での気迫の顔面セーブなどもあり、同点ゴールを許さず。このまま試合をクローズした。
なお、指揮官不在の中で初戦を白星で飾った日本は、6月3日にU-21コモロ代表との第2戦に臨む。
U-19日本代表 1-0 U-21アルジェリア代表
【日本】
北野颯太(57分)
◆U-19日本代表
GK:木村凌也(日本大)
DF:中野伸哉(鳥栖)、菊地脩太(清水)、田中隼人(柏)、松田隼風(水戸)
MF:山根陸(横浜FM)、宇野禅斗(町田)
MF:升掛友護(柏)[→屋敷優成(大分)]、北野颯太(C大阪)[→坂本一彩(G大阪)]、山崎太新(筑波大)[→佐野航大(岡山)]
FW:横山歩夢(松本)[→二田理央(インスブルック)]
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