CL決勝は勝つのがお約束だけど…/原ゆみこのマドリッド
2022.05.28 20:00 Sat
「ああも賑わっていると、行きたくなるわよね」そんな風に私がうずうずしていたのは金曜日、エッフェル塔前の定番セルフィースポットやCLトロフィーが展示されているパリ市内の広場をレアル・マドリーファンが闊歩しているのをお昼のTVニュースで見た時のことでした。いやあ、話を聞くと、やはり飛行機やホテル代高騰の影響はあったようで、スペインから10時間以上かけて自家用車でやって来たり、決勝前日深夜に出る日帰り弾丸バスツアーを利用するファンも多いようなんですけどね。
両チーム合わせて8万人程のサポターがパリ入りするものの、試合のチケットを持っているのはその半数しかいないなんて聞くと、サンティアゴ・ベルナベウでのパブリックビューイングで決勝を楽しめるだけ、まだましかなと思ったりもしますが、え?もしや、すでに優勝決定後、スタジアムから流れてくるファンに備え、シベレス広場周辺の交通規制準備をしているマドリッド当局も、それ以外のシナリオはまったく考えていないようじゃないかって?
まあ、彼らが最後に負けたのは1981年、それこそ相手はリバプールだったというのは何ですが、その後は、Septima(セプティマ/7回目)からDecimotercera(デシモテルセーラ/13回目)まで、CL決勝では無敗を続けていますからね。たとえ、この土曜にトロフィーがもらえずとも、プレミアリーグも先週日曜の最終節にマンチェスター・シティに勝ち点差1で持っていかれたものの、今季はFAカップとカラバオカップに優勝しているため、日曜には市内パレードを予定しているリバプールとは違い、負けた場合、マドリーは現地解散。用意した祝賀行事もムダになってしまうなんてこと、今、心配しても仕方ありませんって。
ちなみに先週末にリーガが終わった後、月曜からCL決勝に向けての練習をバルデベバス(バラハス空港の近く)で始めたマドリーだったんですが、火曜には世間がコロナ禍に襲われて以来、2年ぶりに施設をプレスに開放。オープン・メディア・デーで私も久々に中に入ることができたんですが、いえ、サンティアゴ・ベルナベウに代わって、マドリーの無観客ホームゲームが開催された、同じ敷地内にあるエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)には昨季も通っていたんですけどね。
ビニシウスの2発とアセンシオのゴールでCL準々決勝リバプール戦1stレグに3-1と勝利した試合なども観戦できたんですが、トップチームの選手たちがセッションを行うグラウンド側の建物には近づけことはできず。といっても刻々と姿が変わる絶賛改装中のベルナベウとは違い、それ程、施設自体には変化はなかったんですが、アンチェロッティ監督のZOOM越しでない記者会見があった後、アトレティコのスタートから15分間だけの公開より、ずっと太っ腹に練習を最初から最後まで見られたのは嬉しかったかと。
そしてその後はベランダにずらりと並んだインタビュースペースで選手たちのメディア対応が始まったんですが、エムバペのPSG残留発表があってから、間がなかったため、どの選手もその件について意見を求められるという気の毒なシーンも。それにしたって、マドリーのCL優勝経験者の多さは尋常ではなく2018年、キエフで行われたリバプールとの決勝にいた選手は11人。ゴール2本を決めたベンゼマ、マドリーではほぼ最後の勇姿だったと言っていいchilena(チレナ/オーバーヘッドシュート)でのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を披露したベイルはもちろん、カルバハル、マルセロ、モドリッチ、クロース、カセミロ、イスコ、ナチョ、アセンシオ、ルーカス・バスケスと、うち最後の2人以外、マドリーで5回目のCLトロイフィーゲットとなるかもしれないとは半端ない。
大体がして、アンチェロッティ監督自身、マドリーのDecima(デシマ/10回目のCL優勝のこと)の前にミランで2度、CLに優勝。リバプールとの決勝は1勝1敗なんですが、それ以外にもアラバはバイエルンで、アザールもチェルシーで経験済みとなれば、初の大舞台に挑むビニシウス、ロドリゴ、バルベルデ、ミリトンら、若手も何を恐れることがある?とはいえ、その逆で間の悪い選手もいて、それはGKクルトワなんですが、ええ、2014年にはマドリーとリスボンで決勝を戦ったアトレティコで”Noventa y Ramos/ノベンタ・イ・ラモス(90分過ぎのラモス弾)を喰らい、延長戦で4-1と負けることに。その夏に戻ったレンタル元のチェルシーがCL優勝をしたのは2021年になってからでしたからね。
要はマドリーに移籍した2018年から3年間、「ベンゼマがゴールゲッターの役目を完璧に果たせるようになるまで、ウチはクリスチアーノ・ロナウド(現マンチェスター・ユナイテッド)が毎シーズン挙げていた50ゴールを埋め合わせることができなかった」(クロース)というチームのCL日照りに付き合うことになったんですが、まったく運命とは残酷なもの。バルデベバスのマッサージルームなどではCL戦が近づく度、そのトラウマ映像がTVで何度もリピートされ、セルヒオ・ラモスの同点ゴールのシーンが映るたびにチームメートたちから、「Toma Tibu!/トマ・ティブー(喰らえ、クルトワ)」と冷やかされていたのだとか。
おかげで決勝前日の記者会見に出た当人も「Cuando el Real Madrid juega, las ganan. Estoy en el lado bueno de la historia/クアンドー・エル・レアル・マドリッド・フエガ、ラス・ガナン。エストイ・エン・エル・ラードー・ブエノ・デ・ラ・イストリア(レアル・マドリーが決勝をプレーする時は勝つ。ボクは歴史のいい方の側にいるよ)」なんて言っていたんだと思いますが、さあて。ちなみにクロップ監督はスタッド・ドフランスでの会見で、「明日のスタジアム入り前には2018年にマドリーに負けた時のビデオを選手たちに見せるつもりだ。そのリベンジだけが唯一のモチベーションではないけどね」と、メンタル的な準備も周到に進めていることを告白。となると、準決勝マンチェスター・シティ戦2ndレグ前には今季の決勝トーナメントPSG戦やチェルシー戦を含む、奇跡のremontada(レモンターダ/逆転突破)ビデオを編集し、最後に「あと1つ、欠けている」と括って、部下を鼓舞したアンチェロッティ監督は一体、今度はどんな映像を選ぶんでしょうかね。
そして木曜夕方には早くもフランスに飛んだマドリーは、パリ郊外のシャンティリーにある宮殿のようなホテル、オーベルジュ・ジュ・ド・ポームに宿をとったんですが、リバプールの方は前日の金曜にパリの中心部にあるホテルに到着。中でも2018年の決勝で前半30分にラモスとの接触プレーで肩を痛め、無念の交代となったサラーが、「自分が優勝を決められることを期待している」と誰より張り切っているのが要注意なんですが、グループリーグではアトレティコに2連勝と強さを見せつけた彼らも決勝トーナメントに入ってからは結構、苦労していたよう。
ええ、16強対決のインテル戦ではアンフィールドでの2ndレグで0-1と負け、総合スコア2-1の辛勝でしたし、準々決勝ベンフィカ戦も1-3で先勝した後、ホームでは3-3の撃ち合いに。そして準決勝ビジャレアル戦ではラ・セラミカでの2ndレグ前半に2-2と総合スコアをイーブンに持ち込まれ、後半にGKルリの連続ミスで3点取って勝ち抜けているため、これならマドリーにも十分、付け入る隙がある?とはいえ、奇跡の逆転勝利4連ちゃんというのはあまりに出来過ぎな感もしますし、できれば、あと2得点でクリスチアーノ・ロナウドの持つ、CL1シーズン最多の17得点と並ぶベンゼマ辺りがすんなりゴールを決めて、土曜午後9時(日本時間翌午前4時)からの決勝では、あまりファンをはらはらさせずにDecimocuarta/デシモクアルタ(14回目のCL優勝)達成となってくれるといいのですが。
一方、この月曜から完全にバケーションに入った残りのマドリッド勢1部3チームはどうしているのかというと、うーん、今のところ、あまり選手の出入りもないんですけどね。金曜にはキケ・サンチェス・フローレス監督の契約2年延長のプレゼンがあったヘタフェでは、オリベイラがナポリに1500万ユーロ(約21億円)の強制買取オプション付きでレンタル移籍したなんてことはあったんですが、新規加入に関してはラージョ同様、弟分チームは移籍市場が閉まる直前に活発化する傾向がありますからね。
当分、興味深い動きは出てきそうにありませんが、アトレティコもこの夏は大型補強をする予定はないのだとか。ただ、こちらは各国代表に招集されている選手が多いため、今週末頃からは6月上旬の代表戦週間に備えて、練習に戻る選手たちもちらほらと。いえ、先日はラジオのインタビュー番組に出演し、「セビージャ戦の前日にいきなり退団セレモニーをすると言われたけど、yo no sabia nada/ジョー・ノー・サビア・ナーダ(自分は何も知らなかった)」と裏話を暴露。クラブやシメオネ監督から契約延長をしないという連絡を受けずに決定事項にされていたことを明かしていたルイス・スアレスは古傷のメイテナンスがあって、ヒメネス1人参加となったウルグアイ代表を免除されているんですけどね。
ジョアン・フェリックスもまだケガが治らないのか、ポルトガル代表のネーションズリーグ4試合には参加しませんが、コレアやデ・パウルはアルゼンチン代表で6月1日にユーロ王者のイタリアとコパ・アメリカ王者がウェンブリーで対決する試合に備えて、メッシ(PSG)らと共にもうレサマ(アスレティックの練習場)でトレーニング中。来週、月曜にはコケとマルコス・ジョレンテもラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設でスペイン代表合宿が始まるとあって、少しは選手たちの活動報告もできるかと思いますが…この夏は国際メジャートーナメントがないせいで、サッカーファンにとって、普段以上に長いものになりそうです。
両チーム合わせて8万人程のサポターがパリ入りするものの、試合のチケットを持っているのはその半数しかいないなんて聞くと、サンティアゴ・ベルナベウでのパブリックビューイングで決勝を楽しめるだけ、まだましかなと思ったりもしますが、え?もしや、すでに優勝決定後、スタジアムから流れてくるファンに備え、シベレス広場周辺の交通規制準備をしているマドリッド当局も、それ以外のシナリオはまったく考えていないようじゃないかって?
まあ、彼らが最後に負けたのは1981年、それこそ相手はリバプールだったというのは何ですが、その後は、Septima(セプティマ/7回目)からDecimotercera(デシモテルセーラ/13回目)まで、CL決勝では無敗を続けていますからね。たとえ、この土曜にトロフィーがもらえずとも、プレミアリーグも先週日曜の最終節にマンチェスター・シティに勝ち点差1で持っていかれたものの、今季はFAカップとカラバオカップに優勝しているため、日曜には市内パレードを予定しているリバプールとは違い、負けた場合、マドリーは現地解散。用意した祝賀行事もムダになってしまうなんてこと、今、心配しても仕方ありませんって。
ビニシウスの2発とアセンシオのゴールでCL準々決勝リバプール戦1stレグに3-1と勝利した試合なども観戦できたんですが、トップチームの選手たちがセッションを行うグラウンド側の建物には近づけことはできず。といっても刻々と姿が変わる絶賛改装中のベルナベウとは違い、それ程、施設自体には変化はなかったんですが、アンチェロッティ監督のZOOM越しでない記者会見があった後、アトレティコのスタートから15分間だけの公開より、ずっと太っ腹に練習を最初から最後まで見られたのは嬉しかったかと。
お隣さんとはメニューの趣向も異なり、ほとんどフィジカルトレはなくて、ボールを使ったゲーム形式の演習が多かったのも見応えがあったんですが、この日こそ、まだマルセロがコーチとマンツーマンだったものの、何よりの朗報はマドリーには負傷者が1人もいないことだったでしょうか。ええ、リーガ最後の2試合を背筋痛で欠場したベイルも普通に参加していましたしね。アラバも完全に復活していたとなると、クロップ監督は「チアゴは2日続けて練習したし、ファビーニョも同じだ」と決勝前日に言っていたものの、回復間もない選手を複数抱えるリバプールの方が戦力的にはちょっと危うい?
そしてその後はベランダにずらりと並んだインタビュースペースで選手たちのメディア対応が始まったんですが、エムバペのPSG残留発表があってから、間がなかったため、どの選手もその件について意見を求められるという気の毒なシーンも。それにしたって、マドリーのCL優勝経験者の多さは尋常ではなく2018年、キエフで行われたリバプールとの決勝にいた選手は11人。ゴール2本を決めたベンゼマ、マドリーではほぼ最後の勇姿だったと言っていいchilena(チレナ/オーバーヘッドシュート)でのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を披露したベイルはもちろん、カルバハル、マルセロ、モドリッチ、クロース、カセミロ、イスコ、ナチョ、アセンシオ、ルーカス・バスケスと、うち最後の2人以外、マドリーで5回目のCLトロイフィーゲットとなるかもしれないとは半端ない。
大体がして、アンチェロッティ監督自身、マドリーのDecima(デシマ/10回目のCL優勝のこと)の前にミランで2度、CLに優勝。リバプールとの決勝は1勝1敗なんですが、それ以外にもアラバはバイエルンで、アザールもチェルシーで経験済みとなれば、初の大舞台に挑むビニシウス、ロドリゴ、バルベルデ、ミリトンら、若手も何を恐れることがある?とはいえ、その逆で間の悪い選手もいて、それはGKクルトワなんですが、ええ、2014年にはマドリーとリスボンで決勝を戦ったアトレティコで”Noventa y Ramos/ノベンタ・イ・ラモス(90分過ぎのラモス弾)を喰らい、延長戦で4-1と負けることに。その夏に戻ったレンタル元のチェルシーがCL優勝をしたのは2021年になってからでしたからね。
要はマドリーに移籍した2018年から3年間、「ベンゼマがゴールゲッターの役目を完璧に果たせるようになるまで、ウチはクリスチアーノ・ロナウド(現マンチェスター・ユナイテッド)が毎シーズン挙げていた50ゴールを埋め合わせることができなかった」(クロース)というチームのCL日照りに付き合うことになったんですが、まったく運命とは残酷なもの。バルデベバスのマッサージルームなどではCL戦が近づく度、そのトラウマ映像がTVで何度もリピートされ、セルヒオ・ラモスの同点ゴールのシーンが映るたびにチームメートたちから、「Toma Tibu!/トマ・ティブー(喰らえ、クルトワ)」と冷やかされていたのだとか。
おかげで決勝前日の記者会見に出た当人も「Cuando el Real Madrid juega, las ganan. Estoy en el lado bueno de la historia/クアンドー・エル・レアル・マドリッド・フエガ、ラス・ガナン。エストイ・エン・エル・ラードー・ブエノ・デ・ラ・イストリア(レアル・マドリーが決勝をプレーする時は勝つ。ボクは歴史のいい方の側にいるよ)」なんて言っていたんだと思いますが、さあて。ちなみにクロップ監督はスタッド・ドフランスでの会見で、「明日のスタジアム入り前には2018年にマドリーに負けた時のビデオを選手たちに見せるつもりだ。そのリベンジだけが唯一のモチベーションではないけどね」と、メンタル的な準備も周到に進めていることを告白。となると、準決勝マンチェスター・シティ戦2ndレグ前には今季の決勝トーナメントPSG戦やチェルシー戦を含む、奇跡のremontada(レモンターダ/逆転突破)ビデオを編集し、最後に「あと1つ、欠けている」と括って、部下を鼓舞したアンチェロッティ監督は一体、今度はどんな映像を選ぶんでしょうかね。
そして木曜夕方には早くもフランスに飛んだマドリーは、パリ郊外のシャンティリーにある宮殿のようなホテル、オーベルジュ・ジュ・ド・ポームに宿をとったんですが、リバプールの方は前日の金曜にパリの中心部にあるホテルに到着。中でも2018年の決勝で前半30分にラモスとの接触プレーで肩を痛め、無念の交代となったサラーが、「自分が優勝を決められることを期待している」と誰より張り切っているのが要注意なんですが、グループリーグではアトレティコに2連勝と強さを見せつけた彼らも決勝トーナメントに入ってからは結構、苦労していたよう。
ええ、16強対決のインテル戦ではアンフィールドでの2ndレグで0-1と負け、総合スコア2-1の辛勝でしたし、準々決勝ベンフィカ戦も1-3で先勝した後、ホームでは3-3の撃ち合いに。そして準決勝ビジャレアル戦ではラ・セラミカでの2ndレグ前半に2-2と総合スコアをイーブンに持ち込まれ、後半にGKルリの連続ミスで3点取って勝ち抜けているため、これならマドリーにも十分、付け入る隙がある?とはいえ、奇跡の逆転勝利4連ちゃんというのはあまりに出来過ぎな感もしますし、できれば、あと2得点でクリスチアーノ・ロナウドの持つ、CL1シーズン最多の17得点と並ぶベンゼマ辺りがすんなりゴールを決めて、土曜午後9時(日本時間翌午前4時)からの決勝では、あまりファンをはらはらさせずにDecimocuarta/デシモクアルタ(14回目のCL優勝)達成となってくれるといいのですが。
一方、この月曜から完全にバケーションに入った残りのマドリッド勢1部3チームはどうしているのかというと、うーん、今のところ、あまり選手の出入りもないんですけどね。金曜にはキケ・サンチェス・フローレス監督の契約2年延長のプレゼンがあったヘタフェでは、オリベイラがナポリに1500万ユーロ(約21億円)の強制買取オプション付きでレンタル移籍したなんてことはあったんですが、新規加入に関してはラージョ同様、弟分チームは移籍市場が閉まる直前に活発化する傾向がありますからね。
当分、興味深い動きは出てきそうにありませんが、アトレティコもこの夏は大型補強をする予定はないのだとか。ただ、こちらは各国代表に招集されている選手が多いため、今週末頃からは6月上旬の代表戦週間に備えて、練習に戻る選手たちもちらほらと。いえ、先日はラジオのインタビュー番組に出演し、「セビージャ戦の前日にいきなり退団セレモニーをすると言われたけど、yo no sabia nada/ジョー・ノー・サビア・ナーダ(自分は何も知らなかった)」と裏話を暴露。クラブやシメオネ監督から契約延長をしないという連絡を受けずに決定事項にされていたことを明かしていたルイス・スアレスは古傷のメイテナンスがあって、ヒメネス1人参加となったウルグアイ代表を免除されているんですけどね。
ジョアン・フェリックスもまだケガが治らないのか、ポルトガル代表のネーションズリーグ4試合には参加しませんが、コレアやデ・パウルはアルゼンチン代表で6月1日にユーロ王者のイタリアとコパ・アメリカ王者がウェンブリーで対決する試合に備えて、メッシ(PSG)らと共にもうレサマ(アスレティックの練習場)でトレーニング中。来週、月曜にはコケとマルコス・ジョレンテもラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設でスペイン代表合宿が始まるとあって、少しは選手たちの活動報告もできるかと思いますが…この夏は国際メジャートーナメントがないせいで、サッカーファンにとって、普段以上に長いものになりそうです。
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サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed4
終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~
2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun5
