「これは壮大」まるで映画! サレルニターナ・サポーターによる長編コレオが話題沸騰「今まで見た中で最高」

2022.05.25 22:35 Wed
Getty Images
このような行為なら大歓迎だろう。最終節で残留を決めたサレルニターナサポーターの演出に注目が集まっている。
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22日、17位のサレルニターナ(勝ち点31)はセリエA最終節でホームに12位のウディネーゼを迎えた。18位のカリアリ(勝ち点29)との当該成績はイーブンで、得失点差で劣るサレルニターナにとって勝利が必須の一戦で、ホームのサポーターは映画のワンシーンのような壮大なコレオグラフィーで選手の背中を後押しした。
試合日を記入したカチンコや、フィルムにカメラなどのコレオが展開されると、続いてスタンド最上段からクラブの歴史を記した横断幕が降ろされる。ショートフィルムのように動きをつけたコレオグラフィーは約10分にわたって展開され、創立の1919年から2022年に達したところで「サレルノで歴史は続く」と締め括られた。

閲覧者からも「このクオリティはエグい」、「これは壮大」、「いくら寄付すればいい?」、「スッゲーーーー!」、「イギリスのファンはこれについてメルトダウンする」、「ここまで手の込んだビジュアルは初めて見たかも」、「今まで見た中で最高のティフォ」などの歓声が上がっている。
これ以上ない声援を受けたサレルニターナだったが、試合は0-4で敗れてしまった。ただ、他会場でカリアリが最下位ヴェネツィアと引き分けたため、サレルニターナは他力ながらも残留が決定した。

苦しみながらの昇格1年目だったが、終盤には3連勝を含む7戦無敗の快進撃を見せたサレルニターナ。最終節でもサポーターの想いが奇跡を起こしたのかもしれない。



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