7連敗中のYS横浜が終始押し込むも、4連敗中の相模原が粘りゴールレスドロー【明治安田J3第7節】
2022.05.19 20:57 Thu
19日、明治安田生命J3リーグ第7節延期分のSC相模原vsY.S.C.C.横浜の一戦が相模原ギオンスタジアムで行われ、0-0のゴールレスドローに終わった。
本来であれば4月29日に行われる予定だった同カード。しかし、相模原のチーム内で新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が大量に出たため中止となっていた。
現在4連敗中の相模原と、7連敗中のYS横浜の一戦。YS横浜は元日本代表MF松井大輔が今シーズン初先発を飾った。
まずは5分、左サイドを崩すと、ボックス内左から宮内が右足シュートもGK圍がなんとかセーブする。さらに8分にもYS横浜がチャンス。左サイドを仕掛けた脇坂がカットインから右足シュートも、わずかに枠を外れる。
12分には前半最大の決定機。古宿がドリブルで運ぶと、林に縦パス。これを受けた林はボックス手前から強烈なシュートもGK圍がセーブ。こぼれ球を古宿が詰めるも、シュートは枠を大きく外してしまう。
攻勢を続けるYS横浜は22分、林がボールを受けるとパスを受けた脇坂が持ち込み、ボックス内からシュート。しかし、ここもGK圍が立ちはだかってゴールを許さない。
後半は相模原が徐々に盛り返す展開となると64分にYS横浜にアクシデント。前半から積極的なプレーを見せていた脇坂が足を負傷。倒れ込むと、そのまま田場ディエゴと交代していた。
すると68分にその田場がビッグチャンスを迎えることに。カウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち運んだ田場がボックス内に侵入。シュートフェイントで2度相手を滑らせてシュートを放つが、懸命に戻った渡部がなんとかブロックして得点を許さない。
互いにゴールに迫るシーンはありながらも、アタッキングサードでのプレー精度を書いてチャンスが作れない中、86分にはYS横浜がCKからチャンス。クロスが流れたところにフリーで林が待っていたが、シュートを打ちきれない。
最後までYS横浜が押し込む展開は続いたが、ゴールは奪えず。相模原もほとんどチャンスを作れないままタイムアップ。互いに連敗をストップさせたが、ともに勝利を挙げることはできなかった。
◆明治安田生命J3リーグ第7節
▽5/19
SC相模原 0-0 Y.S.C.C.横浜
▽4/30
カマタマーレ讃岐 2-1 FC岐阜
松本山雅FC 1-0 アスルクラロ沼津
▽4/29
いわきFC 3-1 ヴァンラーレ八戸
FC今治 0-0 テゲバジャーロ宮崎
カターレ富山 3-2 ガイナーレ鳥取
愛媛FC 1-1 福島ユナイテッドFC
ギラヴァンツ北九州 0-1 藤枝MYFC
AC長野パルセイロ 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
本来であれば4月29日に行われる予定だった同カード。しかし、相模原のチーム内で新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が大量に出たため中止となっていた。
現在4連敗中の相模原と、7連敗中のYS横浜の一戦。YS横浜は元日本代表MF松井大輔が今シーズン初先発を飾った。
互いに[3-4-2-1]のシステムを採用したミラーゲームに。その試合で立ち上がりから主導権を握ったのは、アウェイのYS横浜だった。
まずは5分、左サイドを崩すと、ボックス内左から宮内が右足シュートもGK圍がなんとかセーブする。さらに8分にもYS横浜がチャンス。左サイドを仕掛けた脇坂がカットインから右足シュートも、わずかに枠を外れる。
12分には前半最大の決定機。古宿がドリブルで運ぶと、林に縦パス。これを受けた林はボックス手前から強烈なシュートもGK圍がセーブ。こぼれ球を古宿が詰めるも、シュートは枠を大きく外してしまう。
攻勢を続けるYS横浜は22分、林がボールを受けるとパスを受けた脇坂が持ち込み、ボックス内からシュート。しかし、ここもGK圍が立ちはだかってゴールを許さない。
後半は相模原が徐々に盛り返す展開となると64分にYS横浜にアクシデント。前半から積極的なプレーを見せていた脇坂が足を負傷。倒れ込むと、そのまま田場ディエゴと交代していた。
すると68分にその田場がビッグチャンスを迎えることに。カウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち運んだ田場がボックス内に侵入。シュートフェイントで2度相手を滑らせてシュートを放つが、懸命に戻った渡部がなんとかブロックして得点を許さない。
互いにゴールに迫るシーンはありながらも、アタッキングサードでのプレー精度を書いてチャンスが作れない中、86分にはYS横浜がCKからチャンス。クロスが流れたところにフリーで林が待っていたが、シュートを打ちきれない。
最後までYS横浜が押し込む展開は続いたが、ゴールは奪えず。相模原もほとんどチャンスを作れないままタイムアップ。互いに連敗をストップさせたが、ともに勝利を挙げることはできなかった。
◆明治安田生命J3リーグ第7節
▽5/19
SC相模原 0-0 Y.S.C.C.横浜
▽4/30
カマタマーレ讃岐 2-1 FC岐阜
松本山雅FC 1-0 アスルクラロ沼津
▽4/29
いわきFC 3-1 ヴァンラーレ八戸
FC今治 0-0 テゲバジャーロ宮崎
カターレ富山 3-2 ガイナーレ鳥取
愛媛FC 1-1 福島ユナイテッドFC
ギラヴァンツ北九州 0-1 藤枝MYFC
AC長野パルセイロ 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
|
|
関連ニュース
藤枝DF温井駿斗が左第2趾基節骨骨折…最低でも8週間の離脱
藤枝MYFCは27日、DF温井駿斗の戦線離脱を報告した。 1日のトレーニング中に負傷して、左第2趾基節骨骨折と診断され、全治8〜10週間の見込みだ。 温井は昨年8月に水戸ホーリーホックから加入。今季はここまで明治安田生命J3リーグ5試合に出場している。 2022.06.27 10:30 Mon
上位叩きの松本がトップ集団に割って入る! 岐阜は4発逆転【明治安田J3第14節】
明治安田生命J3リーグ第14節の5試合が26日に各地で行われ、松本山雅FCが上位対決を制した。 勝ち点3差で追いかける2位のいわきFCをホームに迎え撃った3位の松本。今季最多3失点で敗北した前節からのバウンスバックが求められるなか、39分に日高大のゴールで先制を許すが、前半アディショナルタイム2分にボックス左からのクロスをファーサイドの小松蓮が頭で落とすと、外山凌が押し込んで追いつく。 振り出しに戻して折り返した松本は52分、バイタルエリア左の菊井悠介が左足を振り抜くと、これがボール前でこぼれ球になり、最後はまたしても外山。右足ショットがゴール右に突き刺さり、逆転に成功する。その後、68分に安東輝が2枚目のイエローカードを受けて10人の戦いを強いられたが、 2-1で勝利した。 シックスポインターを制した松本は依然として3位ながら、28ポイントに伸ばして2位のいわきと勝ち点差なしに。ここ7戦負けなしだったいわきは8試合ぶりの黒星となり、前日に今節を落とした29ポイントで首位の鹿児島ユナイテッドFCを追い抜くチャンスを逸している。 また、5位のFC岐阜は11位につけるテゲバジャーロ宮崎のホームに乗り込み、15分に工藤壮人のゴールで先にスコアを動かされるが、前半アディショナルタイム4分に右CKの流れから藤岡浩介がヘッドでネットを揺らして同点に。続く61分に左サイドからのクロスに宇賀神友弥が右足ダイレクトで押し込み、勝ち越す。 69分にも藤岡がこの日2ゴール目となる一発を決め、宮崎を突き放した岐阜は74分にオウンゴールで勝負の行方を決する4点目。4発逆転の岐阜はこれで今季初の4連勝で上位の追走に成功した。一方の宮崎は初の3連敗を喫している。 そのほか、17位のギラヴァンツ北九州は13位につけるカマタマーレ讃岐とのホーム戦を1-0で10試合ぶりの白星で飾り、13位に浮上。17位のヴァンラーレ八戸は7位につける福島ユナイテッドFCにホームで1-0の2試合ぶり白星を掴み、9位のFC今治と12位につけるアスルクラロ沼津の一戦は0-0のドローに終わった。 ◆第14節 ▽6/26(日) <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ヴァンラーレ八戸 1</span>-0 福島ユナイテッドFC テゲバジャーロ宮崎 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">4 FC岐阜</span> FC今治 0-0 アスルクラロ沼津 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">松本山雅FC 2</span>-1 いわきFC <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ギラヴァンツ北九州 1</span>-0 カマタマーレ讃岐 ▽6/25(土) Y.S.C.C.横浜 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">3 藤枝MYFC</span> <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">カターレ富山 1</span>-0 AC長野パルセイロ ガイナーレ鳥取 2-2 SC相模原 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">愛媛FC 1</span>-0 鹿児島ユナイテッドFC 2022.06.26 20:15 Sun