電光石火の逆転劇!!大津の2発で磐田が名古屋との東海ダービーを制す【明治安田J1第10節】
2022.04.28 21:06 Thu
明治安田生命J1リーグ第10節、ジュビロ磐田vs名古屋グランパスが28日にヤマハスタジアム(磐田)行われ、2-1とホームの磐田が逆転勝ちを収めた。磐田は3戦連続、名古屋は2戦連続と引き分けが続く両チーム。磐田は前節のサンフレッチェ広島戦で負傷の三浦に代わってJ1デビューを果たしたモルドバ初のJリーガー、GKアレクセイ・コシェレフが初先発に。一方、リーグ戦3試合ノーゴールと、攻撃の改善が急務の名古屋は、阿部が今季初スタメンを飾った。
立ち上がりにはその阿部が左足で狙うなど、積極的な入りを見せた名古屋。直後にもレオ・シルバ、柿谷と次々とミドルを浴びせ、ゴールへの意欲を見せる。
磐田も負けじとチャンスを作り、GKコシェレフのフィードを杉本が競り合ったこぼれを、松本が右足で狙うがポストのわずか左へ。さらに、12分には遠藤の右CKからリカルド・グラッサが頭で合わせてネットを揺らすも、オフサイドポジションにいた大森がGKにインパクトを与えたとしてゴールは認められなかった。
名古屋は裏への縦パスをマテウス・カストロが横へ小さくはたいて稲垣のフィニッシュ。磐田も20分にワンツーで左のポケットを取った遠藤がクロスと、互いのゴール前でのシーンが続いた。
敵陣中央右で中谷のパスを受けたレオ・シルバが、素早く縦に送ってボックス右を陥れる。このパスがGKコシェレフを釣りだし、走り込んだ森下が折り返すと、マテウス・カストロが無人のゴールへ蹴り込んで名古屋がリーグ戦4試合ぶりの得点を奪った。
ビハインドで後半を迎えることになった磐田は、ハーフタイム明けに山本義道を下げてファビアン・ゴンザレスを投入。杉本の1トップから2トップへと変更し、前線からハメに行くと同時に点を取るという意思表示をすると、右クロスから上原がバックヒールを見せるなどして攻勢を強める。
さらに、53分には遠藤のFKからファビアン・ゴンザレスが頭で狙うも、GKランゲラックがファインセーブ。CKからの杉本のヘッドは枠を捉えられなかった。
ボール回しにもテンポが出てきた磐田だが、幾度となくクロスは上がるものの、あと1歩が遠い。じれる展開の中で苦境を救ったのは杉本に代わって71分にピッチへ立った大津だった。
84分、左CKから遠藤がインスイングのクロスを送ると、ニアで合わせる。ヘディングシュートが左ポストをかすめてゴールに吸い込まれると、興奮冷めやらぬ1分後にも再び大津。左からの大きな展開でボックス内にボールが入ると、鈴木が頭で落としてコントロールから右足のシュート。磐田があっという間に逆転に成功した。
後半はまったくといっていいほど攻め手のなかった名古屋も慌てたように磐田ゴールを目指したものの、時すでに遅し。電光石火の逆転劇を演じた磐田が7試合ぶり今季2度目の白星を手にした。
ジュビロ磐田 2-1 名古屋グランパス
【磐田】
大津祐樹(後39,後40)
【名古屋】
マテウス・カストロ(前43)
磐田も負けじとチャンスを作り、GKコシェレフのフィードを杉本が競り合ったこぼれを、松本が右足で狙うがポストのわずか左へ。さらに、12分には遠藤の右CKからリカルド・グラッサが頭で合わせてネットを揺らすも、オフサイドポジションにいた大森がGKにインパクトを与えたとしてゴールは認められなかった。
名古屋は裏への縦パスをマテウス・カストロが横へ小さくはたいて稲垣のフィニッシュ。磐田も20分にワンツーで左のポケットを取った遠藤がクロスと、互いのゴール前でのシーンが続いた。
次第に両者が慎重になり出すと、36分の相馬のミドルを除いて攻撃はややトーンダウン。だが、ゴールレスでの前半終了も見え始めた43分に名古屋が試合を動かした。
敵陣中央右で中谷のパスを受けたレオ・シルバが、素早く縦に送ってボックス右を陥れる。このパスがGKコシェレフを釣りだし、走り込んだ森下が折り返すと、マテウス・カストロが無人のゴールへ蹴り込んで名古屋がリーグ戦4試合ぶりの得点を奪った。
ビハインドで後半を迎えることになった磐田は、ハーフタイム明けに山本義道を下げてファビアン・ゴンザレスを投入。杉本の1トップから2トップへと変更し、前線からハメに行くと同時に点を取るという意思表示をすると、右クロスから上原がバックヒールを見せるなどして攻勢を強める。
さらに、53分には遠藤のFKからファビアン・ゴンザレスが頭で狙うも、GKランゲラックがファインセーブ。CKからの杉本のヘッドは枠を捉えられなかった。
ボール回しにもテンポが出てきた磐田だが、幾度となくクロスは上がるものの、あと1歩が遠い。じれる展開の中で苦境を救ったのは杉本に代わって71分にピッチへ立った大津だった。
84分、左CKから遠藤がインスイングのクロスを送ると、ニアで合わせる。ヘディングシュートが左ポストをかすめてゴールに吸い込まれると、興奮冷めやらぬ1分後にも再び大津。左からの大きな展開でボックス内にボールが入ると、鈴木が頭で落としてコントロールから右足のシュート。磐田があっという間に逆転に成功した。
後半はまったくといっていいほど攻め手のなかった名古屋も慌てたように磐田ゴールを目指したものの、時すでに遅し。電光石火の逆転劇を演じた磐田が7試合ぶり今季2度目の白星を手にした。
ジュビロ磐田 2-1 名古屋グランパス
【磐田】
大津祐樹(後39,後40)
【名古屋】
マテウス・カストロ(前43)
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