好調甲府が3連勝! 水戸は後半AT弾で劇的勝利【明治安田J2第11節】
2022.04.23 18:20 Sat
明治安田生命J2リーグ第11節の7試合が23日に各地で行われた。
67分、右サイドからの攻撃は一度跳ね返されたものの、こぼれ球に走り込んだ須貝がボックス右角から迷わず右足を一閃。ゴール前の混戦に絡まれ軌道が変わりながらも、強烈なシュートがゴールに突き刺さった。
その後は76分の宮崎のシュートがポストに嫌われて追加点が奪えない甲府。一方の町田も83分のCKで鄭大世がヘディングシュートでゴールに迫ったが、同点には追いつけず試合終了。1-0で試合を制した甲府が3連勝を収めた。
0-0で迎えた後半立ち上がりのCKでも、皆川のヘディングシュートが田口に防がれた仙台。それでも58分、氣田が前線からプレスをかけてボックス左でボールを奪うと、その横パスをフェリペ・カルドーソが確実に流し込み、先制点を奪った。
その後も61分に皆川が決定機を迎えるなど攻勢を続ける仙台は、追加点は再びボール奪取から生まれる。80分、敵陣右サイドのスローインからリスタート。一度は相手に奪われたものの、フェリペ・カルドーソがボックス右で素早く奪い返し、ボックス中央の氣田にラストパス。冷静に流し込んだ氣田は3戦連発となった。
そして、試合は2-0で終了。仙台が暫定2位に浮上している。
ケーズデンキスタジアムで行われた水戸vs山口は劇的な結末となった。14分に先制を許したホームの水戸は、後半に入ると60分と69分に木下と古巣戦となった高井が立て続けにゴールを決めて逆転に成功する。ところが逆転から2分後に失点し、試合は再びタイとなる。
このまま終わるかに思われた後半アディショナルタイム、水戸は相手のゴールキックを跳ね返すと、そこから速攻へ展開。敵陣中央でボールを持った曽根田がドリブルでボックス手前まで運び、そこから右足を強振。これがゴール右下に突き刺さり、土壇場で逆転した。
劇的勝利を収めた水戸は5試合ぶりの白星で今季3勝目となった。
◆第11節
▽4/23(土)
ベガルタ仙台 2-0 FC琉球
モンテディオ山形 2-0 大宮アルディージャ
東京ヴェルディ 1-1 ジェフユナイテッド千葉
ヴァンフォーレ甲府 1-0 FC町田ゼルビア
アルビレックス新潟 2-1 V・ファーレン長崎
水戸ホーリーホック 3-2 レノファ山口FC
栃木SC 0-0 横浜FC
▽4/24(日)
《17:00》
ザスパクサツ群馬 vs ブラウブリッツ秋田
▽4/20(水)
徳島ヴォルティス 5-0 いわてグルージャ盛岡
大分トリニータ 1-3 ツエーゲン金沢
▽4/22(金)
ロアッソ熊本 1-1 ファジアーノ岡山
PR
2連勝中の甲府はホームに4位の町田を迎えた。連勝の勢いそのままに主導権を握ると、20分に関口のクロスから鳥海がヘディングシュートでゴールに迫る。29分には、敵陣右サイドでのボール奪取からボックス中央でボールを持った長谷川のシュートがクロスバーを直撃。前半は一方的な展開となった。試合を折り返すと、町田は後半から投入された鄭大世が体を張ったプレーでシュートシーンを迎える。何度か鄭大世にボールを集めて好機を迎えるが、押し切ったのはホームの甲府だった。その後は76分の宮崎のシュートがポストに嫌われて追加点が奪えない甲府。一方の町田も83分のCKで鄭大世がヘディングシュートでゴールに迫ったが、同点には追いつけず試合終了。1-0で試合を制した甲府が3連勝を収めた。
ユアテックスタジアムでは仙台と琉球が激突。2試合ぶりの勝利を目指す仙台は立ち上がり2分、中島が敵陣中央から放ったロングシュートが相手GKを強襲。6分にはボックス右から縦に仕掛けたフェリペ・カルドーソがDFをかわしてシュートを放つが、ここも琉球GK田口が好セーブを見せた。
0-0で迎えた後半立ち上がりのCKでも、皆川のヘディングシュートが田口に防がれた仙台。それでも58分、氣田が前線からプレスをかけてボックス左でボールを奪うと、その横パスをフェリペ・カルドーソが確実に流し込み、先制点を奪った。
その後も61分に皆川が決定機を迎えるなど攻勢を続ける仙台は、追加点は再びボール奪取から生まれる。80分、敵陣右サイドのスローインからリスタート。一度は相手に奪われたものの、フェリペ・カルドーソがボックス右で素早く奪い返し、ボックス中央の氣田にラストパス。冷静に流し込んだ氣田は3戦連発となった。
そして、試合は2-0で終了。仙台が暫定2位に浮上している。
ケーズデンキスタジアムで行われた水戸vs山口は劇的な結末となった。14分に先制を許したホームの水戸は、後半に入ると60分と69分に木下と古巣戦となった高井が立て続けにゴールを決めて逆転に成功する。ところが逆転から2分後に失点し、試合は再びタイとなる。
このまま終わるかに思われた後半アディショナルタイム、水戸は相手のゴールキックを跳ね返すと、そこから速攻へ展開。敵陣中央でボールを持った曽根田がドリブルでボックス手前まで運び、そこから右足を強振。これがゴール右下に突き刺さり、土壇場で逆転した。
劇的勝利を収めた水戸は5試合ぶりの白星で今季3勝目となった。
◆第11節
▽4/23(土)
ベガルタ仙台 2-0 FC琉球
モンテディオ山形 2-0 大宮アルディージャ
東京ヴェルディ 1-1 ジェフユナイテッド千葉
ヴァンフォーレ甲府 1-0 FC町田ゼルビア
アルビレックス新潟 2-1 V・ファーレン長崎
水戸ホーリーホック 3-2 レノファ山口FC
栃木SC 0-0 横浜FC
▽4/24(日)
《17:00》
ザスパクサツ群馬 vs ブラウブリッツ秋田
▽4/20(水)
徳島ヴォルティス 5-0 いわてグルージャ盛岡
大分トリニータ 1-3 ツエーゲン金沢
▽4/22(金)
ロアッソ熊本 1-1 ファジアーノ岡山
PR
ベガルタ仙台の関連記事
J2の関連記事
|
ベガルタ仙台の人気記事ランキング
1
加入初年度は14得点のFW中山仁斗、J1昇格PO前に仙台退団が決定「まだ残っているプレーオフを全力で」
ベガルタ仙台は22日、FW中山仁斗(32)の契約満了を発表した。 中山は大阪産業大学から2014年にガイナーレ鳥取へ入団したストライカー。レノファ山口FC、モンテディオ山形、ジュビロ磐田、水戸ホーリーホックと渡り歩いた。 2022年に仙台に加入。初年度はJ2リーグで27試合に出場し、チーム最多の14得点を記録した。 しかし、2023シーズンはリーグ戦26試合で2得点に終わり、終盤は負傷離脱。今シーズンはJ2で25試合6得点を記録し、YBCルヴァンカップと天皇杯でもそれぞれ1試合プレーした。 J1昇格プレーオフを前に退団が決まった中山。クラブを通じてコメントしている。 「応援してくださったサポーターのみなさん、3年間本当にありがとうございました。応援歌も作ってもらい幸せでした。悔しいこともたくさんありましたが、全てが自分の糧になりました。ベガルタ仙台でプレーできた事を誇りに思います。仙台では出会いに本当に恵まれました。僕に関わってくれたチームメート、スタッフ、スポンサー、全ての人に感謝します」 「1番の思い出は息子が産まれたことです。初めての子育てを仙台で経験することができて良かったです。僕たち家族は、街も人も温かい仙台が大好きです。とてもさみしい気持ちではありますが、残り少ない仙台での生活を楽しみたいと思います」 「今季限りで仙台を去ることになりますが、まだ残っているプレーオフを全力で闘いますので、ぜひ熱い応援をよろしくお願いします!!」 2024.11.22 16:28 Fri2
森山新体制で巻き返し図る仙台が背番号発表! 神村学園FW西丸道人は「30」、梁勇基の10番は鎌田大夢が背負う
ベガルタ仙台は9日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 伊藤彰監督の下でスタートした2023シーズン。シーズン序盤は良い結果を残していた中、夏場に失速。6試合勝利がないと伊藤監督を解任し、堀孝史コーチが指揮を執るが、6試合勝利なし、その後も黒星が重なり、16位でシーズンを終えていた。 新シーズンは、U-17日本代表を長らく指揮してきた森山佳郎監督が就任。MF梁勇基が引退した他、MF氣田亮真、MF加藤千尋のサイドアタッカーがモンテディオ山形へ完全移籍するなど、戦力が入れ替わった。 新戦力では、浦和レッズのDF知念哲矢や横浜FCでプレーしていたDFマテウス・モラエス、ブラウブリッツ秋田のDF髙田椋汰と守備陣を補強。攻撃陣ではFWエロンをヴィラ・ノヴァから完全移籍で加入した。 また、川崎フロンターレのMF名願斗哉が育成型期限付き移籍で、神村学園高等部のキャプテンであるFW西丸道人も加入した。 背番号は知念が「20」、マテウス・モラエスが「19」、髙田が「2」、名願が「24」、西丸が「30」 、エロンが「98」をつける。 また、DF菅田真啓は「15」から「5」、MF鎌田大夢は「32」から「10」、MF工藤蒼生は「29」から「17」に背番号が変更になっている。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.小畑裕馬 21.梅田陸空 29.松澤香輝←徳島ヴォルティス/期限付き→完全 33.林彰洋 DF 2.髙田椋汰←ブラウブリッツ秋田/完全 5.菅田真啓※背番号変更「15」 19.マテウス・モラエス←ヴィトーリア(ブラジル)/完全 20.知念哲矢←浦和レッズ/完全 22.小出悠太 25.真瀬拓海 39.石尾陸登←仙台大学/新加入 41.内田裕斗 MF 8.松下佳貴 10.鎌田大夢※背番号変更「32」 11.郷家友太 14.相良竜之介←サガン鳥栖/期限付き→完全 17.工藤蒼生※背番号変更「29」 23.有田恵人←中央大学/新加入 24.名願斗哉←川崎フロンターレ/育成型期限付き 27.オナイウ情滋 31.工藤真人←びわこ成蹊スポーツ大学/新加入 37.長澤和輝 50.遠藤康 FW 7.中島元彦←セレッソ大阪/期限付き延長 9.中山仁斗 28.菅原龍之助 30.西丸道人←神村学園高等部/新加入 98.エロン←ヴィラ・ノヴァ(ブラジル)/完全 2024.01.09 16:50 Tue3
小森飛絢が圧巻ハット…4連敗山口と入れ替わりで千葉がJ1昇格PO圏! 首位横浜FCは大分とドロー【明治安田J2第32節】
21日、明治安田J2リーグ第32節の5試合が各地で行われた。 ◇千葉 4-1 山口 ギリギリJ1昇格プレーオフ(PO)圏内6位のレノファ山口FCと、ギリギリJ1昇格PO圏外7位のジェフユナイテッド千葉が、千葉ホームで勝ち点「1」差の直接対決に。 43分、千葉はゴール正面でこぼれ球に反応した小森飛絢の先制点が生まれ、51分には横山暁之の左足弾で追加点。対して山口は86分、酒井宣福の反撃弾が飛び出す。 それでも千葉は90+3分、90+7分と、小森が連発でハットトリックに。山口を4-1と粉砕し、対戦相手をかわして暫定ながらもPO圏内6位に浮上だ。また、小森は今季19得点とし、J2得点ランキングの首位に躍り出ている。 一方、4連敗の山口は千葉と順位が入れ替わっただけでなく、モンテディオ山形(後述)にもかわされて現在8位。明日の他会場次第では、さらなる後退もあり得る状況となった。 ◇仙台 2-2 甲府 一方、PO圏内5位のベガルタ仙台は、ホームで13位・ヴァンフォーレ甲府と勝ち点1を分け合う形に。中山仁斗、真瀬拓海のゴールで2点先行も、68分に1点差とされ、とうとう90+8分に痛恨の同点被弾を喰らった。仙台は3試合未勝利、直近5試合1勝2分け2敗となっている。 ◇横浜FC 1-1 大分 また、限りなく2位以内確保が安泰となってきた首位・横浜FCも、17位と低迷する大分トリニータにホームで勝ちきれず。32分に小川慶治朗が先制点も、後半に入って追いつかれ、勝ち越し点を奪えなかった。明日の清水エスパルス次第で、J2は首位交代だ。 ◇愛媛 1-3 山形 ここのところ比較的快調に勝ち点を積み上げ、PO圏内を視界に捉えた9位・モンテディオ山形は、アウェイで15位・愛媛FCに3発勝利。1-1で迎えた61分にディサロ燦シルヴァーノの左足弾で勝ち越し、83分に高橋潤哉が追加点を叩き込んだ。山形は暫定ながらも7位に浮上だ。 ◆第32節 ▽9月21日(土) ベガルタ仙台 2-2 ヴァンフォーレ甲府 横浜FC 1-1 大分トリニータ 愛媛FC 1-3 モンテディオ山形 ロアッソ熊本 3-1 ブラウブリッツ秋田 ジェフユナイテッド千葉 4-1 レノファ山口FC ▽9月22日(日) [14:00] V・ファーレン長崎 vs ザスパ群馬 水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山 [14:30] 藤枝MYFC vs 清水エスパルス [18:00] 徳島ヴォルティス vs いわきFC [19:00] 栃木SC vs 鹿児島ユナイテッドFC 2024.09.21 21:20 Sat4
仙台がFW中山仁斗と契約更新、今季は負傷もありリーグ戦2ゴール「チームを助けられる存在になりたい」
ベガルタ仙台は14日、FW中山仁斗(31)との契約更新を発表した。 中山はこれまでガイナーレ鳥取、レノファ山口FC、モンテディオ山形、ジュビロ磐田、水戸ホーリーホックでプレー。昨シーズンに仙台入りすると、明治安田生命J2リーグで27試合出場14得点を記録し、チーム内得点王に輝いた。 しかし、今シーズンはリーグ戦26試合2ゴールと思うような成績は残せず。9月に左ヒザの内側側副じん帯を損傷すると、そのまま試合に出場することはなくシーズンを終えた。 それでも仙台との契約更新が発表された中山は、クラブを通じてコメントしている。 「今年は、苦しくて辛い時期が長く、チームのために何ができるのか、自分に問いかけることの多いシーズンでした。来年は自分自身もっと成長して、チームを助けられる存在になりたいと思いますので、応援よろしくお願いします」 2023.12.14 15:25 Thu5