C大阪が大阪ダービー史初の0-0でGS突破! 鹿島も3発快勝の首位浮上で勝ち上がり【ルヴァンカップ・グループA第5節】

2022.04.23 16:54 Sat
©︎J.LEAGUE
JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第5節が23日に各地で行われ、A組も2試合が開催された。

勝ち点9で首位のセレッソ大阪は4ポイントで3位のガンバ大阪とホームで対戦。ダービーらしく局面でバチバチし合うが、シュート数は両軍ともに伸びず、タイトな守りが光る展開で進む。

そのなかで、引き分け以上で突破決定のC大阪が攻撃面の機能性で相手を上回ったが、山田の左足フィニッシュがゴールライン際でクォン・ギョンウォンのカバーに遭うなど、ゴールが遠い。
逆転突破の条件として負けられないG大阪は後半に入り、守勢が続くが、粘守で奮闘。もうひと押しが足らないC大阪が交代カードを駆使してこじ開けにかかってくるが、集中を切らさない。

そのG大阪も交代カードも切りながら1点が重みを増す終盤にひと刺しを狙うが、レアンドロ・ペレイラの決定的なヘッドはゴールライン際で松田がブロック。結局、0-0のドローで終了した。
セレッソ大阪 0-0 ガンバ大阪

2ポイント差でC大阪を追いかける2位の鹿島アントラーズは勝ち点2で最下位の大分トリニータとホームで対戦。他会場の結果も絡むが、突破の可能性がある鹿島が立ち上がりから攻勢に出る。

粘る大分だが、45分に常本のクロスをボックス内で受けた鈴木を羽田が倒して一発退場を命じられ、鹿島にPKのチャンスを献上。だが、GK西川が荒木のシュートを読み切り、ピンチを絶つ。

それでも、数的優位に立った鹿島は51分、バイタルエリア左から樋口が右足ミドルで移籍後初ゴールを突き刺して先制。続く58分には相手GKのブロックしたボールを鈴木が押し込んでいった。

畳みかける鹿島は途中出場のアルトゥール・カイキが67分にボックス左からゴール右隅に技ありの右足フィニッシュを決めて3-0。守りでも大分に反撃を許さず、3-0の快勝で3連勝とした。

鹿島アントラーズ 3-0 大分トリニータ
【鹿島】
樋口雄太(後6)
鈴木優磨(後13)
アルトゥール・カイキ(後22)

この結果、大阪ダービー通算56度目にして史上初のゴールレスドローで勝ち点を「10」に伸ばしたC大阪がグループ突破。快勝の鹿島は得失点差で首位に立ち、次のラウンド進出を決めている。

◆順位表
1:鹿島アントラーズ 10pt/+7
2:セレッソ大阪 10pt/+5
3:ガンバ大阪 5pt/-2
4:大分トリニータ 2pt/-10

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