マグワイア自宅に爆破予告…通報受け、警察が爆発物探知犬で捜査

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが、自宅への爆破予告を受けたことが判明した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。現時点で犯人からの伝達手段は不明だが、マグワイアの元に自宅を爆破するとの脅迫のメッセージが届いたという。そして、この脅迫を真剣に受け止めた同選手は地元のチェシャー警察に通報。これを受け、同警察は現地時間21日午後にマグワイアの自宅に向かい、爆発物探知犬を使い、自宅や庭、周辺の捜索を行ったとのことだ。
なお、マグワイアにはパートナーであるファーン・ホーキンスさんとの間に2人の子供がおり、今回の爆破予告に家族と共に精神的なダメージを受けている。

同選手のスポークスマンは今回の事件を受け、以下のようなコメントを残している。「直近の24時間で、ハリーは自宅への深刻な脅威を受けています」

「彼はこのことを警察に報告し、現在その件を調べています。家族と周囲の人々の安全が、ハリーの最優先事項であることは明らかです」

「彼は今週末の試合に向けて通常通り準備を続けており、現時点ではこれ以上詳しいコメントは控えさせていただきます」

一方、マグワイアから通報を受けたチェシャー警察は以下のような声明を発表。現地で捜査を行ったことを認めている。

「4月20日、チェシャー警察はウィルムスロー地域の住所で爆弾の脅威があったという通報を受けた」

「避難は行われなかったが、予防措置として、警察の爆発物探知犬が本日(21日)の午後に、庭とその周辺の捜索を行うためにその住所に出動した」

現時点で爆発物は確認されておらず、今回の爆破予告は単なる嫌がらせの可能性が高いが、マグワイアとその家族に大きな精神的なダメージを与えることになった。

今シーズンのユナイテッドでキャプテンでありながらも低調なパフォーマンスが多くの批判を浴びているマグワイアだが、SNS上での誹謗中傷と共にこういった非道な行為は許されざるものだ。