チェルシー買収にF1王者のハミルトン&テニス女王のS・ウィリアムズが参戦か…元リバプールオーナーのグループに出資

2022.04.21 22:22 Thu
Getty Images
ロマン・アブラモビッチ氏が売却を表明したチェルシー。資産が凍結され、売却の動きが鈍くなったが、クラブとしては解決しなければいけない問題でもある。

そんな中、クラブ買収には3つの入札があったとされる中、そのうちの有力な1つがマーティン・ブロートン氏(74)が立ち上げたコンソーシアム(共同事業体)だ。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、このブロートン氏のコンソーシアムに、F1で7度のチャンピオンに輝いたことのあるルイス・ハミルトンと、女子プロテニスプレーヤーで23度のグランドスラムを経験しているセリーナ・ウィリアムズが投資に参加することになったようだ。
ブロートン氏は、イギリスの航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズの元会長であり、かつてはリバプールの会長も務めたことがあるイギリス人の実業家。実は、幼い頃からのチェルシーファンだという。

2010年4月にリバプールの会長に就任したブロートン氏は、現在のオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)への売却がミッションだったが、当時の共同オーナーが猛反発。法廷闘争にまで発展したが、結果として無事に売却を行っていた。
一方で、ハミルトンとウィリアムズは、それぞれ1000万ポンド(約16億7300万円)の入札を約束したとのこと。買収に大きく前進するものと見られている。

しかし、ハミルトンは同じロンドンのアーセナルファンとして知られており、この入札報道はかなり驚きをもって伝えられている。

なお、ブロートン氏のコンソーシアムには、カナダの大手通信企業であるロジャーズ・コミュニケーションズに関わりのあるロジャーズ・ファミリー、2026年のワールドカップをアメリカに招致した招致委員会委員長のジョン・アーノルド氏、台湾プロバスケの「台北富邦ブレーブス」と、台湾プロ野球の「富邦ガーディアンズ」を保有するツァイ・ファミリーなどが投資家としている。

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