ローマが吉田終盤出場のサンプにウノゼロ! 唯一の枠内シュートとなったムヒタリアンのゴール守り切る《セリエA》
2022.04.04 03:02 Mon
セリエA第31節、サンプドリアvsローマが3日にスタディオ・ルイジ・フェラーリスで行われ、アウェイのローマが0-1で勝利した。なお、サンプドリアのDF吉田麻也は91分から途中出場した。
ホームのサンプドリアが良い入りを見せたが、時間の経過と共にローマが盛り返し拮抗した攻防が繰り広げられていく。
中央をきっちりケアするホームチームに対して、カルスドルプ、ザレフスキの両ウイングバックを起点に攻め手を見いだそうとするローマ。セットプレーやサイドからのクロスで幾度か際どい場面を作り出すと、前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。
敵地で幸先よく先制に成功したローマは冷静にボールを動かしながらゲームをコントロール。序盤のように相手に良い形での攻撃を許さない。38分にはベレシュインスキからGKアウデーロへの不用意なバックパスに反応したエイブラハムがGKの寸前でボールをかっさらってシュートに持ち込むが、ここは角度がなく枠の左に外してしまった。
ローマの1点リードで折り返した後半は主砲クアリアレッラをハーフタイム明けに投入し、以降も早いタイミングで交代カードを切っていったサンプドリアが攻勢を強めていく。しかし、スモーリングやマンチーニを中心にソリッドな守備を見せるローマを前になかなか決定機まで持ち込むことができない。
一方、先制点以降、決定機はおろかなかなか枠内シュートまで持ち込めないローマは、後半に入って完全に攻撃が停滞。中盤で潰される場面が目立ち、試合を決める追加点を奪えない。
79分には久々に良い形でエイブラハムがシュートまで持ち込み、このプレーで得た右CKからマンチーニに決定機も、ここはオフェンスファウルを取られてしまう。この直後には右肩を気にしていたエイブラハム、疲労の見えたザレフスキを下げてショムロドフ、ビーニャを最初のカードとして切ったアウェイチームは割り切って逃げ切り態勢に入る。
その後、試合終盤にはサンプドリアが吉田、ローマがクンブラとパワープレーを意識した交代策を切ったが、大きな見せ場なく試合はこのままタイムアップ。唯一の枠内シュートとなったムヒタリアンのゴールを最後まで守り切ったローマがウノゼロでリーグ2連勝を飾った。
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インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節のヴェネツィア戦で2-0の勝利を収め、連敗を「3」でストップした16位のサンプドリア(勝ち点29)。今季2度目の連勝を狙うチームはホームで難敵を迎え撃った。なお、日本代表帰りの吉田はベンチスタートとなった。一方、前節ラツィオとのデルビー・デッラ・カピターレに3-0の完勝を収めてリーグ無敗を9試合に更新した5位のローマ(勝ち点51)。週明けにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のボデ/グリムト戦を控える中、モウリーニョ監督はデルビーと全く同じスタメンを採用。前線はムヒタリアン、エイブラハム、ペッレグリーニが起用された。中央をきっちりケアするホームチームに対して、カルスドルプ、ザレフスキの両ウイングバックを起点に攻め手を見いだそうとするローマ。セットプレーやサイドからのクロスで幾度か際どい場面を作り出すと、前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。
27分、カウンターから中央でボールを運んだムヒタリアンが左サイドのペッレグリーニへ展開。そのペッレグリーニを追い越したザレフスキが左サイド深くからグラウンダーの高速クロスを供給すると、ファーでトールスビーがクリアし切れずにゴール前にこぼれたところをムヒタリアンが冷静に蹴り込んだ。
敵地で幸先よく先制に成功したローマは冷静にボールを動かしながらゲームをコントロール。序盤のように相手に良い形での攻撃を許さない。38分にはベレシュインスキからGKアウデーロへの不用意なバックパスに反応したエイブラハムがGKの寸前でボールをかっさらってシュートに持ち込むが、ここは角度がなく枠の左に外してしまった。
ローマの1点リードで折り返した後半は主砲クアリアレッラをハーフタイム明けに投入し、以降も早いタイミングで交代カードを切っていったサンプドリアが攻勢を強めていく。しかし、スモーリングやマンチーニを中心にソリッドな守備を見せるローマを前になかなか決定機まで持ち込むことができない。
一方、先制点以降、決定機はおろかなかなか枠内シュートまで持ち込めないローマは、後半に入って完全に攻撃が停滞。中盤で潰される場面が目立ち、試合を決める追加点を奪えない。
79分には久々に良い形でエイブラハムがシュートまで持ち込み、このプレーで得た右CKからマンチーニに決定機も、ここはオフェンスファウルを取られてしまう。この直後には右肩を気にしていたエイブラハム、疲労の見えたザレフスキを下げてショムロドフ、ビーニャを最初のカードとして切ったアウェイチームは割り切って逃げ切り態勢に入る。
その後、試合終盤にはサンプドリアが吉田、ローマがクンブラとパワープレーを意識した交代策を切ったが、大きな見せ場なく試合はこのままタイムアップ。唯一の枠内シュートとなったムヒタリアンのゴールを最後まで守り切ったローマがウノゼロでリーグ2連勝を飾った。
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