強い鹿島が復活! 鈴木優磨&上田綺世のAT弾で清水相手に逆転し4連勝!【明治安田J1第6節】

2022.04.02 18:13 Sat
©︎J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第6節の鹿島アントラーズvs清水エスパルスが2日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-1で鹿島が逆転勝ちを収めた。
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レネ・ヴァイラー監督のリーグ戦初陣となった前節は、ホームに湘南ベルマーレを迎えて2-1と逆転勝ちを収めた鹿島。中断期間中のYBCルヴァンカップでもガンバ大阪を相手に逆転し、勢いは継続中だ。今節は件の湘南戦で殊勲の逆転ゴールを決めたファン・アラーノが初先発を飾り、日本代表帰りの上田はベンチからのスタートとなった。
上り調子の鹿島とは対照的に、清水はリーグ戦3試合勝利から遠ざかっている。その3試合で1得点という攻撃面をテコ入れすべく、直近のルヴァンカップ、サンフレッチェ広島戦でゴールを決めたベンジャミン・コロリを2トップの一角で起用した。

最初にチャンスを迎えたのはホームの鹿島だった。7分、相手の長いパスを関川がダイレクトでファン・アラーノへつなぐと、ボックス手前まで運んで右足のフィニッシュ。さらに18分には、安西がカットインからミドルを狙う。
対する清水は23分、左CKを獲得すると、この試合でJ1通算100試合出場を達成したが原がヘディング。マークを外し、神谷のクロスに飛び込んだが、枠を捉えられなかった。

鹿島は前半終了間際にもチャンスを迎える。ファン・アラーノが再びミドルを見せると、44分には右サイド深い位置を取った常本の折り返しに鈴木優磨がヘッド。だが、いずれもGK権田の守備範囲に収まった。

ゴールレスで迎えた後半は、キックオフの流れから鹿島がいきなりネットを揺らす。樋口の右クロスをファン・アラーノが頭で落とし、鈴木優磨がGK権田の前でプッシュ。だが、VARによるチェックの結果、鈴木優磨はオフサイドポジションであることが確認され、ゴールは認められなかった。

62分にも樋口が右隅を狙ったコントロールショットを放つなど、優勢の流れの中で鹿島にアクシデント。ディエゴ・ピトゥカが上田との交代直後の64分にレッドカードを提示された。直前のプレーでベンジャミン・コロリとやり合っていたディエゴ・ピトゥカは、ピッチを退いたのちに苛立ちボトルを蹴り上げ、これがスタンド最前の柵を直撃していた。

交代完了後であったため、数的不利には陥らなかった鹿島だったが、これで流れは清水へ渡ってしまう。70分、今季から正式に加入した山原が左サイドでボールを持つと、縦に仕掛けて丁寧な折り返し。ファーのベンジャミン・コロリが頭で合わせると、三竿は反応するもクリアしきれず、ゴールへ吸い込まれた。

だが、公式戦の直近2試合で逆転勝ちを収めている鹿島はここから攻撃のギアを上げ、78分に同点に追い付く。途中出場の松村が右の深い位置からクロスを送ると、ヴァウドの前に入った鈴木優磨が渾身のヘディングでネットを揺らした。

直後にも左クロスから中央で上田が囮になってファーの鈴木がヘッド。91分には上田が頭でゴールを脅かすと、猛攻が結実したのはその2分後だった。

荒木から斜めのパスを受けた鈴木優磨がボックス手前右から柔らかいクロスを入れると、合わせたのは上田。滞空時間の長いヘディングでネットを揺らし、日本代表としてともに戦ったGK権田の牙城をこじ開けた。

これが決勝点となり、勝負強さを見せた鹿島がリーグ戦4連勝を達成。清水は4試合勝ちなしとなった。

鹿島アントラーズ 2-1 清水エスパルス
【鹿島】
鈴木優磨(後33)
上田綺世(後48)
【清水】
ベンジャミン・コロリ(後25)

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【J1注目プレビュー|第34節:鹿島vs福岡】鹿島は監督交代の効果を見せられるのか?トンネル抜けた福岡は連勝を

【明治安田J1リーグ第34節】 2024年10月19日(土) 14:00キックオフ 鹿島アントラーズ(4位/53pt) vs アビスパ福岡(11位/43pt) [県立カシマサッカースタジアム] <h3>◆監督交代、その効果は出るか?【鹿島アントラーズ】</h3> ランコ・ポポヴィッチ監督を突然解任した鹿島。チームは優勝こそやや遠のいたが、上位を争っていた中での電撃解任となった。 近年の鹿島が繰り返している一貫性のない強化というのがまた出てしまったのかという声は多い。就任1年目で優勝争いをしながらの監督交代は理解が難しいところだ。 気がかりなのはほとんど固定メンバーで戦っていたところ。選手層の厚みは全くと言っていいほど生まれていない状況であり、11人が入れ替わる可能性はケガや出場停止という状況だった。底上げ、チーム力の向上はなかなか遅れていたようにも思える。 後を継ぐ中後雅喜監督がどういった戦いを残りの少ない期間で見せるのか。競争がほとんど生まれていなかったチームに活力を与え、今一度、1つの勝利にどこまでこだわれるか。来季に繋げるためにも大事な戦いとなる。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:須貝英大、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、柴崎岳 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:中後雅喜 <h3>◆12試合ぶりの勝利を繋げ【アビスパ福岡】</h3> 前節はホームに名古屋グランパスを迎えた中、1-0で勝利。6月30日以来、実に12試合ぶりの勝利を収めた。 今季限りでの退任が決定している長谷部茂利監督の下、残りの5試合でチームは1つでも上の順位を目指したいところ。長いトンネルを抜けた先に見えた光を、最後まで掴んで離したくないだろう。 直近5試合でわずか1ゴールと攻撃陣の非力さがどうしても目立ってしまう。チャンスも多いわけではなく、決定力をいかに上げていくかがポイント。リーグ最小の得点数が苦戦の理由だ。 アウェイの鹿島戦は2021年9月以来勝利がなく、新体制の鹿島にどう戦うのか。まずはゴールを奪い切りたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:永石拓海 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、重見柾斗、前寛之、前嶋洋太 MF:紺野和也、金森健志 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.10.19 11:20 Sat
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柳沢敦氏、明神智和氏の日韓W杯経験者が揃ってS級ライセンスを取得! 4名が取得

日本サッカー協会(JFA)は7日、S級コーチライセンスの取得者を発表した。今回は4名に資格が与えられることとなる。 日本国内のすべてのサッカーチームの指導が可能となるS級コーチのライセンス。Jリーグクラブや日本代表などを指揮する際に必要となる。 今回認定されたのは、2020年度に受講をスタートした元日本代表FWで、鹿島アントラーズユース監督の柳沢敦氏(46)、2021年度に受講をスタートした徳島ヴォルティスコーチの古川毅氏(51)、2023年度に受講をスタートした元日本代表MFでガンバ大阪ユースコーチの明神智和氏(45)、湘南ベルマーレアカデミーダイレクター兼U-18監督の平塚次郎氏(44)の4名となった。 これによりS級コーチライセンスを保持する者は568名となった。 ◆2020年度受講者 16名/16名 柳沢敦氏(46) 鹿島アントラーズユース 監督 2017年:A級コーチジェネラルライセンス取得 ◆2021年度受講者 16名/16名 古川毅氏(51) 徳島ヴォルティス コーチ 2012年:A級コーチジェネラルライセンス取得 ◆2023年度受講者 14名/20名 明神智和氏(45) ガンバ大阪ユース コーチ 2022年:A級コーチジェネラルライセンス取得 平塚次郎氏(44) 湘南ベルマーレ アカデミーダイレクター兼U-18監督 2014年:A級コーチジェネラルライセンス取得 2024.03.07 20:55 Thu

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