オーナーが資産凍結のチェルシー、17歳のアメリカ人GKの獲得が破談に
2022.03.27 17:48 Sun
オーナーのロマン・アブラモビッチ氏の資産凍結で様々な制限がかけられているチェルシーだが、移籍市場にも影響が及び始めたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
伝えられるところによると、チェルシーとシカゴ・ファイアは500万〜580万ポンドの移籍金で合意済みで、2023年までレンタルでアメリカに留まる旨の契約をまとめていたという。
193cmの長身が武器のガブリエル・スロニナは、アメリカ代表では各アンダーカテゴリーの常連で、昨年12月にはフル代表にも招集された逸材。昨年8月のニューヨーク・シティ戦で17歳と81日でプロデビューし、MLS史上最年少のGKデビューおよびクリーンシートを記録した。
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ロシアのウクライナ侵攻の制裁として、イギリス政府によりアブラモビッチ氏の資産が凍結されたチェルシー。資産の一部としてクラブ本体もチケット販売や、選手の移籍や契約に関する交渉が禁止されるなど、多方面で制限がかけられている。その中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、シカゴ・ファイアに所属するアメリカ人GKガブリエル・スロニナの獲得を進めていたチェルシーだが、制裁の煽りを受ける形で交渉が打ち切られてしまったようだ。193cmの長身が武器のガブリエル・スロニナは、アメリカ代表では各アンダーカテゴリーの常連で、昨年12月にはフル代表にも招集された逸材。昨年8月のニューヨーク・シティ戦で17歳と81日でプロデビューし、MLS史上最年少のGKデビューおよびクリーンシートを記録した。
ポーランド代表の資格も持つ17歳の獲得を逃してしまったチェルシー。同クラブでは今夏に契約満了となる選手を多数抱えているが、その交渉もできない状況となっている。
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