ベンゼマのドブレーテなどで久保先発のマジョルカを下したマドリーが4連勝!《ラ・リーガ》

2022.03.15 07:02 Tue
Getty Images
ラ・リーガ第28節のマジョルカvsレアル・マドリーが14日に行われ、0-3でマドリーが勝利した。マジョルカのMF久保建英は78分までプレーしている。
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4連敗中の16位マジョルカ(勝ち点26)が、首位を独走するマドリー(勝ち点63)をホームに迎えた一戦。マジョルカの久保は左MFでリーグ戦9試合連続のスタメン出場となった。
一方、 9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでパリ・サンジェルマンに劇的な逆転勝利を飾ったマドリーは、その試合から先発を4人変更。モドリッチやアセンシオ、カルバハルらに代えてロドリゴやカゼミロ、ルーカス・バスケスらが先発で起用された。

立ち上がりからボールを握って相手を押し込むマドリーは6分、自陣からのロングパスをバイタルエリア左手前で受けたヴィニシウスがスルーパスを供給。これに反応したベンゼマがボックス左からシュートを放ったが、これはGKセルヒオ・リコのブロックに阻まれた。

対するマジョルカは11分、左サイドでボールを受けたオリバンのアーリークロスからムリキがチャンスを迎えたが、インサイドで狙ったシュートはうまく当たらずに枠の右に逸れた。
70%を超えるボール支配率を記録ながらも、なかなか決定機まで持ち込めないマドリーは35分にピンチ。 ダニ・ロドリゲスの浮き球のパスからアンヘルがゴール前に抜け出すが、ナチョの好守に阻まれシュートは打てず。しかし、このこぼれ球をボックス右まで駆け上がったマフェオが奪うと、カットインから左足を振り抜いたが、シュートはわずかに枠の右に外れた。

ピンチを凌いだマドリーは、43分にペナルティアーク内でボールキープしたベンゼマのヒールパスからヴィニシウスが決定機を迎えたが、シュートはマフェオのスライディングブロックに防がれた。

ゴールレスで迎えた後半、マドリーはショートカウンターから先制点を奪う。55分、ハイプレスをかけたバルベルデがイドリス・ババのロストを誘うと、こぼれ球を拾ったベンゼマのラストパスをボックス内で受けたヴィニシウスがGKの股下を抜くシュートを流し込んだ。

先制したマドリーは、60分にバルベルデとカゼミロを下げてモドリッチとカマヴィンガを投入。さらに70分にはL・バスケスとロドリゴを下げてカルバハルとアセンシオをピッチに送り出した。

すると76分、ドリブルで左サイドを持ち上がったベンゼマがボックス左からラストパスを供給すると、中央に走りこんだヴィニシウスがオリバンに倒されマドリーがPKを獲得。このPKをベンゼマが

リードを広げられたマジョルカは、78分に久保を下げてイ・ガンインを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはマドリーだった。82分、ショートコーナーを受けた途中出場のマルセロが左クロスを供給すると、ベンゼマのヘディングシュートがゴール右吸い込まれた。

試合を決定づける3点目を奪ったマドリーだったが、84分にアクシデントに見舞われる。プレー中に左足を痛めたベンゼマが歩いてピッチを出るとそのままドレッシングルームへ。交代枠を使い切っているマドリーは10人での戦いを余儀なくされた。

数的不利となったマドリーは、終盤にかけてマジョルカの猛攻を受けたが、集中した守りでこれをシャットアウト。ベンゼマのドブレーテなどで完勝したマドリーが4連勝を飾り、次節バルセロナとの“エル・クラシコ”に弾みを付けている。

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