横浜FCが開幕3連勝! 徳島は3戦連続ドローに【明治安田J2第3節】

明治安田生命J2リーグ第3節の6試合が6日に各地で行われた。

開幕連勝を飾った横浜FCは昨シーズン共にJ1の舞台で戦っていた大分トリニータとのアウェイ戦に臨んだ。試合は12分、町田が右サイドの裏のスペースへと抜け出し、右足でクロスに供給。これをファーサイドに走り込んだ小林が頭で合わせ、先制に成功する。

対する大分も22分に反撃。敵陣左サイドでのFKの場面でキッカーの木塚が中央に低いボールを供給すると、混戦の中で最後は伊藤がダイビングヘッドで押し込み、試合を振り出しに戻す。
後半も両チームが互角の戦いを見せる中、78分に横浜FCがスコアを動かす。ボックス手前でのパスワークからイサカがボックス手前右にパスを送り、受けた中村拓海がクロスを供給。ふんわりとした弾道のボールはファーサイドに流れるが、これを拾った山下が右足で狙うと、ボールは右ポストに当たってゴールネットに吸い込まれた。試合は2-1のまま終了し、横浜FCが無傷の3連勝を挙げている。

降格組の一角でありながらも、ここまで勝利のない徳島ヴォルティスはホームで東京ヴェルディと対戦した。32分に右CKの場面でキッカーの藤田が正確なボールを送ると、中央の内田が強烈なヘディングシュートを叩き込み、先制する。先制された東京Vだったが、36分にすぐさま追いつく。山本がボックス手前に縦パスを供給すると、杉本が左サイドのスペースにフリック。走り込んだ深澤がGKの頭上を越える見事なループシュートを放ち、これがゴールネットを揺らした。

後半にはセンターバックの一角であったカカが一発退場となり、アウェイチームにペースを握られた徳島。なんとか1-1で試合終了を迎えたが、3試合連続のドローとなった。

その他、ベガルタ仙台はともに無敗のザスパクサツ群馬とホームで対戦し、ゴールレスドロー。ブラウブリッツ秋田はアウェイで水戸ホーリーホックを1-0で下し、今季初勝利を挙げた。

◆第3節
▽3/5
大宮アルディージャ 1-2 ロアッソ熊本
アルビレックス新潟 1-1 レノファ山口FC
V・ファーレン長崎 1-2 ヴァンフォーレ甲府
栃木SC 0-1 ファジアーノ岡山
FC琉球 1-2 いわてグルージャ盛岡

▽3/6
大分トリニータ 1-2 横浜FC
ベガルタ仙台 0-0 ザスパクサツ群馬
徳島ヴォルティス 1-1 東京ヴェルディ
ツエーゲン金沢 1-2 FC町田ゼルビア
ジェフユナイテッド千葉 0-0 モンテディオ山形
水戸ホーリーホック 0-1 ブラウブリッツ秋田