千葉が今季初勝利を掴む! 大宮vs新潟は白熱のドロー【明治安田J2第2節】

明治安田生命J2リーグ第2節の2試合が26日に各地で行われた。

NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャとアルビレックス新潟が対戦。前からの守備で先にリズムを作った大宮は7分、高い位置でのプレッシングから矢島とのワンツーで左サイドの背後を抜け出した小野の折り返しをニアサイドの河田が合わせ、先制する。

ビルドアップを引っかけられ、失点の新潟だが、それ以降はしっかりとボールを繋ぎ、敵陣に攻め入る展開に。守勢に回る時間が多かったその前半を経て、1点リードで折り返した大宮は後半頭のピンチもGK南の好守で凌ぎながら、カウンターでひと刺しを狙う。
すると、大宮は64分、左サイドの柴山が左足で上げたクロスに河田がヘッドで合わせて、欲しかった追加点を奪取。だが、試合を通じて攻める新潟は68分、左サイドから中に仕掛けた本間が相手DFを引きつけると、フリーの高木がラストパスを押し込み、詰め寄る。

さらに、攻め立てる新潟は本間が再び突破口となり、ボックス左からのクロスに古巣戦のイッペイ・シノヅカがヘッドで合わせて同点。結局、初勝利を目指した両者の一戦は大宮の2点先行から新潟が追いつき、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わっている。タピック県総ひやごんスタジアムではFC琉球とジェフユナイテッド千葉が激突。今季初勝利を目指す両者の一戦は序盤からやや優勢の千葉が先にスコアを動かす。25分、高木がキッカーを務めた右CKからのクロスをいなサイドの新井が胸部付近で押し込み、先手に取る。

その後もペースを掴む千葉は61分、鈴木の持ち上がっての見事なパスを右サイドで受けたサウダーニャがそのままドリブルで中に切れ込み、左足シュートで追加点。その4分後に右CKのこぼれ球から途中出場の中野がネットを揺らして、琉球が1点差に詰め寄ってみせる。

その琉球はさらに反撃に転じるが、千葉がGK新井を中心に1点リードを守り抜いて、昇格組のいわてグルージャ盛岡に敗戦した開幕戦を払拭する今季初白星。琉球は開幕節のドローに続いて、今節も敗れ、次節以降に今季初勝利は持ち越しとなっている。

◆第2節
▽2/26
大宮アルディージャ 2-2 アルビレックス新潟
FC琉球 1-2 ジェフユナイテッド千葉

▽2/27
《13:00》
ヴァンフォーレ甲府 vs 大分トリニータ
ロアッソ熊本 vs モンテディオ山形
《14:00》
水戸ホーリーホック vs ベガルタ仙台
ザスパクサツ群馬 vs ツエーゲン金沢
東京ヴェルディ vs 栃木SC
FC町田ゼルビア vs いわてグルージャ盛岡
横浜FC vs V・ファーレン長崎
ファジアーノ岡山 vs 徳島ヴォルティス
レノファ山口FC vs ブラウブリッツ秋田