決定力欠くインテルが下位ジェノアに痛恨ドロー…公式戦3試合連続無得点で再び首位浮上のチャンス逸す《セリエA》
2022.02.26 07:14 Sat
セリエA第27節、ジェノアvsインテルが25日にルイジ・フェラーリスで行われ、0-0のドローに終わった。
シモーネ・インザーギ監督はサッスオーロ戦から先発5人を変更。サスペンション明けのバストーニとブロゾビッチがディ・マルコ、ガリアルディーニに代わって復帰したほか、シュクリニアル、ダルミアン、ラウタロ・マルティネスに代わってダンブロージオ、ダンフリース、ジェコが起用された。
決定力を欠いた前節の反省を生かしたいインテルは、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。開始3分にペリシッチの反転シュートで早速枠内シュートを放つと、直後の5分にはボックス内に抜け出したチャルハノールが枠のわずか右に外れる際どいシュートを放つ。
一方、残留に向けて勝ち点3がほしいジェノアもすぐさま反撃。7分にはロングボールをイェボアが頭で背後のスペースへ落とすと、これに反応したグズムンドソンがDFと競りながらもうまく足元に収め、ボックス中央からチップキック気味にシュート。これがGKハンダノビッチの左を抜けるが、わずかに枠を外れた。
前半終盤にかけて攻撃にリズムが出始めたインテルは、ペリシッチの高速クロスにジェコ、押し込んでの波状攻撃からブロゾビッチ、ペリシッチが連続シュートを放つが、相手のシュートブロックなどに阻まれてゴールをこじ開けるまでには至らなかった。
後半も同じメンバーで臨んだインテルは早い時間帯のゴールを目指し、引き続き前がかりな戦いを継続する。62分にはチャルハノールの右CKをゴール前のダンブロージオがドンピシャのヘッドで合わすが、これはクロスバーを叩く。さらに、こぼれ球に味方が詰めるが、相手のシュートブロックに阻まれる。
バックラインに負傷者が相次ぐも高い集中力を見せるジェノアの堅守に手を焼き、直近のサンシーロ戦のような攻めども攻めどもゴールが遠い苦しい戦いを強いられるインテル。これを受け、ラウタロ、ビダルと攻撃的なカードを続けて切っていく。80分にはセットプレーの二次攻撃からバレッラが得意の右足のシュートを放つが、これも枠を捉え切れない。
その後、古巣初対戦のカイセドをピッチに送り込み、力業でゴールをこじ開けにかかるアウェイチームは89分、ジェコが身体を張ったプレーでロングボールを収めサポートに入ったカイセドからボックス左に走り込んだラウタロにラストパスが繋がる。だが、インテルの背番号10のシュートはDFのブロックに遭い、絶好機を逸した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、公式戦3試合連続ノーゴールと決定力に大きな問題を抱えるインテルは、数時間前に引き分けに終わったミランにお付き合いする形で首位浮上のチャンスを再び逸した。
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現在、2位のインテル(勝ち点54)は前節、サッスオーロにホームで0-2の完敗を喫し、チャンピオンズリーグ(CL)に続く敗戦で今季初の連敗となった。週明けにコッパ・イタリア準決勝のミラノ・ダービーを控える中、公式戦4試合ぶりの白星を目指した今節は敵地で19位のジェノア(勝ち点16)と対戦した。決定力を欠いた前節の反省を生かしたいインテルは、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。開始3分にペリシッチの反転シュートで早速枠内シュートを放つと、直後の5分にはボックス内に抜け出したチャルハノールが枠のわずか右に外れる際どいシュートを放つ。
一方、残留に向けて勝ち点3がほしいジェノアもすぐさま反撃。7分にはロングボールをイェボアが頭で背後のスペースへ落とすと、これに反応したグズムンドソンがDFと競りながらもうまく足元に収め、ボックス中央からチップキック気味にシュート。これがGKハンダノビッチの左を抜けるが、わずかに枠を外れた。
冷や汗をかいたものの、ここから冷静にボールを握って相手をじわじわと押し込んでいくアウェイチーム。ジェコの確度の高いポストワークで時間を作りながら、両ウイングバックが積極的に攻撃に絡んでいく。
前半終盤にかけて攻撃にリズムが出始めたインテルは、ペリシッチの高速クロスにジェコ、押し込んでの波状攻撃からブロゾビッチ、ペリシッチが連続シュートを放つが、相手のシュートブロックなどに阻まれてゴールをこじ開けるまでには至らなかった。
後半も同じメンバーで臨んだインテルは早い時間帯のゴールを目指し、引き続き前がかりな戦いを継続する。62分にはチャルハノールの右CKをゴール前のダンブロージオがドンピシャのヘッドで合わすが、これはクロスバーを叩く。さらに、こぼれ球に味方が詰めるが、相手のシュートブロックに阻まれる。
バックラインに負傷者が相次ぐも高い集中力を見せるジェノアの堅守に手を焼き、直近のサンシーロ戦のような攻めども攻めどもゴールが遠い苦しい戦いを強いられるインテル。これを受け、ラウタロ、ビダルと攻撃的なカードを続けて切っていく。80分にはセットプレーの二次攻撃からバレッラが得意の右足のシュートを放つが、これも枠を捉え切れない。
その後、古巣初対戦のカイセドをピッチに送り込み、力業でゴールをこじ開けにかかるアウェイチームは89分、ジェコが身体を張ったプレーでロングボールを収めサポートに入ったカイセドからボックス左に走り込んだラウタロにラストパスが繋がる。だが、インテルの背番号10のシュートはDFのブロックに遭い、絶好機を逸した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、公式戦3試合連続ノーゴールと決定力に大きな問題を抱えるインテルは、数時間前に引き分けに終わったミランにお付き合いする形で首位浮上のチャンスを再び逸した。
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