パリ・サンジェルマン(PSG)は19日、リーグ・アン第25節でナントとアウェイで対戦し1-3で敗戦した。
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ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を1-0で勝利し公式戦5連勝を飾った首位のPSG(勝ち点59)は、その試合から先発を6人変更。ディ・マリアやダニーロ、ハキミ、GKドンナルンマらに代えて、ワイナルドゥム、グイエ、ベルナト、GKケイロル・ナバスらを先発で起用。また、ネイマールが公式戦14試合ぶりの先発出場となった。
10位のナント(勝ち点35)に対し、メッシ、ムバッペ、ネイマールの3トップで試合に臨んだPSGは、開始早々の4分に失点する。コロ・ムアニのパスを左サイドで受けたサイモンがドリブルで持ち上がり右足アウトサイドでゴール前に送ると、走りこんだコロ・ムアニがワンタッチで流し込んだ。
先制を許したPSGは、8分にムバッペの横パスをボックス手前で受けたメッシがボックス中央左から侵入しシュートを放ったが、これは飛び出したGKラフォンが体でブロック。
その後、PSGは左サイドを経由して何度もアタッキングサードまでボールを運ぶが、なかなか決定機まで至らない状況が続く。すると16分、ホームチームが再びスコアを動かす。細かなパス回しでPSG守備陣を翻弄するナントは、ボックス右から侵入したブカリの落としを走りこんだメルランがダイレクトシュートで合わせると、これがゴール左に突き刺さった。
2点を追う展開となったPSGは28分、ドリブルで仕掛けたムバッペのラストパスからネイマールがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKラフォンにキャッチされた。
1点の遠いPSGは44分、スルーパスでボックス左から侵入しようとムバッペがボックス付近でアッピアーに引き倒されると、主審はレッドカードを提示。しかし、VARのチェックが入ると、アッピアーの処分ははレッドカードからイエローカードに変更された。
このまま前半終了かと思われたが、PSGは前半アディショナルに失点する。右CKをカステレットが頭で合わせると、これがワイナルドゥムの左腕に当たる。VARレビューの結果、ハンドと判定されPKが与えられたナントは、ブラが難なくPKを沈めた。
3点のビハインドで後半を迎えたPSGは、開始早々に1点を返す。47分、メッシのダイアゴナルパスをボックス中央左で受けたネイマールがカットインからシュートをゴール左隅へ流し込んだ。
幸先良く1点を返したPSGは58分にもチャンスを迎える。メッシのスルーパスでボックス右から侵入したムバッペが切り返した際にアッピアーのタックルで倒され、PKを獲得。しかし、ネイマールのPKはGKラフォンにキャッチされた。
PSGは60分にワイナルドゥムを下げてドラクスラーを投入。すると73分、ベルナトの左クロスをボックス内で収めたドラクスラーの落としからムバッペに決定機が訪れたが、シュートは枠の上に外れる。
その後、ディ・マリアやハキミ、イカルディらを投入したPSGだったが、最後まで追加点を奪うことができず。PSGは今季最多失点で10月以来となる2敗目を喫した。
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