10人アタランタが降格圏カリアリに痛恨の敗戦…次節直接対決前にユーベと順位入れ替わりの可能性…《セリエA》
2022.02.06 22:35 Sun
セリエA第24節、アタランタvsカリアリが6日にアトレティ・アズーリ・ディターリアで行われ、アウェイのカリアリが1-2で勝利した。
インテル、ラツィオとの強豪対決をいずれもゴールレスドローで終え、2戦未勝利の4位アタランタが、降格圏の18位に沈むカリアリ相手のホームゲームで3戦ぶりの白星を狙った。
この試合、ムリエルを最前線に置き、2列目に右からマリノフスキー、ペッシーナ、パシャリッチを配した[4-2-3-1]で臨んだアタランタは、[5-3-2]の後ろ重心のカリアリを立ち上がりから押し込んでいく。
アタッキングサードまで易々とボールを運び、そこからのムリエルの仕掛けやコンビプレーで守備ブロック攻略を図っていくが、相手のコンパクトな守備を前になかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。28分にはボックス手前右で一瞬フリーとなったマリノフスキーが強烈な左足のブレ球ミドルを枠に飛ばすが、これはGKクラーニョの好守に阻まれる。
以降も試合の主導権を握りつつ、攻撃に枚数をかけられない相手のカウンターを危なげなく防いだホームチームだったが、直近2試合に続きゴールレスでハーフタイムを迎えることになった。
まずは50分、カリアリのセットプレーの二次攻撃からダウベルトに鋭い左足のクロスを入れられると、ゴール右でフリーにしたガストン・ペレイロに胸トラップから右足のシュートを流し込まれ、痛恨の先制点を奪われる。
さらに、直後の53分には最終ラインの拙い対応からガストン・ペレイロに完璧に裏へ抜け出されると、ボックス外に飛び出したGKムッソがファウルで倒してしまい、決定機阻止での一発退場となった。
1点ビハインドに加え、数的不利まで背負ったホームチームはパシャリッチを下げて控えGKロッシを投入した他、58分にはムリエルとペッシーナを下げてドゥバン・サパタと、サッスオーロからの新戦力のボガを同時投入した。すると、この交代策が3試合ぶりのゴールをもたらす。
64分、左CKの二次攻撃からボックス左に抜け出したサパタが強烈なシュートを放つと、これはGKクラーニョのビッグセーブに阻まれたが、こぼれ球に反応したパロミーノが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
この同点ゴールによって一気に試合はわからなくなったが、先にゴールをこじ開けたのはまたしてもアウェイチームだった。68分、ロングカウンターから右サイドのスペースを独走したベッラノーバからの完璧なグラウンダーのクロスをファーに走り込んだガストン・ペレイロが左足で押し込んだ。
ガストン・ペレイロにドッピエッタを許して再び苦境に立たされたアタランタはさらにアクシデントに見舞われる。途中投入のサパタが筋肉系の問題かプレー続行が不可能となり、パルマからの新戦力ミハイラをボガに続いてデビューさせることに。
それでも、何とか勝ち点1でも手にしたいホームチームはリスクを冒して前に出ていくが、試合終盤に守備的な選手を次々と送り込んで専守防衛の構えを見せるカリアリの守備を再び崩し切ることはできなかった。
そして、ローマ戦以来、リーグ5戦ぶりの敗戦を喫することになったアタランタは、次節の直接対決を前に5位ユベントスと順位が入れ替わる可能性が出てきた。
インテル、ラツィオとの強豪対決をいずれもゴールレスドローで終え、2戦未勝利の4位アタランタが、降格圏の18位に沈むカリアリ相手のホームゲームで3戦ぶりの白星を狙った。
この試合、ムリエルを最前線に置き、2列目に右からマリノフスキー、ペッシーナ、パシャリッチを配した[4-2-3-1]で臨んだアタランタは、[5-3-2]の後ろ重心のカリアリを立ち上がりから押し込んでいく。
以降も試合の主導権を握りつつ、攻撃に枚数をかけられない相手のカウンターを危なげなく防いだホームチームだったが、直近2試合に続きゴールレスでハーフタイムを迎えることになった。
アタランタはペッツェッラを下げてメーレをハーフタイム明けに投入したほか、立ち位置に修正を施して後半に入る。だが、後半立ち上がりに悪夢が待っていた。
まずは50分、カリアリのセットプレーの二次攻撃からダウベルトに鋭い左足のクロスを入れられると、ゴール右でフリーにしたガストン・ペレイロに胸トラップから右足のシュートを流し込まれ、痛恨の先制点を奪われる。
さらに、直後の53分には最終ラインの拙い対応からガストン・ペレイロに完璧に裏へ抜け出されると、ボックス外に飛び出したGKムッソがファウルで倒してしまい、決定機阻止での一発退場となった。
1点ビハインドに加え、数的不利まで背負ったホームチームはパシャリッチを下げて控えGKロッシを投入した他、58分にはムリエルとペッシーナを下げてドゥバン・サパタと、サッスオーロからの新戦力のボガを同時投入した。すると、この交代策が3試合ぶりのゴールをもたらす。
64分、左CKの二次攻撃からボックス左に抜け出したサパタが強烈なシュートを放つと、これはGKクラーニョのビッグセーブに阻まれたが、こぼれ球に反応したパロミーノが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
この同点ゴールによって一気に試合はわからなくなったが、先にゴールをこじ開けたのはまたしてもアウェイチームだった。68分、ロングカウンターから右サイドのスペースを独走したベッラノーバからの完璧なグラウンダーのクロスをファーに走り込んだガストン・ペレイロが左足で押し込んだ。
ガストン・ペレイロにドッピエッタを許して再び苦境に立たされたアタランタはさらにアクシデントに見舞われる。途中投入のサパタが筋肉系の問題かプレー続行が不可能となり、パルマからの新戦力ミハイラをボガに続いてデビューさせることに。
それでも、何とか勝ち点1でも手にしたいホームチームはリスクを冒して前に出ていくが、試合終盤に守備的な選手を次々と送り込んで専守防衛の構えを見せるカリアリの守備を再び崩し切ることはできなかった。
そして、ローマ戦以来、リーグ5戦ぶりの敗戦を喫することになったアタランタは、次節の直接対決を前に5位ユベントスと順位が入れ替わる可能性が出てきた。
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