スウェーデンで“出汁”に困っていた元福岡DF、古巣スポンサーからの素敵な贈り物に大喜び「美味しい麺やスープが作れるよ」

2022.01.29 12:40 Sat
©︎J.LEAGUE
IFKヨーテボリの元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソンが日本からの贈り物に感謝した。サロモンソンは、2018年までIFKヨーテボリでプレーした後、2019年のサンフレッチェ広島入りを機に初来日。2020年からアビスパ福岡にレンタル加入した。

その福岡ではチームのJ1昇格に貢献。完全移籍に移行すると、昨季も34試合の出場で3得点6アシスト。過去最高位のJ1リーグ8位フィニッシュを成し遂げたチームの原動力として躍動した。
2シーズンを過ごした福岡に別れを告げ、母国に戻ったサロモンソンだが、5日には「アジア食料品店の日本コーナーで、必要な食材を見つけたんだ。友人や家族に美味しい日本料理を作ってあげよう!もっと良い出汁が欲しいけど、これしか見つからなかった」と自身のツイッターにまるで日本人のような悩みを綴っていた。

すると、これに応えたのが福岡のオフィシャルスポンサーとして協賛している『味の兵四郎』だ。
なんと、スウェーデンのサロモンソンのもとに、同社の看板商品「あご入り兵四郎だし」が英語で調理方法が書かれたメモとともに送られたのだ。

サロモンソンは27日に自身のツイッターを更新。「私は贈り物に感謝しています!送ってくれてありがとう。今ではスウェーデンでも美味しい麺やスープが作れるよ。味の兵四郎株式会社」と素敵な贈り物があったことを明かし、感謝を綴っている。

『味の兵四郎』の公式ツイッターは、サロモンソンの投稿を引用する形で「改めてリツイートさせていただきます。エミルサロモンソン選手のさらなるご活躍の一助になればと、あご入兵四郎だしをお届けさせていただきました。到着のご報告ツイート、心よりお礼申し上げます。お役立ていただければ幸いです♪」と背景を明かしている。

海を越えた粋なやり取りには、福岡のファンも反応。「うちの自慢のスポンサー」、「素敵すぎます」、「さすがです」、「最高なエピソード」といったコメントを寄せている。

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「フェアプレーあってのサッカー」「対応に拍手」物議醸した紳士協定違反、福岡・長谷部茂利監督の判断に称賛の声「素晴らしい着地点」

なかなかお目にかかれないアクシデントへの対応が称賛を集めている。 3日、明治安田生命J1リーグ第28節のアビスパ福岡vs名古屋グランパスは波乱続出の展開となった。 ともに連敗を避けたい試合、ホームの福岡は残留争いに巻き込まれている中、試合は開始2分になる手前、ロングボールを処理しようとした福岡のGK永石拓海がボックスを飛び出ると、バックステップでクリアしようとしたDF宮大樹と頭同士が激突。そのまま2人とも倒れ込むが、味方同士の接触でもあり、この流れでプレーは止まらず、名古屋が森下龍矢のゴールで先制する。 早々にアクシデントが起こり、異様な雰囲気が漂う中、20分に再びアクシデントが起きる。 20分に福岡のジョルディ・クルークスがタックルを受けるが、これは正当なチャージに。しかし、痛んで倒れていたため、名古屋のレオ・シルバがボールを外に蹴り出した。 クルークスは大事に至らずプレーは再開。福岡の前嶋洋太がスローインで名古屋のGKランゲラックに戻そうとしたところ、このボールを福岡のルキアンがカット。クロスを上げると、クルークスが蹴り込み、同点に追いついた。 しかし、このプレーに名古屋の選手たちが激怒。フェアプレーの観点から、相手選手が蹴り出したボールは返すというのが紳士協定として結ばれており、そのフェアプレーに拍手が送られるというのが通常。ただ、今回はその協定が破られることとなった。 怒りの収まらない名古屋は、長谷川健太監督が長谷部茂利監督のところへ。2人の話し合いの結果、福岡が無抵抗で1点を与えることとなり、キックオフから永井謙佑が1人で持ち込んでゴールを決めた。 試合後、名古屋の長谷川監督は「(ボールを)返すということを前嶋選手が言っており、長谷部監督も同じ指示を出していたが、ただそれが観客からの声もあり届かなかった」と状況を説明。「指示を出したが聞こえていなかったということで、名古屋に1点を献上しますと言っていました」と、長谷部監督も思っていたことと違う状況となったことで、ゴールを与えることになったと説明した。 なかなかお目にかかれないシーン。キックオフからのアクシデント続きで、熱くなっていた選手たちには「最低限のフェアプレー精神は保ってて欲しかった」と暗黙の了解であるフェアプレーを守るべきだったとコメント。ただ、しっかりと冷静に判断を下した長谷部監督には称賛の声が集まった。 「長谷部監督の決断は良い」、「対応に拍手」、「福岡の監督は素晴らしい人」、「素晴らしい着地点」、「フェアプレーあってのサッカー」、「リスペクトしかない」 チームが勝たなければいけない状況で、紳士協定を破った見返りを与える決断を下した指揮官。結果として2-3と1点差で敗れたわけだが、フェアプレー宣言を選手が行った試合での珍事を上手く収めたと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】物議醸した福岡のプレーから監督の話し合い、無抵抗のゴール献上までの一部始終をノーカットで</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HDti8D63Gx8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.04 09:20 Sun

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