吉田の負傷で世代交代を期待/六川亨の日本サッカーの歩み
2022.01.22 11:00 Sat
日本代表は現在、国内組の選手19人で合宿中だ。21日には大学チームとの練習試合が組まれていて、翌22日にはカタールW杯アジア最終予選の中国戦(1月27日)とサウジアラビア戦(2月1日)に臨むメンバーが発表される。
しかし1月16日の会見で森保一監督は「吉田、三笘、室屋、古橋は呼ぶのが難しい」との見解を示した。
吉田麻也は1月6日の第20節・カリアリ戦で右太股の裏(ハムストリング)を傷めてしまい、サンプドリアは全治1ヶ月と発表した。三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ)は8日のセルクル・ブリュージュとのテストマッチで右足首を捻挫。室屋成(ハノーファー96)は14日の第19節・ハンザ・ロシュトック戦で右足首を傷めて交代を余儀なくされた。
そして好調を伝えられていたセルティックの古橋亨梧も、12月26日のセント・ジョンストン戦で右大腿の裏の負傷を再発。1月17日のハイバーニアンとの試合は前田大然の先制点で2-0の勝利を収めたが、アンジェ・ポステコグルー監督はBBCの取材に対し「少なくとも今後、数週間は試合に出られないだろうし、もっと長くなる可能性もある」と答えていた。
ハムストリングは、おしりの付け根から太ももの裏側、太ももから膝裏周辺にある広大な筋肉群のため、肉離れを起こすとなかなか治りにくい厄介な部分である。ただ、中国戦に向けて古橋の代役は国内組なら大迫勇也や今回久々に招集された武藤嘉紀、上田綺世がいるし、海外組なら前田大然に加えて浅野拓磨も選択肢に入るだろう。
16年リオ五輪のエースであり、森保ジャパンでも10番を背負った中島だが、19年11月のベネズエラ戦を最後に代表からは遠ざかっていた。しかし森保監督は「状態は上がってきていると思う。最近はスタメンで出ているし、終盤に代わるのはまだまだベストの状態ではないと思うが、候補として上がっている」と招集に前向きな姿勢を見せた。
吉田とCBを組む冨安健洋(アーセナル)も右ふくらはぎを傷めて戦列を離れているものの、森保監督は「問題はないという認識でいる」と明言した。吉田に続き冨安まで負傷で招集できなかったら、それこそ“一大事”ということになる。冨安には一日も早い復帰を期待したい。
そして吉田の代役である。「彼がキャプテンとして五輪代表とA代表をまとめてきてくれた。我々にとっても痛いと思っているのは正直なところ」と森保監督も本音を漏らした。
彼の代役としては、海外組なら板倉滉(シャルケ04)、国内組なら谷口彰俉(川崎F)、中谷進之介(名古屋)といったところになるだろう。中谷は「麻也くんがケガ、チャンスはチャンスなので最終メンバーに残れるようにしたい」と抱負を述べていたが、吉田の負傷を契機に若返りを図る好機ととらえてはいかがだろうか。
現在33歳の吉田がA代表に初招集されたのは、岡田ジャパン時代の10年1月6日のアジアカップ予選のアウェー・イエメン戦だった。この時は吉田だけでなくGK権田修一、DF槙野智章、MF米本拓司(19歳34日)、永井謙佑ら11人が代表デビューを果たした。
しかし吉田を始め多くの選手は南アW杯に出場することはできず、吉田に再び声が掛かったのは11年1月、カタールで開催されたアジアカップだった。南アW杯で活躍した田中マルクス闘莉王と中澤佑二のベテラン2人がW杯後に代表から引退。このためアルベルト・ザッケローニ監督は24歳の吉田をスタメンCBに大抜擢した。
そして吉田は起用に応え、初戦のヨルダン戦で決勝点を決めると、準々決勝のカタール戦は2度の警告で退場処分を受けたものの、5試合に出場して優勝に貢献すると同時に、日本代表で不動の地位を築いたのである。
あれから11年、森保監督が認めるように吉田は不動のCBとして、さらにキャプテンとして先頭に立ってチームを牽引してきた。だからこそ、そろそろ彼への依存度を減らす意味でも世代交代を考えるべきではないだろうか。その意味で板倉や中谷への期待は膨らむし、いつまでも吉田のバックアッパーでは成長する機会も限られかねない。ここは森保監督の英断に期待したいところだ。
キャプテンもしかり。吉田は18年ロシアW杯後から今年まで4年近くキャプテンを務めてきた。南アW杯の直前にキャプテンに就任した長谷部誠は、当時は26歳の若さだったため18年まで8年間も務めたが、その前の中澤佑二にしても川口能活、宮本恒靖も3年サイクルでキャプテンを譲ってきた。
では誰が適任なのか。それは森保監督が誰を指名するか、中国戦の楽しみにとっておくことにしたい。
しかし1月16日の会見で森保一監督は「吉田、三笘、室屋、古橋は呼ぶのが難しい」との見解を示した。
吉田麻也は1月6日の第20節・カリアリ戦で右太股の裏(ハムストリング)を傷めてしまい、サンプドリアは全治1ヶ月と発表した。三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ)は8日のセルクル・ブリュージュとのテストマッチで右足首を捻挫。室屋成(ハノーファー96)は14日の第19節・ハンザ・ロシュトック戦で右足首を傷めて交代を余儀なくされた。
ハムストリングは、おしりの付け根から太ももの裏側、太ももから膝裏周辺にある広大な筋肉群のため、肉離れを起こすとなかなか治りにくい厄介な部分である。ただ、中国戦に向けて古橋の代役は国内組なら大迫勇也や今回久々に招集された武藤嘉紀、上田綺世がいるし、海外組なら前田大然に加えて浅野拓磨も選択肢に入るだろう。
室屋の代わりは山根視来ということになるだろうし、三笘の代わりとしては、ポジションは異なるものの15日に行われたスペイン国王杯・エスパニョール戦で先制のFKを叩き込んだ久保建英(マジョルカ)がいるし、ポルティモネンセで復調しつつある中島翔哉というドリブラーもいる。
16年リオ五輪のエースであり、森保ジャパンでも10番を背負った中島だが、19年11月のベネズエラ戦を最後に代表からは遠ざかっていた。しかし森保監督は「状態は上がってきていると思う。最近はスタメンで出ているし、終盤に代わるのはまだまだベストの状態ではないと思うが、候補として上がっている」と招集に前向きな姿勢を見せた。
吉田とCBを組む冨安健洋(アーセナル)も右ふくらはぎを傷めて戦列を離れているものの、森保監督は「問題はないという認識でいる」と明言した。吉田に続き冨安まで負傷で招集できなかったら、それこそ“一大事”ということになる。冨安には一日も早い復帰を期待したい。
そして吉田の代役である。「彼がキャプテンとして五輪代表とA代表をまとめてきてくれた。我々にとっても痛いと思っているのは正直なところ」と森保監督も本音を漏らした。
彼の代役としては、海外組なら板倉滉(シャルケ04)、国内組なら谷口彰俉(川崎F)、中谷進之介(名古屋)といったところになるだろう。中谷は「麻也くんがケガ、チャンスはチャンスなので最終メンバーに残れるようにしたい」と抱負を述べていたが、吉田の負傷を契機に若返りを図る好機ととらえてはいかがだろうか。
現在33歳の吉田がA代表に初招集されたのは、岡田ジャパン時代の10年1月6日のアジアカップ予選のアウェー・イエメン戦だった。この時は吉田だけでなくGK権田修一、DF槙野智章、MF米本拓司(19歳34日)、永井謙佑ら11人が代表デビューを果たした。
しかし吉田を始め多くの選手は南アW杯に出場することはできず、吉田に再び声が掛かったのは11年1月、カタールで開催されたアジアカップだった。南アW杯で活躍した田中マルクス闘莉王と中澤佑二のベテラン2人がW杯後に代表から引退。このためアルベルト・ザッケローニ監督は24歳の吉田をスタメンCBに大抜擢した。
そして吉田は起用に応え、初戦のヨルダン戦で決勝点を決めると、準々決勝のカタール戦は2度の警告で退場処分を受けたものの、5試合に出場して優勝に貢献すると同時に、日本代表で不動の地位を築いたのである。
あれから11年、森保監督が認めるように吉田は不動のCBとして、さらにキャプテンとして先頭に立ってチームを牽引してきた。だからこそ、そろそろ彼への依存度を減らす意味でも世代交代を考えるべきではないだろうか。その意味で板倉や中谷への期待は膨らむし、いつまでも吉田のバックアッパーでは成長する機会も限られかねない。ここは森保監督の英断に期待したいところだ。
キャプテンもしかり。吉田は18年ロシアW杯後から今年まで4年近くキャプテンを務めてきた。南アW杯の直前にキャプテンに就任した長谷部誠は、当時は26歳の若さだったため18年まで8年間も務めたが、その前の中澤佑二にしても川口能活、宮本恒靖も3年サイクルでキャプテンを譲ってきた。
では誰が適任なのか。それは森保監督が誰を指名するか、中国戦の楽しみにとっておくことにしたい。
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ノースカロライナ・カレッジに所属するMF三浦成美が、幼馴染の日本代表MF三笘薫とのエピソードを明かしている。 2月にアメリカのノースカロライナ・カレッジへと完全移籍した三浦。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のメンバー入りはならなかったものの、新天地ではすぐさま定位置を確保し、ここまでリーグ戦13試合に出場して3アシストの成績を残している。 また、ブライトン&ホーヴ・アルビオンで活躍する三笘とは実家が近く幼馴染としても知られている。 その中、三笘が25日に初の著書となる「VISION 夢を叶える逆算思考」(双葉社)の出版記念イベントに出席。子どもたちから「サッカー選手になっていなかったら何になりたかったか」との質問を受けると、「(夢を)質問されたときに、歌手になりたいと言ってる。歌手ってライブとか見ていると、自分の声であれだけの人数から大歓声を受けるのは、これはすごいなと思って」と告白。ただ「めちゃくちゃ歌ヘタなんですけど。そういう希望はあった」とも明かしていた。 すると、このネタに三浦の兄である三浦雅人さんが自身のツイッターで反応。「幼少期三笘家とのカラオケの1曲目はいつも君が代でした」と当時のエピソードを明かすと、三浦も反応。「そう、三笘家とのカラオケのメインは君が代。笑 胸に手を当ててみんなで歌ってました今となってはお互い自分の試合で経験してるのが不思議。本買お」と綴っていた。 そして、三浦は19年前の貴重ショットも公開。三笘と俳優として活躍する兄の結木滉星さん、そして三浦兄妹の4ショットを披露すると、ファンからは「すごい素敵な写真!」、「君が代をカラオケで歌うとか、スーパーエピソードですよ!笑」、「みんな可愛い」、「小さい時からカラオケで君が代歌い慣れてたから代表戦とかの初めの国家斉唱もバッチリなんだw」と反応が集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】三笘薫や三浦成美らの19年前の貴重ショット(左から三笘薫、三浦雅人さん、結木滉星さん、三浦成美)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">そう、三笘家とのカラオケのメインは君が代。笑<br>胸に手を当ててみんなで歌ってました<br>今となってはお互い自分の試合で経験してるのが不思議。<br>本買お <a href="https://t.co/zQKTSuYDcG">https://t.co/zQKTSuYDcG</a> <a href="https://t.co/HR6sial9vo">pic.twitter.com/HR6sial9vo</a></p>— Narumi Miura /三浦 成美 (@narumisoccer73) <a href="https://twitter.com/narumisoccer73/status/1673042584879415299?ref_src=twsrc%5Etfw">June 25, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.26 12:20 Mon3
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5