WEリーグ勢2チームが敗れる波乱! C大阪堺、メニーナらがベスト4進出、ベレーザは千葉Lに敗れて姉妹対決は実現せず《皇后杯》

2021.12.29 18:15 Wed
29日、第43回皇后杯準々決勝の4試合が各地で行われた。

アースケア敷島サッカー・ラグビー場では大会5連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザと、リーグ戦での戦いに充実感を覚えるジェフユナイテッド市原・千葉レディースが対戦した。
ボールを握る日テレ・ベレーザに対して千葉レディースは守備の時間が長くなるも、粘り強く耐え続けて決定機を許さない。すると、42分に相手のミスから裏に抜け出した大澤春花が先制点を挙げて千葉レディースが試合を動かす。

後半に入っても良い守備から隙を突く攻撃で、72分にはクロスから藤代真帆が今季初得点で追加点を奪取。81分には今井裕里奈がミドルを決めると、守っても終盤の相手の猛攻をしのぎ切ってクリーンシートを達成。3-0の快勝で準決勝に駒を進めた。

サンガスタジアム by KYOCERAではなでしこリーグ1部のセレッソ大阪堺レディースがまたしてもWEリーグ勢を撃破した。
4回戦でノジマステラ神奈川相模原を2-3で下した堺レディースはアルビレックス新潟レディースと対戦。前半をゴールレスで折り返すと、69分にU-19女子日本代表の小山史乃観が値千金の決勝点を挙げ、1-0で金星を挙げた。

2020年はなでしこリーグで4位、林穂之香や北村菜々美ら主力が移籍で抜けた今季も3位と若い力が次々と台頭。チームの勢いは本物だ。一方の、新潟レディースは負傷明けの元なでしこジャパンの川村優理が71分に途中出場するも、8分後にピッチを後に。容体が心配される。

昨季準優勝の三菱重工浦和レッズレディースはヤンマースタジアム長居でサンフレッチェ広島レジーナと激突した。

優勢に試合を進めながらゴールが遠かったが、80分にようやく均衡を破る。柴田華絵の縦パスを菅澤優衣香が落とすと、猶本光がボックス手前右から左足の巻いたシュートを左隅にねじ込んだ。

後半のアディショナルタイムにも島田芽依のポストプレーからボックス右に抜け出した菅澤が追加点を挙げて勝負あり。浦和レディースが2-0と勝利を収め、リーグ戦の借りを返している。

同じくヤンマースタジアム長居では、4回戦でWEリーグ首位を走るINAC神戸レオネッサを破った日テレ・東京ヴェルディメニーナが大宮アルディージャVENTUSと対戦した。序盤から勢いに乗る日テレ・メニーナは、34分に中盤でこぼれ球を拾った土方麻椰がボックス手前から鋭いミドルシュートを左隅に決めて先制点を奪い、1点のリードで折り返した。

後半に入っても躍動感は衰えず、51分には中盤で相手のパスミスを拾った松永未夢が長い距離をドリブル。ボックス内で乗松瑠華に対応されたが、こぼれ球をトップチームデビューも果たしている大山愛笑が蹴り込んで追加点を奪う。さらに、6分後にも松永のドリブルから樋渡百花がネットを揺らして3点差とすると、80分にも土方のクロスに今度は松永が頭で合わせて大量リードを奪う。

守備でも大きな破綻を見せることなく4-0の完封勝ち。姉貴分の雪辱を果たすべく、日テレ・ベレーザを破った千葉レディースとの準決勝に駒を進めた。

◆皇后杯準々決勝
サンフレッチェ広島レジーナ 0- 2 三菱重工浦和レッズレディース
アルビレックス新潟レディース 0- 1 セレッソ大阪堺レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 0- 3 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
大宮アルディージャVENTUS 0- 4 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
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日テレ・東京ヴェルディベレーザの松田岳夫監督が、勝利したノジマステラ神奈川相模原戦を振り返った。 東京NBは18日、2023-24 WEリーグ第15節でノジマステラ神奈川相模原を味の素フィールド西が丘に迎え、3-1と逆転勝ちを収めた。 前節は2位のINAC神戸レオネッサと引き分け、首位三菱重工浦和レッズレディースを追うのであればこれ以上足踏みは避けたい中で、37分に失点。追い掛ける展開となったが、ハーフタイムの3枚替えでスイッチを入れると、途中出場・松田紫野のクロスがオウンゴールを誘発し、74分に追い付く。 トップ下での先発から最前線にポジションを移した藤野あおばが80分に逆転ゴールを奪い、その4分後にはこちらも途中出場・山本柚月がカットインからの左足を沈め、リーグ戦では5戦5勝中のN相模原を寄り切った。 松田監督は、「なかなかゴールが遠く、リズムが作れない中で失点をしてしまいました。そういう意味では、前半はなんとなくふわっと入ってしまったなというイメージはあります。ただ、ゲーム全体を考えた時に、交代選手も含め、1試合しっかりと進めることができたという意味では、全員で戦った結果だと思いますし、負けている中でもゴールを目指しながら、しっかりと成果を出せたことは、色々な形で自信に繋がっていくと思います。連戦の中、限られた選手だけでは戦っていけないですから、普段出場機会の少ない選手も含め、全員の勝利だと思っています」と、90分のマネジメントを振り返る。 連戦を加味して前節からスタメンを6人変更。これまで全試合先発の坂部幸菜をベンチに置き、柏村菜那が8試合ぶり、岩﨑心南が7試合ぶり、岩清水梓が5試合ぶりの先発出場と、フレッシュな組み合わせとなったが、前半はやや最終局面での怖さを欠いた。 指揮官は、「ゲームへの意欲や積極性はしっかり出せたと思いますが、ボールに関わろうとして、逆に寄りすぎて落ちてきたりとか、ゴールを目指す上で相手の(背後ではなく)前でプレーしていた機会が多かったとは感じます」と評価した。 とはいえ、後半はアタッキングサード深くまでえぐる場面が増加。「相手の背後に入るよう、落ちてこないで、1つ前のポジションをイメージしてプレーするようにと伝え、機能していったと思います」と、選手交代とハーフタイムの指示で後半は粘るN相模原を力でねじ伏せた。 ポジションのイメージに関しては、なでしこジャパンの藤野であっても、囚われがちだと指摘する。 代表活動から戻り、2試合ぶりの先発出場は[3-4-1-2]のトップ下。だが、「トップ下と指摘をすると、前方向のプレーを持っている選手ですけど、後ろにも関われなければと、ボランチのところまで落ちたりと、どうしてもプレーエリアが低くなってしまう。そういう意味もあって、前半の途中から土方と変えてフォワードにしました。やはりゴールを目指すところで非常に力を発揮する選手ですから、ゴールから遠いプレーが増えてしまったこともあり、1番ゴールに近いところでプレーするようにと、ハーフタイムも含めて話をしました」と、試合途中から最前線へ。結果、見事な逆転弾を挙げた。 また、前々節までは3試合連続で途中出場選手がゴールを奪い、今節も3得点すべてに交代選手が絡んでいる。ウインターブレイク後は初出場となった松田紫野も果敢な攻撃参加を披露し、松永未夢も仕掛けから逆転ゴールの契機に。山本はチームトップとなる5得点目を挙げた。 「普段のトレーニングで彼女たちがしっかりと高めているので、どこかでその力を発揮する機会を与えてあげなければいけないですし、そういう意味ではこういう連戦はすごくチームにとってプラス、成長するいい機会だと感じています。リスクを恐れず、ミスは積極的なミスならオーケーと、選手たちにも話をしています。その中で積極性がうまく機能してゴールにも結び付いているし、それぞれのプレーの良さを引き出していると感じます」と、松田監督は連戦をポジティブに捉え、総合力が上がってきたことを実感しているようだ。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】途中出場選手が絡み東京NBがN相模原に逆転勝ち!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z-82AU8q9-I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.18 23:57 Thu
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