フランスサッカー連盟、暴動発生で中止となったパリFCvsリヨンの両者敗退を発表

2021.12.28 08:00 Tue
Getty Images
フランスサッカー連盟(FFF)は27日、クープ・ドゥ・フランスのラウンド64、パリFCvsリヨンで発生した暴動に対する処分として、両チームの敗退及び罰金などを処分を科したことを発表した。
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事件はハーフタイム中に発生。サポーター同士の喧嘩が勃発し、照明弾や花火が打ち上げられたりするなど、暴動に発展。その後、警察が介入しようとすると、ファンがピッチにあふれ出し、後半開始の準備をしていた選手や関係者はドレッシングルームに戻らざるを得ない状況に。警察の対応により、サポーターはピッチから排除されたが、最終的に試合は中止となっていた。
FFFは27日に規律委員会による会議を開催し、両チームを敗退とする処分を決定した。これにより、パリFCvsリヨンの勝者とラウンド32で対戦予定だったニースのラウンド16入りも決定している。

リーグ・アンのマルセイユ戦でも問題を起こしており、再犯と判断されたリヨンは、敗退処分に加えて5万2000ユーロ(約677万円)の罰金とスタジアムに生じた損害賠償を負うことに。また、2021-22シーズンにFFFとLFP(フランス・プロリーグ機構)が主催する大会において、アウェイ戦の観客動員も禁止となった。
一方、パリFCは敗退処分に加えて、1万ユーロ(約130万円)の罰金と今後5試合のホームゲームを本拠地で開催できないという罰則が科せられた。

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