デミルが今冬にバルセロナ退団へ…買取義務発生まで残り1試合?

2021.12.24 08:00 Fri
Getty Images
オーストリア代表MFユスフ・デミル(18)は今冬の移籍市場でバルセロナを退団することになるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

デミルは今夏の移籍市場でラピド・ウィーンから1年間の有償レンタルで加入。加入当初はバルセロナB登録となっていたが、プレシーズンのアピールとトップチームでのアタッカー不足の影響もあり、ラ・リーガ開幕からトップチームに帯同。第2節のアスレティック・ビルバオ戦で早くもデビューを飾った。

以降はロナルド・クーマンセルジ・バルフアンチャビ・エルナンデスと3人の指揮官の下、ここまで公式戦9試合に出場。現体制ではベンフィカとのチャンピオンズリーグの試合でスタメン出場も飾っていた。
しかし、深刻な財政難の中、マンチェスター・シティからスペイン代表FWフェラン・トーレスの獲得が決定的となっているクラブは、その獲得資金を捻出するため、数人の選手の売却が必要となっている。

デミルはローンプレーヤーであるものの、ラピド・ウィーンとの契約には公式戦10試合出場達成の場合、1000万ユーロ(約13億円)での買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている模様。そのため、バルセロナは1000万ユーロの支払いを回避するため、今後同選手を起用するつもりはないという。
そして、今シーズン終了までの飼い殺しを避けるため、今冬のタイミングでレンタル契約を打ち切り、デミルはラピド・ウィーンに復帰するか、新天地を求めることになるようだ。

ラピド・ウィーンのユースから2019年12月にトップチームデビューを飾ったデミルは、ここまで38試合に出場し9ゴール4アシストを記録。トップ下やウイングを主戦場とする173cmのレフティは、圧倒的なテクニック、創造性を武器に個での局面打開、ラストパス、正確なフィニッシュと攻撃のあらゆる局面で存在感を示すオーストリア期待のアタッカーだ。

ユスフ・デミルの関連記事

ミランからガラタサライへレンタル移籍したスペイン代表FWアルバロ・モラタ(32)が早速ゴールを決めた。 メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)の加入発表に先んじて、買い取りオプション付きのレンタルでガラタサライへの移籍が決まったたモラタ。3日に行われたスュペル・リグ第22節のガズィアンテプFK戦で69分か 2025.02.07 18:10 Fri
ローマが、ガラタサライの2人の逸材タレントの優先交渉権を手にしたようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。 ローマとガラタサライではイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)の完全移籍に向けた交渉が完了に向かっている。 この交渉ではオーストリア代表MFユスフ・デミル( 2023.02.09 06:05 Thu
ガラタサライがトルコの移籍市場最終日となった8日に一挙5選手の加入を発表した。 今回獲得が発表されたのは、パリ・サンジェルマン(PSG)の元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(29)、元スペイン代表MFフアン・マタ(34)、ノリッジ・シティのコソボ代表FWミロト・ラシツァ(26)、ラピド・ウィーンのオーストリ 2022.09.09 07:27 Fri
ガラタサライは7日、元スペイン代表MFフアン・マタ(34)の獲得交渉をスタートさせたことを発表した。 マタは、レアル・マドリーの下部組織出身で、カスティージャから2007年7月にバレンシアへと加入する。 そのバレンシアでは公式戦174試合で46ゴール52アシストを記録し名を馳せると、2011年8月にチェルシ 2022.09.08 09:42 Thu
ガラタサライが今夏の移籍市場閉幕間際に大型補強を敢行している。 ガラタサライは7日、パリ・サンジェルマン(PSG)の元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(29)が移籍のため現地入りしたことを伝えた。 インテルで2度のセリエA得点王に輝くも、2019年夏から在籍するPSGでは鳴かず飛ばずのイカルディ。昨季 2022.09.08 07:03 Thu

バルセロナの関連記事

【ヴィッセル神戸20周年チャリティーマッチ】ヴィッセル神戸 1-3 バルセロナ(7月27日/ノエビアスタジアム神戸) [速報]ヴィッセル神戸が同点に追いつく!!/キーパーが弾いたボールを広瀬陸斗が拾い宮代大聖がゴール!\30周年記念チャリティーマッチヴィッセル神戸 vs FCバルセロナ解説:槙野智章 乾貴士ABE 2025.07.28 06:00 Mon
バルセロナは25日、中止としていたヴィッセル神戸との30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が開催されることを発表した。 今月27日に予定されていた一戦は、同月24日、『プロモーターによる重大な契約違反』があったとしてバルセロナが公式サイト上で日本 2025.07.25 19:00 Fri
FCバルセロナは24日、27日に開催予定のヴィッセル神戸との試合を中止することを発表した。注目を集めた一戦がまさかの形で中止となると、ファンの間で落胆の声が広がっている。 神戸は7月27日、30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が予定されていた。 2025.07.24 13:06 Thu
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がハンジ・フリック監督の契約延長に改めて言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦。同じ街のライバルであるエスパニョールとのダービーでは勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それで 2025.05.16 20:20 Fri
バルセロナのスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、リーグ制覇を喜んだ。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半ア 2025.05.16 15:25 Fri

記事をさがす

ユスフ・デミルの人気記事ランキング

1

バルセロナがトルコの超新星エムレ・デミル獲得を発表! 来夏バルサBに加入

バルセロナは23日、U-19トルコ代表MFエムレ・デミル(17)の完全移籍での獲得に関して、保有元であるトルコのカイセリスポルと合意したことを発表した。 移籍金は200万ユーロ(約2億6000万円)+ボーナスとなり、2027年6月30日までの長期契約を結ぶデミルの契約解除金は4億ユーロ(約517億円)に設定されている。 なお、来年1月15日に18歳の誕生日を迎えるデミルは、2021-22シーズンはレンタルという形でカイセリスポルに残留し、来夏にバルセロナBへ加入する予定だ。 カイセリスポルの下部組織出身のデミルは、175cmの左利きの攻撃的MF。2019年1月にクラブ史上最年少となる15歳と7日でトップチームデビューを飾ると、17歳ながらここまで公式戦31試合に出場し、3ゴール1アシストを記録。また、トルコの世代別代表でも常に主力を担っている。 トップ下や左右のウイングを主戦場に、リオネル・メッシを彷彿とさせる超絶技巧を駆使したドリブル突破、創造性を感じさせるラストパスを特長とするアタッカーで、フィジカル面においても大きな伸びしろを感じさせる。 バルセロナはそのトルコの超新星に以前から強い関心を示しており、数年前にはシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールに招待し、トレーニング参加を通じてテストも行っていた。 現在、バルセロナではラピド・ウィーンから買い取りオプション付きのレンタルで加入しているオーストリア代表MFユスフ・デミル(18)が在籍しているが、来シーズンはもう一人のデミルもプレーすることになった。 <span class="paragraph-title">【画像】トルコの超新星が来季から加入</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> [BREAKING NEWS]<br><br> Agreement to sign Emre Demir<br><br> 17-year-old Turk to join Barça B from Kayserispor next season for 2 million euros plus variables on a contract until 30 June 2027<a href="https://twitter.com/hashtag/For%C3%A7aBar%C3%A7a?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForçaBarça</a> <a href="https://t.co/FQiGMOCSBa">https://t.co/FQiGMOCSBa</a></p>&mdash; FC Barcelona B (@FCBarcelonaB) <a href="https://twitter.com/FCBarcelonaB/status/1441060484648681473?ref_src=twsrc%5Etfw">September 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.09.24 00:49 Fri

バルセロナの人気記事ランキング

1

バルセロナの至宝ガビに衝撃の事実「彼は靴紐の結び方をよく知らない」

バルセロナのスペイン代表MFガビの秘密が1つ明らかになった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 今季17歳という若さでファーストチームデビューを果たしたカンテラの至宝ガビ。10月にはスペイン代表デビューし、85年ぶりに最年少出場記録を塗り替えた。 ここまで公式戦に17試合に出場しているが、チャビ・エルナンデス新監督就任以降の6試合でもスタメン起用されており、新体制でもその存在感を遺憾なく発揮している。 その実力もさることながら、別の注目を浴びていたのがガビのスパイクの靴紐だ。 ガビは試合中に靴紐が解けた状態でプレーすることがよくあり、一種の迷信的な行いなのではないかとも噂されていたが、スペイン人記者のマルク・マルバ・プラッツ氏によると、その理由は単純なものだった。 「ガビは幼い頃から靴紐をほどいたままプレーしている。それは、靴紐の結び方をよく知らないからだ。彼は気にしていないし、それでプレーしている」 最近では、同僚のU-19スペイン代表MFニコ・ゴンサレスが、自身のインスタグラムで「学ぶ時間…」というコメントを添えて、ガビの靴紐を結んであげている写真を掲載しており、ガビの靴紐の秘密に関しては、チームメイトにも知れ渡っているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパイクのひもが解けまくるガビ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi1.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi2.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi3.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.12.21 21:15 Tue
2

バルセロナが新カンプ・ノウのイメージを発表!収容人数11万人

バルセロナが新カンプ・ノウの新たなイメージを発表した。クラブの公式SNSで伝えている。 バルセロナはエスパイ・バルサ計画というカンプ・ノウの改修を軸としたプランを発表。当初の計画では2021年に完成予定だったものの、現時点では2025年に完成の予定だ。 カンプ・ノウの改修を行うのはコンペを勝ち抜いた日本の設計事務所、日建設計で、完成時には収容人数を11万人まで増員する予定だ。 また、改修工事のためにバルセロナは2022年夏以降、最長で1年間のホーム開催試合をカンプ・ノウ以外で行う可能性も報じられている。 17日に行われたラ・リーガ第9節のバレンシア戦では観客を100%収容可能だったものの、4万7317人の入場者数にとどまっていたバルセロナだが、新カンプ・ノウに向けてサポーターたちの熱量を取り戻すことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】日本の設計事務所が担当する新カンプ・ノウのイメージムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJpaU5nOGtodiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.20 05:45 Wed
3

バルセロナ注目の“いとこコンビ”が偉業達成…バルサ・アトレティックの最年少ゴール&歴代3位記録を同じ試合で更新

バルセロナのカンテラに所属する注目の“いとこコンビ”が偉業を成し遂げた。 バルセロナのリザーブチームで、スペイン3部に所属するバルサ・アトレティック(前バルセロナB)。 7日にホームでプリメーラ・フェデラシオン第3節のオウレンセ戦を戦ったチームでは、U-17スペイン代表FWトニ・フェルナンデス、同MFギジェ・フェルナンデスの16歳いとこコンビが偉業を成し遂げた。 1点リードで迎えた前半41分、中央で味方とパス交換してゴール前に侵入したトニは低空の見事な左足ジャンピングボレーを右隅に叩き込む。この直後の45分にはボックス中央でトニから横パスを受けたギジェが右足を振ると、ブロックを試みた相手DFにもディフレクトしたシュートがゴール右隅に突き刺さった。 このゴールは2人にとってバルサ・アトレティックでの初ゴールとなったが、いずれも年少記録を更新するモノとなった。 ギジェが16歳2カ月21日で決めたゴールは元スペイン代表FWボージャン・クルキッチの16歳2カ月28日の記録を抜き、歴代3位の年少ゴールに。 一方、トニの16歳1カ月23日でのゴールは元ナイジェリア代表FWハルナ・ババンギダの16歳1カ月28日を抜き、歴代最年少ゴールとなった。 ちなみにバルセロナのレジェンド中のレジェンドであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは17歳2カ月13日で歴代6位だ。 なお、インテリオールを主戦場とするギジェはプレシーズンツアーでハンジ・フリック監督から定期的にプレー機会を与えられ、センターフォワードや右ウイングを主戦場とするトニもモナコとのジョアン・ガンペール杯でプレー機会を与えられており、近い将来のファーストチームデビューも期待されている。 <span class="paragraph-title">【動画】トニ・フェルナンデスが決めた最年少ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ca" dir="ltr">Toni Fernández turns heads in last night&#39;s win for Barça Atlètic <a href="https://twitter.com/hashtag/MadeInLaMasia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MadeInLaMasia</a> | <a href="https://twitter.com/FCBmasia?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCBmasia</a> <a href="https://t.co/CbYbyDz1kb">pic.twitter.com/CbYbyDz1kb</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1832718549401440469?ref_src=twsrc%5Etfw">September 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.09 07:30 Mon
4

浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly