ニコの2戦連発弾でバルセロナが薄氷の公式戦4試合ぶり白星! ジュグラ&ガビにもプリメーラ初弾《ラ・リーガ》
2021.12.19 04:25 Sun
ラ・リーガ第18節、バルセロナvsエルチェが18日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが3-2で勝利した。
週明けにセビージャとの強豪対決を控える中、チャビ監督はオサスナ戦から先発4人を変更。サスペンションのピケやユムティティ、ニコ・ゴンサレスに代えて負傷明けのジョルディ・アルバ、ラングレ、エリック・ガルシア。さらに、ルーク・デ・ヨングに代えて前節途中出場でトップチームデビューを飾ったばかりの22歳FWフェラン・ジュグラがスタメンに抜擢された。
2021年最後のカンプ・ノウでのゲームで勝利がほしいバルセロナは、開始直後にガビの浮き球パスに抜け出したジュグラがいきなりゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイド判定で初ゴールとはならず。
16分、左CKの場面でキッカーのデンベレが右足インスウィングのボールを入れると、ゴール前で競り勝ったジュグラのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。
今年7月にエスパニョールBからバルセロナBに加入したジュグラのプリメーラ初ゴールで先制に成功したホームチームは、今度は17歳の生え抜きMFが魅せる。
19分、相手陣内中央でラングレから足元にパスを受けたガビがヒールを使った鮮やかなターンで前を向きドリブル突破。ペナルティアーク付近で2人目のDFをかわしてボックス内へ侵入すると、右足のグラウンダーシュートを放つ。左ポストの内側を叩いたボールがそのままゴールネットを揺らし、見事なゴラッソでジュグラに続き待望のプリメーラ初ゴールを挙げた。
前節のニコとアブデに続きジュグラとガビにプリメーラ初ゴールが生まれたバルセロナは、ここ数試合の反省を生かしてゲームコントロールに重きを置きつつ、前に出てきた相手の背後を狙って3点目を目指していく。
28分にはデンベレのラストパスに抜け出したジュグラが際どい枠内シュートでドブレーテに迫ると、以降は左サイドで果敢に仕掛けるアブデを起点に幾度も決定機を創出。だが、最後の精度を欠いてなかなか決め切れず。ハーフタイム直前の44分にもアブデの折り返しにボックス中央で反応したガビにドブレーテのチャンスも、ここは相手DFのブロックに阻まれた。
後半も引き続き試合をコントロールするバルセロナだが、幾つかの決定機を決め切れずに相手の心を折ることができない。
逆に、心身ともに脆弱なチームは前半に自分たちが見せた畳みかける攻撃をエルチェに見せつけられることに。まずは62分、エルチェのロングカウンターからボジェに右サイドのテテ・モレンテに大きな展開を許すと、ボックス内で仕掛けたテテ・モレンテにDFラングレが付き切れずに豪快に右足を振られると、これがゴール左隅に突き刺さる。
さらに、直後の63分には自陣でのパスミスをカットされた流れからカウンターを浴びると、右サイドのゴールライン際でテテ・モレンテが浮き球で上げたクロスを大外でドフリーにしたペレ・ミジャにダイビングヘッドで叩き込まれ、わずか2分間で2点のリードを追いつかれた。
これで勝ち越しには3点目が必要となったバルセロナは、直後の66分にガビのクロスのこぼれ球に反応したゴール前のジュグラに絶好機も、ここはボレーシュートを枠に飛ばせない。
その後、チャビ監督は70分過ぎにジュグラとフレンキー・デ・ヨングを下げてニコとリキ・プッチを続けて投入。最前線にガビを置く“ゼロトップ”の形での戦いに。交代直後にはアブデの仕掛けからニコにいきなり決定機も、2度の枠内シュートはDFパラシオスのゴールカバーとGKバディアのセーブに遭う。
それでも、諦めずに攻勢を強めるホームチームは85分、若き力が三度魅せる。相手陣内左サイドでデンベレとパス交換したガビがそのままボックス内に侵入し、マイナスの折り返しを供給。これにボックス中央で反応したニコが体勢を崩しながらも右足の強烈なシュートをゴール左上隅に突き刺し、値千金の2試合連続ゴールとした。
その後、6分が加えられた後半アディショナルタイムを含め、残り時間を何とか凌いだバルセロナが、引き続きゲーム運びに大きな課題を残しながらも、若き力の台頭によって公式戦4試合ぶりの白星を手にした。
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現在、トップ4圏内と5ポイント差の8位に低迷するバルセロナ(勝ち点24)は、16位のエルチェ(勝ち点15)を相手に公式戦4試合ぶりの白星を目指した。チャンピオンズリーグ(CL)敗退からのバウンスバックを図った前節のオサスナ戦ではニコ・ゴンサレス、アブデのカンテラーノ2人にプリメーラ初ゴールが生まれたが、2度のリードを守り切れずに痛恨のドローとなった。また、15日には心不整脈で離脱が続いていたアグエロが志半ばでの現役引退を発表。チームの苦境に追い打ちをかける悲しい知らせとなった。2021年最後のカンプ・ノウでのゲームで勝利がほしいバルセロナは、開始直後にガビの浮き球パスに抜け出したジュグラがいきなりゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイド判定で初ゴールとはならず。
以降は後ろに重心を置き堅守速攻の構えを見せるアウェイチームの粘り強い守備に苦戦し、攻撃が停滞し始める。しかし、その停滞感を初スタメンの22歳が見事に払しょくして見せる。
16分、左CKの場面でキッカーのデンベレが右足インスウィングのボールを入れると、ゴール前で競り勝ったジュグラのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。
今年7月にエスパニョールBからバルセロナBに加入したジュグラのプリメーラ初ゴールで先制に成功したホームチームは、今度は17歳の生え抜きMFが魅せる。
19分、相手陣内中央でラングレから足元にパスを受けたガビがヒールを使った鮮やかなターンで前を向きドリブル突破。ペナルティアーク付近で2人目のDFをかわしてボックス内へ侵入すると、右足のグラウンダーシュートを放つ。左ポストの内側を叩いたボールがそのままゴールネットを揺らし、見事なゴラッソでジュグラに続き待望のプリメーラ初ゴールを挙げた。
前節のニコとアブデに続きジュグラとガビにプリメーラ初ゴールが生まれたバルセロナは、ここ数試合の反省を生かしてゲームコントロールに重きを置きつつ、前に出てきた相手の背後を狙って3点目を目指していく。
28分にはデンベレのラストパスに抜け出したジュグラが際どい枠内シュートでドブレーテに迫ると、以降は左サイドで果敢に仕掛けるアブデを起点に幾度も決定機を創出。だが、最後の精度を欠いてなかなか決め切れず。ハーフタイム直前の44分にもアブデの折り返しにボックス中央で反応したガビにドブレーテのチャンスも、ここは相手DFのブロックに阻まれた。
後半も引き続き試合をコントロールするバルセロナだが、幾つかの決定機を決め切れずに相手の心を折ることができない。
逆に、心身ともに脆弱なチームは前半に自分たちが見せた畳みかける攻撃をエルチェに見せつけられることに。まずは62分、エルチェのロングカウンターからボジェに右サイドのテテ・モレンテに大きな展開を許すと、ボックス内で仕掛けたテテ・モレンテにDFラングレが付き切れずに豪快に右足を振られると、これがゴール左隅に突き刺さる。
さらに、直後の63分には自陣でのパスミスをカットされた流れからカウンターを浴びると、右サイドのゴールライン際でテテ・モレンテが浮き球で上げたクロスを大外でドフリーにしたペレ・ミジャにダイビングヘッドで叩き込まれ、わずか2分間で2点のリードを追いつかれた。
これで勝ち越しには3点目が必要となったバルセロナは、直後の66分にガビのクロスのこぼれ球に反応したゴール前のジュグラに絶好機も、ここはボレーシュートを枠に飛ばせない。
その後、チャビ監督は70分過ぎにジュグラとフレンキー・デ・ヨングを下げてニコとリキ・プッチを続けて投入。最前線にガビを置く“ゼロトップ”の形での戦いに。交代直後にはアブデの仕掛けからニコにいきなり決定機も、2度の枠内シュートはDFパラシオスのゴールカバーとGKバディアのセーブに遭う。
それでも、諦めずに攻勢を強めるホームチームは85分、若き力が三度魅せる。相手陣内左サイドでデンベレとパス交換したガビがそのままボックス内に侵入し、マイナスの折り返しを供給。これにボックス中央で反応したニコが体勢を崩しながらも右足の強烈なシュートをゴール左上隅に突き刺し、値千金の2試合連続ゴールとした。
その後、6分が加えられた後半アディショナルタイムを含め、残り時間を何とか凌いだバルセロナが、引き続きゲーム運びに大きな課題を残しながらも、若き力の台頭によって公式戦4試合ぶりの白星を手にした。
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