レーティング:レアル・マドリー 2-0 アトレティコ・マドリー《ラ・リーガ》
2021.12.13 07:46 Mon
ラ・リーガ第17節、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーによるマドリード・ダービーが、12日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのレアルが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽レアル・マドリー採点

GK
1 クルトワ 7.5
グリーズマンとレマルの直接FKを見事な読みと反応で阻止。後半の難しい時間帯での連続セーブや相手に一矢報いることも許さぬ最終盤の顔面セーブなど、まさに守護神という圧巻のパフォーマンス
DF
2 カルバハル 6.0
前半は逆サイドとのバランス、カラスコの突破を意識してか普段よりも後ろ重心でプレー。後半は守勢を強いられた中、アセンシオのゴールシーンでは勝負所を見極めた立ち位置とランニングで貢献
(→ナチョ 5.5)
堅実な対応で逃げ切りに導く
3 ミリトン 7.0
相手のアタッカー陣との一対一でほぼ完ぺきな対応。マイボール時も安定した繋ぎをみせ、2点目に繋がる好フィードを供給
試合終盤のスアレスとやり合う。試合を通して強い負荷がかかるようなシーンは少なかったが、攻守両面で的確なサポートが光った
23 メンディ 6.0
対面のコレアやジョレンテに決定的な仕事を許さず。後半は1枚カードをもらった中で軽率なファウルを犯す。レフェリー次第では退場の可能性もあっただけに反省材料
MF
10 モドリッチ 7.5
先制点の起点に。攻守両面で卓越した戦術眼とプレー精度をみせ、中盤の勝負で優位性をもたらす
14 カゼミロ 6.5
百戦錬磨の相棒2人のサポートを受けながらバランサーとしての仕事を完遂
8 クロース 6.5
中盤の主役はモドリッチに譲ったが、涼しい顔で多くのタスクを高精度でこなし続けた
FW
11 アセンシオ 6.5
前半はチームの戦い方もあって大人しかったが、直近のインテル戦に続くダメ押しの貴重なゴールを奪取
(→バルベルデ -)
9 ベンゼマ 6.5
負傷明けで前半のみの出場となるなど万全のコンディションではなかったが、圧巻のフィニッシュで決勝点を記録。2021年の公式戦得点数を「36」とし、キャリアハイを更新
(→ヨビッチ 6.0)
見事なポストワークから2点目の起点に。決定的な仕事はなかったが、水準以上のパフォーマンスだった
20 ヴィニシウス 7.0
自身のゴールチャンスは決め切れなかったが、チームを勝利に導く2アシスト。ダービーの意味を理解し、攻め残りよりも味方を助ける守備の献身性も光った
(→ロドリゴ -)
監督
アンチェロッティ 6.5
2-0のスコア以上の力の差を見せつけてラ・リーガでの対アトレティコ初勝利。抱える選手の能力の高さはもちろんのこと、的確な修正が光った
▽アトレティコ・マドリー採点

GK
13 オブラク 5.5
失点はいずれもノーチャンス。ヴィニシウスのニア上を狙った難しいシュートを防ぐなど、個人としてできることはやっていた
DF
14 マルコス・ジョレンテ 5.5
右サイドバックで相手のキーマンのヴィニシウスに応対。攻撃面では期待された仕事はできなかったが、今日のチームパフォーマンスでそれを求めるのは酷と言える
18 フェリペ 5.0
急造最終ラインの中でリーダーシップを発揮したかったが、相手アタッカー陣との駆け引きに完敗。個人としても厳しいパフォーマンスだった
4 コンドグビア 5.0
レアル相手には3バックの一角でも厳しいにも関わらず、4バックのセンターバックではやはり厳しかった。不用意に釣りだされる場面や守備時の優先順位の判断など、本職ではない難しさが多く見受けられた
22 エルモソ 5.5
2センターバックが厳しい出来に終わった中で最終ラインの中で孤軍奮闘。個人としては最低限の仕事はこなした
MF
10 アンヘル・コレア 5.0
メンディとアラバに封殺される。ただ、守備や球際の部分ではハードワークしていただけにもう少し引っ張っても良かった気も…
(→スアレス 5.0)
見せ場は終盤のアラバとのバトルのみ。負傷明けのコンディション、試合展開を考えると、初めから多くを期待できなかったか
5 デ・パウル 5.5
幾度か良い形での潰しや持ち運びはあったが、今日は相手が悪かった
(→エクトル・エレーラ 5.5)
球際の強さと気迫のプレーで終盤の攻勢に関与
6 コケ 5.0
カピタンとしてチームを鼓舞して90分間走り続けたが、勤続疲労の影響か全体的にプレーの精度を欠いた
21 カラスコ 5.0
ウイングバックではなくサイドハーフの位置でより局面の打開を託されたが、ミリトンら相手守備陣にうまく潰された
(→レマル 5.5)
投入直後に攻撃を活性化させ、直接FKで見せ場を作ったが、決定的な仕事には至らず
FW
19 クーニャ 5.5
幾度か良いボールの収めや決定機に絡むプレーもあったが、相手のソリッドな守備陣を前に難しい試合となった
(→ロージ 5.5)
相手のペースダウンもあって守備は無難にこなしたが、攻撃面で推進力を出せず
8 グリーズマン 5.0
直接FKが唯一の見せ場に。相手の守備陣にことごとく潰されて前半のみのプレーに
(→フェリックス 6.0)
レマルと共に攻撃を活性化させるなど、個人としては上々のパフォーマンス。惜しむらくは最終盤に一矢報いるゴールを決めたかった
監督
シメオネ 5.0
センターバックの負傷者によって難しいやりくりを強いられた。ハーフタイムの交代で流れを変えるまでは持っていったが、以降の交代策は嵌らず
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
モドリッチ(レアル・マドリー)
圧巻のゴールキーピングを見せたクルトワも見事だったが、中盤で抜群の輝きを放った36歳のベテランMFをMOMに選出。フットボールの奥深さを感じさせるプレーリードや立ち位置の妙に加え、年齢を全く感じさせないハードワークは驚異的だった。
レアル・マドリー 2-0 アトレティコ・マドリー
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(前16)
アセンシオ(後12)
▽レアル・マドリー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 クルトワ 7.5
グリーズマンとレマルの直接FKを見事な読みと反応で阻止。後半の難しい時間帯での連続セーブや相手に一矢報いることも許さぬ最終盤の顔面セーブなど、まさに守護神という圧巻のパフォーマンス
DF
2 カルバハル 6.0
前半は逆サイドとのバランス、カラスコの突破を意識してか普段よりも後ろ重心でプレー。後半は守勢を強いられた中、アセンシオのゴールシーンでは勝負所を見極めた立ち位置とランニングで貢献
堅実な対応で逃げ切りに導く
3 ミリトン 7.0
相手のアタッカー陣との一対一でほぼ完ぺきな対応。マイボール時も安定した繋ぎをみせ、2点目に繋がる好フィードを供給
4 アラバ 6.5
試合終盤のスアレスとやり合う。試合を通して強い負荷がかかるようなシーンは少なかったが、攻守両面で的確なサポートが光った
23 メンディ 6.0
対面のコレアやジョレンテに決定的な仕事を許さず。後半は1枚カードをもらった中で軽率なファウルを犯す。レフェリー次第では退場の可能性もあっただけに反省材料
MF
10 モドリッチ 7.5
先制点の起点に。攻守両面で卓越した戦術眼とプレー精度をみせ、中盤の勝負で優位性をもたらす
14 カゼミロ 6.5
百戦錬磨の相棒2人のサポートを受けながらバランサーとしての仕事を完遂
8 クロース 6.5
中盤の主役はモドリッチに譲ったが、涼しい顔で多くのタスクを高精度でこなし続けた
FW
11 アセンシオ 6.5
前半はチームの戦い方もあって大人しかったが、直近のインテル戦に続くダメ押しの貴重なゴールを奪取
(→バルベルデ -)
9 ベンゼマ 6.5
負傷明けで前半のみの出場となるなど万全のコンディションではなかったが、圧巻のフィニッシュで決勝点を記録。2021年の公式戦得点数を「36」とし、キャリアハイを更新
(→ヨビッチ 6.0)
見事なポストワークから2点目の起点に。決定的な仕事はなかったが、水準以上のパフォーマンスだった
20 ヴィニシウス 7.0
自身のゴールチャンスは決め切れなかったが、チームを勝利に導く2アシスト。ダービーの意味を理解し、攻め残りよりも味方を助ける守備の献身性も光った
(→ロドリゴ -)
監督
アンチェロッティ 6.5
2-0のスコア以上の力の差を見せつけてラ・リーガでの対アトレティコ初勝利。抱える選手の能力の高さはもちろんのこと、的確な修正が光った
▽アトレティコ・マドリー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オブラク 5.5
失点はいずれもノーチャンス。ヴィニシウスのニア上を狙った難しいシュートを防ぐなど、個人としてできることはやっていた
DF
14 マルコス・ジョレンテ 5.5
右サイドバックで相手のキーマンのヴィニシウスに応対。攻撃面では期待された仕事はできなかったが、今日のチームパフォーマンスでそれを求めるのは酷と言える
18 フェリペ 5.0
急造最終ラインの中でリーダーシップを発揮したかったが、相手アタッカー陣との駆け引きに完敗。個人としても厳しいパフォーマンスだった
4 コンドグビア 5.0
レアル相手には3バックの一角でも厳しいにも関わらず、4バックのセンターバックではやはり厳しかった。不用意に釣りだされる場面や守備時の優先順位の判断など、本職ではない難しさが多く見受けられた
22 エルモソ 5.5
2センターバックが厳しい出来に終わった中で最終ラインの中で孤軍奮闘。個人としては最低限の仕事はこなした
MF
10 アンヘル・コレア 5.0
メンディとアラバに封殺される。ただ、守備や球際の部分ではハードワークしていただけにもう少し引っ張っても良かった気も…
(→スアレス 5.0)
見せ場は終盤のアラバとのバトルのみ。負傷明けのコンディション、試合展開を考えると、初めから多くを期待できなかったか
5 デ・パウル 5.5
幾度か良い形での潰しや持ち運びはあったが、今日は相手が悪かった
(→エクトル・エレーラ 5.5)
球際の強さと気迫のプレーで終盤の攻勢に関与
6 コケ 5.0
カピタンとしてチームを鼓舞して90分間走り続けたが、勤続疲労の影響か全体的にプレーの精度を欠いた
21 カラスコ 5.0
ウイングバックではなくサイドハーフの位置でより局面の打開を託されたが、ミリトンら相手守備陣にうまく潰された
(→レマル 5.5)
投入直後に攻撃を活性化させ、直接FKで見せ場を作ったが、決定的な仕事には至らず
FW
19 クーニャ 5.5
幾度か良いボールの収めや決定機に絡むプレーもあったが、相手のソリッドな守備陣を前に難しい試合となった
(→ロージ 5.5)
相手のペースダウンもあって守備は無難にこなしたが、攻撃面で推進力を出せず
8 グリーズマン 5.0
直接FKが唯一の見せ場に。相手の守備陣にことごとく潰されて前半のみのプレーに
(→フェリックス 6.0)
レマルと共に攻撃を活性化させるなど、個人としては上々のパフォーマンス。惜しむらくは最終盤に一矢報いるゴールを決めたかった
監督
シメオネ 5.0
センターバックの負傷者によって難しいやりくりを強いられた。ハーフタイムの交代で流れを変えるまでは持っていったが、以降の交代策は嵌らず
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
モドリッチ(レアル・マドリー)
圧巻のゴールキーピングを見せたクルトワも見事だったが、中盤で抜群の輝きを放った36歳のベテランMFをMOMに選出。フットボールの奥深さを感じさせるプレーリードや立ち位置の妙に加え、年齢を全く感じさせないハードワークは驚異的だった。
レアル・マドリー 2-0 アトレティコ・マドリー
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