イニエスタが妻・アンナさんのバースデーを祝福! 頬にキスも「そばにいられることがなにより幸せです!」

2021.12.12 22:01 Sun
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©︎J.LEAGUE
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、愛する妻の誕生日を祝った。神戸に加入後4シーズン目を終えたイニエスタは、今季リーグ戦23試合に出場して6ゴールを記録。10月には「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」を受賞し、6日に開催された「2021Jリーグアウォーズ」では2019年以来2度目のベストイレブンにも選ばれた。

12日には35歳の誕生日を迎えた妻のアンナ・オルティスさんをともに祝福。子供たちを含めた家族での集合写真に加え、アンナさんにキスをする姿などを、次のメッセージとともに自身のインスタグラムに投稿した。

「35!一緒に祝うことができ、ママと一緒の時間を楽しむことができ、本当に素敵な日でした!私含め、ママのそばにいられることがなにより幸せです!いつもありがとう、幸せに過ごそうね!愛してるよ!みんな愛してるよ!」

7月の結婚記念日にも2人のツーショットを披露していたイニエスタ。どれだけ時が経っても、テクニックも妻への愛情も色褪せることはないようだ。

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【2022年カタールへ期待の選手vol.111】ルヴァン8強敗退で残るはJ1タイトルのみ。パリ世代の主軸ボランチの最終アピールの行方はいかに?/藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス/MF)

「カタール・ワールドカップ(W杯)に行けたらいいですけど、そんなに簡単な壁ではない。この大会がよかったから呼ばれるというのはないと思うので。今回をきっかけに自信がついたので、Jリーグでもしっかり活躍していって、そういった日常が評価されていくことが大事だと思います」 先月27日のEAFA E-1選手権のラストマッチ韓国戦(豊田)。宿敵を撃破し、タイトルをつかむと同時に評価を大きく上げたパリ五輪世代の主軸ボランチ・藤田譲瑠チマ(横浜FM)は、いち早く先を見据えていた。 E-1では香港(鹿島)・韓国の2試合に出場。A代表初招集とは思えない堂々たるパフォーマンスを披露した。視野の広さやワイドな展開力、緩急をつけたパス回し、鋭い戦術眼はかつての小野伸二(札幌)を彷彿させるものがあった。フランス代表のエンゴロ・カンテ(チェルシー)や元フランス代表のクロード・マケレレになぞらえるメディアもあったほど、弱冠20歳の若武者はポジティブな印象を残した。だからこそ、その先が重要だったのだ。 本人も言うように、現段階でのA代表定着は藤田にとって険しい道だ。ご存じの通り、森保ジャパンのボランチ陣には、遠藤航(シュツットガルト)、守田英正(スポルティングCP)、田中碧(デュッセルドルフ)ら欧州組がひしめいており、鎌田大地(フランクフルト)や原口元気(ウニオン・ベルリン)もインサイドハーフの一角を占めつつある。そこに割って入ろうと思うなら、相当なインパクトが必要。Jリーグレベルを超越した一挙手一投足を示さない限り、3カ月後のカタール行きは叶わない。 そういう意味で、E-1後の横浜F・マリノスでの一挙手一投足が注目されていたが、残念ながら、チーム自体が芳しくない。7月30日の鹿島アントラーズとの上位対決に2-0で勝利し、J1制覇へ大きなアドバンテージを得たと思われたが、8月に入ってから停滞。YBCルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦(ホーム&アウェー)とJ1・川崎フロンターレ戦で公式戦3連敗という予期せぬ苦境に直面しているのだ。 藤田自身も鹿島戦は後半途中から出場。白星に貢献することができたが、その後の3試合はスタメンに名を連ねながら、悪循環を断ち切ることができていない。もちろん直近の8月10日の広島戦は角田涼太朗の退場、畠中槙之輔のミスなどが重なり、広島にいいようにやられてしまったが、そういう時に流れをガラリと変えられるような存在にならなければいけないのも確かだ。 E-1の時にも「自分自身の改善点はボールを奪いきるところ。奪うべきところで奪いきれなかったり、攻撃で前を向ける時にバックパスしてしまうところは直さないといけない。森保(一)監督から何か言われたわけではないですけど、遠藤航さんとかと比較した時に自分はそういうところが足りないと思っています」と課題を口にしていた藤田。そこに積極的に取り組もうという姿勢は色濃く感じられる。が、現状では物足りなさも拭えない。もっともっと高い領域に到達すべく、努力を続けていくしかないのだ。 ただ、若い選手というのは、小さなきっかけで劇的に変化する可能性がある。ここ数試合は苦しんでいるかもしれないが、13日には湘南ベルマーレ戦(※台風の影響で当日中止)があるし、その直後にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の大舞台が控えている。 今回のACLの決勝トーナメントは日本開催。横浜は18日にヴィッセル神戸との一発勝負に挑み、勝ち上がれば、22日の準々決勝、25日の準決勝と進んでいくことになる。1週間で重要なゲームが3つ続くという点はE-1とほぼ同じ流れ。7月につかんだ飛躍のきっかけを再度、得られるのは朗報と言っていい。 「年上の人にも気負いなくやるっていうのが自分のいいところ。今までやってきたことを今まで通りにやれればいい」とも彼は語っていたが、どんな大舞台でも平常心で戦える強心臓は魅力。試合の重みが大きければ大きいほど力を発揮できる強みを今こそ、存分に示すべき時なのだ。 それをACLで実証できれば、9月の欧州遠征帯同への道も開けてくる。11〜12月の本大会前に直前合宿がないカタールW杯は、9月のインターナショナル・マッチデー(IMD)が最終調整の場と位置づけられている。そこでメンバー絞り込みも行われるだけに、本気でカタールに行きたいと願うなら、何としても遠征に滑り込まなければならない。 パリ世代のメインターゲットは2026年アメリカ・カナダ・メキシコ共催W杯になるが、早いうちに大舞台を経験できれば、それに越したことはない。藤田には目の前に転がっているチャンスを貪欲につかみにいってもらいたいのだ。 8月の公式戦は自身のキャリアの分岐点になるかもしれない。そのくらいの覚悟と決意を持ってピッチに立ってほしい。藤田の持てる全ての力を見せつけることで、新たな未来が開けるはずだ。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。</div> 2022.08.13 18:15 Sat
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川崎Fvs京都で「電流爆破」予定だった大仁田厚、試合中止も会場からのコメントに再戦臨む声多数「リベンジしに来て欲しい!」「今度は晴天の下で」

試合は雨天で中止となったが、内なる炎は消えないようだ。川崎フロンターレvs京都サンガF.C.戦でイベントを行う予定だったプロレスラーの大仁田厚さんがファンへメッセージを充てた。 等々力陸上競技場にて13日19時キックオフで予定されていた同試合は、台風8号(メアリー)の影響で中止に。これに伴い、川崎Fがこの試合で準備していた企画「ボーイズビーアンビシャス」も中止となった。 このイベントはサッカー×格闘技とうたい、総合格闘技イベント「RIZIN」とのタイアップとして那須川天心選手による始球式や、レニー・ハートさんによるオリジナル選手紹介が予定されていた。 また、武蔵小杉にジムを構える所英男選手も来場。総合格闘技だけではなく、川崎新田ボクシングジムのレジェンド、黒田雅之さん引退セレモニーや「格闘家だらけの男気じゃんけん」など種々の企画が練られていた。 その中の1つが、大仁田厚さんによる電流爆破マッチだ。試合中止決定の前、雨天の影響により先んじて「電流爆破マッチ中止」の発表がなされた際には「電流爆破バットを持って等々力へ行く!決まったものはやる!」と意気込んでいた"炎のカリスマ"。当日も会場入りはしたものの、試合そのものがなくなり、無念の想いで「このままで終わっていいのか…」と綴り、背中を見せた。 それでも、大仁田さんは川崎FのSNSを通じてメッセージを発信。力強い「ファイヤー!」に続き、「(スタジアムへ)来る用意をしていた人達、試合を楽しみにしていた人達に申し訳ないです。家でゆっくりしてください」と、ファンを気遣うコメントを充てた。 富士通スタジアム川崎(旧:川崎球場)にて引退試合を行うなど、川崎にゆかりのある大仁田さん。雨中のスタジアムから届けられたメッセージには、「こんな濡れながらメッセージくれるのか」、「また必ず」、「いつかこの企画がリベンジされますように」、「今度は晴天の空の下、心置きなく爆破させてください!!」、「リベンジしに来て欲しい!」、「最高のエンターテイナー」と、企画の実現を願うサポーターらの声が多数寄せられている。 当初2020年2月29日に開催予定だったイベント「ボーイズビーアンビシャス」は、新型コロナウイルス(Covid-19)の影響に続き、今回またしても実現できず。等々力で熱い男の雄姿を見られる日が待ち遠しい。 <span class="paragraph-title">【動画】大仁田厚さんからサポーターへのメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">本日の京都戦が台風の影響で試合中止となり、残念ながらイベント「ボーイズビーアンビシャス」も中止となりました。<br><br>朝から等々力にお越しいただき準備を進めてくださった大仁田厚さんから、皆さんへのメッセージです。<br><br>大仁田さんありがとうございます!!<br>いつかまた等々力で!!<br><br>【プロモ】<a href="https://twitter.com/hashtag/frontale?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#frontale</a> <a href="https://t.co/MsdSxEY8Da">pic.twitter.com/MsdSxEY8Da</a></p>&mdash; 川崎フロンターレ (@frontale_staff) <a href="https://twitter.com/frontale_staff/status/1558353145948172288?ref_src=twsrc%5Etfw">August 13, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.13 17:45 Sat
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13日のJリーグ、J1の3試合含む計6試合が中止…台風8号の影響で

Jリーグは13日、同日に予定した明治安田生命J1、J2、J3リーグの計6試合中止を発表した。 中止が発表されたのはJ1リーグ第25節のFC東京vセレッソ大阪、川崎フロンターレvs京都サンガF.C. 、横浜F・マリノスvs湘南ベルマーレにJ2リーグ第31節の横浜FCvsザスパクサツ群馬と、J3リーグ第20節のSC相模原vs福島ユナイテッドFC、アスルクラロ沼津vs藤枝MYFCとなる。 中止理由はいずれも、まもなく日本列島に上陸とされる台風8号の影響によるもの。 なお、全ての試合について代替日は決定次第、発表されるという。 2022.08.13 13:50 Sat
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神戸がどれくらいがんばれば残留できるか調べていたらみんなに怖いデータが出てきたよ!? の巻/倉井史也のJリーグ

他のチームが降格していいって話じゃないですよ。だけどやっぱり神戸がJ2に落ちるかどうか、気になるじゃないですか。みんな、まさかって感じでしょ? だったらあと、どれくらい神戸が勝たなきゃいけないか考えてみましょう。 まずは残留のために最低限の勝点はどれくらい必要なのか。この際、入れ替え戦もありだと考えておくと、過去17位のチームの勝点はいくつだったのかを調べてみます。例によってJ1が18チーム構成になった2005年からのデータで、2020年は降格なし、2021年は20チーム構成だったので省きます。すると!! 2005年17位:東京V/勝ち点30 2006年17位:C大阪/勝ち点27 2007年17位:甲 府/勝ち点27 2008年17位:東京V/勝ち点37 2009年17位:大 分/勝ち点30 2010年17位:京 都/勝ち点19 2011年17位:福 岡/勝ち点22 2012年17位:G大阪/勝ち点38 2013年17位:磐 田/勝ち点23 2014年17位:C大阪/勝ち点31 2015年17位:清 水/勝ち点25 2016年17位:湘 南/勝ち点27 2017年17位:新 潟/勝ち点28 2018年17位: 柏 /勝ち点39 2019年17位:松 本/勝ち点31 平均は(30+27+27+37+30+19+22+38+23+31+25+27+28+39+31)/15≒28.9、つまり勝点30が必要!! じゃあ今の神戸は勝点21。お、残り10試合のうち3試合勝てばいいじゃないですか。何か希望が湧いてきてません。それで今後の対戦を考えると、 第25節 08/13(土)札 幌(A)前回対戦 4○1 第28節 09/03(土)京 都(A)前回対戦 1●3 第29節 09/10(土)名古屋(H)前回対戦 0●2 第26節 09/14(水)FC東京(H)前回対戦 1●3 第30節 09/18(日)G大阪(H)前回対戦 0●2 第31節 10/01(土)福 岡(A)前回対戦 0△0 第32節 10/08(土)広 島(H)前回対戦 1△1 第27節 10/12(水)湘 南(H)前回対戦 1●2 第33節 10/29(土)川 崎(A)前回対戦 0●1 第34節 11/05(土)横浜FM(H)前回対戦 0●2 お、なんかあれをこうすれば、なんて考えられそうです。ただ、データを見ながら気になったのは2012年と2018年。これ、かなり厳しい戦いなんですけど、このときは首位のチームの勝点があまり伸びなかったから下が混戦になったのかというと、そうじゃないんです。 2012年は広島の64、2018年は川崎の69で、優勝チームの平均勝点が2012年は1.88、2018年は2.03。例年、首位は「試合数×2+α」ぐらいが勝点で、今年も現時点で首位の横浜FMが平均勝点2。つまりあまり例年の傾向からは変わってません。 それによく考えると神戸がもう勝点21あるってことは、過去のシーズンだったらもう残留ラインのほぼ近くまで来てるときもあるってことでしょ? ってことは、これまでのどのシーズンに似てるのか、第24節のときの最下位の勝点がどれくらいあったかを考えれば分かるかもしれません。つうことで、もう1つ調べておきました。 2005年第24節18位:神 戸/勝ち点19 2006年第24節18位:C大阪/勝ち点16 2007年第24節18位:横浜FC/勝ち点11 2008年第24節18位:札 幌/勝ち点17 2009年第24節18位:大 分/勝ち点10 2010年第24節18位:湘 南/勝ち点15 2011年第24節18位:福 岡/勝ち点12 2012年第24節18位:札 幌/勝ち点10 2013年第24節18位:大 分/勝ち点10 2014年第24節18位:徳 島/勝ち点12 2015年第24節18位:山 形/勝ち点18 2016年第24節18位:福 岡/勝ち点16 2017年第24節18位:新 潟/勝ち点10 2018年第24節18位:長 崎/勝ち点21 2019年第24節18位:磐 田/勝ち点18 ありますよね、勝点21。そしてその年の自動降格脱出ラインはなんと勝点40。つまり例年のように「試合数×1」の勝点を確保すれば残留できるってことじゃないんです。そう言えば2018年って勝点41の磐田がJ1参入プレーオフに出なければいけなかったじゃないですか。 ということは、現時点でJ1残留を決めてるのは1位の横浜FMと2位の柏だけ……ひー、おそろしや、おそろしや。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2022.08.13 10:00 Sat
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ACLのシーズン移行に疑問、Jのシーズンはどうすべきか/六川亨の日本サッカー見聞録

AFC(アジアサッカー連盟)は8月1日、来シーズンのACL(AFCチャンピオンズリーグ)を現行の春秋制から秋春制へ移行する日程を発表した。来シーズンのACL1次リーグは9月に開幕し、決勝は2024年5月11日と18日に行われる予定だ。 これまでも「シーズン移行」については幾度となく議論が重ねられ、そのたびに結論は先送りされてきた。ご存じのように日本をはじめ韓国や中国といった極東の国々は“春秋制"を、中東勢は“秋春制"を採用している。このため“春秋制"によるACLは、中東勢にとって1次リーグと決勝トーナメントではメンバーが入れ替わる可能性の高い大会でもあった。 それでも結論が先送りされてきたのは、「どちらがアジアにとって適しているか、公平性を保てるか」という点で、“正解"を見つけられなかったからでもある。 日本に関して言えば、16年1月に「最初で最後」になるであろうJFA(日本サッカー協会)会長選挙で、JFA副会長だった田嶋幸三氏は“秋春制"を、JFA専務理事だった原博実氏は現行の“春秋制"を訴えた。それが選挙の行方を左右したかと言えば、田嶋会長が4期目(任期は1期2年で最長4期まで再選が可能)を迎える現在もシーズン制に変化はないため「ノー」と言える。 もちろん過去にはJSL(日本サッカーリーグ)時代も“秋春制"を採用したこともあった。1985年のことだ。2月から5月にかけて開催されたメキシコW杯アジア1次予選で、日本は本命と目された北朝鮮をFW原博実のゴールで1-0と破る大金星をあげた。アウェーではきっちり0-0で引き分けて2次予選に進出した。 すると2次予選は中国が勝ち上がると思われたが、香港に足元をすくわれ1次予選で敗退。2次予選は8月と9月にホーム&アウェーで行われ、日本は3-0、2-1で香港を退け、W杯予選で初の決勝へと進出した。 そこでJSLも9月6日に開幕し、翌年の3月26日に閉幕するロングランとなった(チーム数も10から12に増えた)。W杯予選を勝ち上がったためにJSLは“秋春制"にならざるを得なくなり、翌86年からは正式に“秋春制"(翌年制)へと移行。シーズンも86/87年と表記され、それは91年まで7シーズン続いた。 当時のJSLが“秋春制"を導入できた大きな理由の1つに地域性があげられる。読売クラブや日産自動車、三菱重工、古河電工とほとんどのチームが東京と神奈川に集中し、それ以外ではヤマハと本田技研の静岡勢、ヤンマーの大阪、マツダの広島と関東以西に集中していた。 北にあるチームとしては当時JSL2部の住友金属の茨城県が“北限"のため、降雪による試合中止の心配はほとんどなかった。 関東にも雪は降る。87年のトヨタカップではFCポルトとペニャロールが降雪のなか熱戦を繰り広げたし、98年には全国高校選手権の決勝で東福岡と帝京が名勝負を演じた。しかし、それは年に1~2回あるかないかである。このため“秋春制"もスムーズに導入することができた。 しかし、それらはチーム数が少なく特定の地域に集中していたJSL時代の話。全国に58チームもある現在のJリーグでは、青森県を筆頭に日本海側の北部には豪雪地帯が多い。そうした環境下で“秋春制"を導入したら、札幌、山形、秋田、新潟、富山、鳥取などは、スタジアムはもちろん練習グラウンドを確保するのにも苦労するだろう。 そうした地域では、快適な観戦環境を提供するためスタジアムにヒーターなどの暖房設備も必要になるが、それには半端ない投資が必要になる。 ウインターブレイクを採用すれば、1~2月の厳寒期での試合開催を避けることはできる。しかし、ただでさえ過密日程のJ1リーグは、さらなる日程的な負担を強いられることになり、代表選手はオフシーズンがなくなる危険すらある。 そして問題はスタジアムや練習環境といったハード面だけではない。年度をまたぐ問題――学校は年度替わり、企業は決算時期――というハードルもある。ただ、こちらはJSL時代もクリアできただけに、企業努力によって乗り越えることができるはずだ。 高校生や大学生は、例えばFC東京の松木玖生のように、卒業式を待たずにJリーグでプレーしていた。こちらは登録ウインドーの設定変更で対応することが可能だ。企業の決算時期に関しては、JSL時代に主流だった「重厚長大」な日本の基幹産業と比べ、親会社の企業形態がかなり劇的に変化しているだけに、一概に比較することはできない。しかしながら検討の余地はあるのではないだろうか。 むしろ難問は、やはりスタジアム問題となる。柏やG大阪のように“自前"のスタジアムがあるクラブはいい。問題は地方自治体が所有しているスタジアムだ。企業と同様に4月から新年度が始まり、3月末で決算となる。 もしもJリーグが“秋春制"を採用したら、クラブは建前上シーズン開幕から3月までしかスタジアムの使用許可を取れない。4月以降は、改めて使用許可を取ることになる。これだけJリーグが浸透しているのだから、スタジアムの使用に関しても行政サイドは理解を示してくれると思うが、手続きが煩雑になることは避けられないだろう。 そして結論である。 “秋春制"への移行に関する問題点を長々と書いてきたが、メリットよりもデメリットの方が多いと言わざるを得ない。 そしてACLである。大会に出場できるのはJ1リーグの上位3~4チームだけ。そして、例えACLで優勝しても、4年に1度開催の拡大版クラブW杯(24チーム参加)は新型コロナウイルスの影響で開催のメドが立っていない。 現状では、4年に1度あるかないかの大会のために、多大な犠牲(になるだろう)を払ってまでシーズンを移行するメリットはほとんどないと言っていいだろう。それなら現行の“春秋制"を維持しつつ、ACLに出場する3~4チームにはJリーグとして日程的、経済的な配慮をすることで十分ではないだろうか。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2022.08.12 23:00 Fri
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