辛勝ユナイテッドがリーグ3連勝! 最下位相手に内容低調もC・ロナウドのPK弾守り切る《プレミアリーグ》
2021.12.12 04:31 Sun
プレミアリーグ第16節、ノリッジ・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが11日にキャロウ・ロードで行われ、アウェイのユナイテッドが0-1で勝利した。
ラングニック監督は、スタメン11人を入れ替えて1-1のドローに終わったチャンピオンズリーグ(CL)のヤング・ボーイズ戦で温存した主力を復帰させ、前節パレス戦と全く同じスタメンで[4-2-2-2]の布陣を継続した。
パレス戦同様にハイプレスで主導権を握りにかかるユナイテッドだが、序盤は相手のボール回しに対して、なかなか良い形でプレスが嵌らず、幾度か自陣のボックス付近までボールを運ばれる場面が目立つ。
それでも、決定機まで持ち込ませずに凌ぐと、14分には最初の決定機。ラッシュフォードの仕掛けで得たボックス手前右の好位置でのFKをテレスが左足で直接狙うと、壁にディフレクトしたボールがクロスバーを叩いた。
前半半ば以降はフィニッシュの数でユナイテッドが勝るも、試合自体はほぼ互角の状況が続く。前半の内にゴールをこじ開けたいアウェイチームは37分、ボックス右でマクトミネイからパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが2度のシュートフェイントから左足に持ち替えて鋭いシュートを放つが、これはGKクルルのファインセーブに遭う。さらに、45分にはCKの二次攻撃から左サイドでサンチョが上げたクロスにゴール前のマグワイアが反応したが、浮き球のヘディングシュートは再びクルルの好守に阻まれた。
後半は終始劣勢を強いられる苦しい展開となったユナイテッドは、67分にサンチョを下げてグリーンウッドを投入。さらに、74分には体調不良か、胸付近を抑えて座り込んだリンデロフがプレー続行不可能となり、バイリーのスクランブル投入を余儀なくされる。
それでも、その苦境の中で先にゴールを奪ったのはユナイテッドだった。73分、マクトミネイのクロスボールにゴール前で反応したC・ロナウドが競り合いの中でDFアーロンズに手を使って引き倒されると、このプレーでPKが与えられる。これをポルトガル代表FWが自ら決めて待望の先制点とした。
この1点で再びユナイテッドが息を吹き返すかに思われたが、以降もノリッジペースは変わらず。失点にも士気を落とさないカナリーズは直後に得たFKからオザン・カバクが決定的なヘディングシュートを放つと、82分にも右サイドを崩しての攻撃からペナルティアーク付近のギルモアが強烈なシュートを放つが、GKデ・ヘアとDFバイリーの好守に阻まれる。
試合終盤にかけてもホームチームの攻勢が続いた中、92分には再びセットプレーからC・ロナウドのクリアし損なったボールに反応したカバクがボックス右からワンタッチボレーで押し込みにかかるが、これをGKデ・ヘアが見事な反応ではじき出した。そして、試合はこのままタイムアップを迎えた。
同じ1-0でも前節パレス戦と異なり、最下位相手に振るわないパフォーマンスに終始したユナイテッドだったが、辛くも勝ち点3を持ち帰ることに成功した。
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現在、6位のユナイテッド(勝ち点24)は前節、ラングニック新体制の初陣となったクリスタル・パレス戦に1-0で勝利し、幸先の良いリスタートを飾った。そして、連勝を狙う今節は最下位に沈むノリッジ(勝ち点10)とアウェイで対戦した。パレス戦同様にハイプレスで主導権を握りにかかるユナイテッドだが、序盤は相手のボール回しに対して、なかなか良い形でプレスが嵌らず、幾度か自陣のボックス付近までボールを運ばれる場面が目立つ。
それでも、決定機まで持ち込ませずに凌ぐと、14分には最初の決定機。ラッシュフォードの仕掛けで得たボックス手前右の好位置でのFKをテレスが左足で直接狙うと、壁にディフレクトしたボールがクロスバーを叩いた。
前半半ば以降はフィニッシュの数でユナイテッドが勝るも、試合自体はほぼ互角の状況が続く。前半の内にゴールをこじ開けたいアウェイチームは37分、ボックス右でマクトミネイからパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが2度のシュートフェイントから左足に持ち替えて鋭いシュートを放つが、これはGKクルルのファインセーブに遭う。さらに、45分にはCKの二次攻撃から左サイドでサンチョが上げたクロスにゴール前のマグワイアが反応したが、浮き球のヘディングシュートは再びクルルの好守に阻まれた。
結局、ゴールレスで折り返した試合は後半も拮抗。開始直後にはプラチェタが巧みな仕掛けでDFマグワイアを振り切ってゴール至近距離からシュートに持ち込むが、ここはGKデ・ヘアの正面。さらに、57分には相手のクリアボールを高い位置で回収したルップのワンタッチパスを受けたプッキがボックス中央での鋭い反転から強烈な左足のシュートを枠に飛ばすが、これはデ・ヘアの見事なワンハンドセーブに阻まれる。
後半は終始劣勢を強いられる苦しい展開となったユナイテッドは、67分にサンチョを下げてグリーンウッドを投入。さらに、74分には体調不良か、胸付近を抑えて座り込んだリンデロフがプレー続行不可能となり、バイリーのスクランブル投入を余儀なくされる。
それでも、その苦境の中で先にゴールを奪ったのはユナイテッドだった。73分、マクトミネイのクロスボールにゴール前で反応したC・ロナウドが競り合いの中でDFアーロンズに手を使って引き倒されると、このプレーでPKが与えられる。これをポルトガル代表FWが自ら決めて待望の先制点とした。
この1点で再びユナイテッドが息を吹き返すかに思われたが、以降もノリッジペースは変わらず。失点にも士気を落とさないカナリーズは直後に得たFKからオザン・カバクが決定的なヘディングシュートを放つと、82分にも右サイドを崩しての攻撃からペナルティアーク付近のギルモアが強烈なシュートを放つが、GKデ・ヘアとDFバイリーの好守に阻まれる。
試合終盤にかけてもホームチームの攻勢が続いた中、92分には再びセットプレーからC・ロナウドのクリアし損なったボールに反応したカバクがボックス右からワンタッチボレーで押し込みにかかるが、これをGKデ・ヘアが見事な反応ではじき出した。そして、試合はこのままタイムアップを迎えた。
同じ1-0でも前節パレス戦と異なり、最下位相手に振るわないパフォーマンスに終始したユナイテッドだったが、辛くも勝ち点3を持ち帰ることに成功した。
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