西澤の逆転弾でリーグ3連勝の清水がJ1残留!C大阪は大久保嘉人のリーグ戦ラストマッチを勝利で飾れず【明治安田J1最終節】
2021.12.04 16:31 Sat
明治安田生命J1リーグ最終節、清水エスパルスvsセレッソ大阪が4日にIAIスタジアム日本平で行われ、ホームの清水が2-1で勝利した。
前節の浦和レッズに勝利し、今節は引き分け以上の結果でJ1残留が確定する清水は、負傷の井林に代えてヴァウドを起用した以外、スタメンの変更はなし。システムは変わらず[4-4-2]を採用しており、サンタナと鈴木唯人が2トップを組む形となっている。
対するは、前節名古屋グランパス相手に勝利を収めたC大阪。前節からスタメンを1枚変更しており、山田に代わり加藤が入った。システムは [4-4-2]から変わらず、今季限りでの引退を表明した大久保嘉人にとってはこれが現役でのラストマッチとなる。
立ち上がり、絶対に負けられない清水が早速チャンスを作る。右サイドの鈴木唯人から上げられたクロスは相手守備にクリアされるも、こぼれ球に反応した竹内が強烈なミドルシュートを放つ。これは惜しくも枠の外に外れたが、3分には左サイドを突破した鈴木唯人のクロスに西澤が飛び込み、さらに一連のプレーで得たCKにヴァウドが頭で合わせるなど、立て続けにゴールに迫った。
ただ、その後は拮抗した展開に。やや受け身な入りとなっていたC大阪は短いパスをつなぎながらリズムを作ろうとするも、清水の集中した守りやイージーなミスもあり、なかなかチャンスには結びつかない。一方の清水も松岡を中心に激しいプレッシャーでボールを奪ってからのカウンターを試みたが、最後のところで精度を欠くシーンが目立った。
どうしても勝ち点が欲しい清水は失点にも気落ちすることなくインテンシティを維持すると、アディショナルタイムに得た左サイドのFKから同点に追いつく。西澤がインスイングのボールを入れると、ボックス内でうまくマークを外した鈴木義宜がゴール左隅に蹴り込んだ。
後半、開始早々にスコアが動く。51分にボックス内でサンタナの上げたクロスはクリアされるも、右サイドでボールを拾った西澤がカットインの動きを見せると、ボックス手前から巻いたシュートを放つ。GKキム・ジンヒョンが一歩も動けないままゴール左上にボールが吸い込まれ、清水が逆転に成功した。
57分には右サイドの原のクロスに片山が飛び込むなど、リードした後でも清水の攻勢は緩まず。C大阪は前半から引き続き丁寧につなぐサッカーで前進を試みるも、清水の激しいプレッシャーにより思うように運べない。それでも63分には左サイドの崩しからボックス中央手前でボールを受けた大久保がシュートを放つが、枠の上へ外れた。
64分にはドリブルで中央を突破した西澤が逆転ゴールと同じような左足での強烈ミドルを放つも、これはバー直撃。試合は徐々にオープンな展開となり、両者がゴール前でチャンスを作っていく。76分には右サイド坂元からのクロスに抜け出した大久保がヘディングシュートを放ったが、GK権田のファインセーブに防がれた。
追い付きたいC大阪は足の止まり始めた清水を押し込み始め、清武や坂元を中心にチャンスメイクを狙う。しかし、清水は8人の選手がボックス内にポジションをとるなど、徹底した守備固めを敢行。C大阪はサンタナを下げてセンターバックの立田を投入するなど徹底していた清水を最後まで攻略することはできず、そのままタイムアップとなった。
最終節に勝利を飾った清水は、J1残留が決定。平岡監督が就任してからの4試合で3勝1分けの好成績を収め、J2降格の危機を脱することとなった。
清水エスパルス 2-1 セレッソ大阪
【清水】
鈴木義宜(前47)
西澤健太(後6)
【C大阪】
OG(前35)
前節の浦和レッズに勝利し、今節は引き分け以上の結果でJ1残留が確定する清水は、負傷の井林に代えてヴァウドを起用した以外、スタメンの変更はなし。システムは変わらず[4-4-2]を採用しており、サンタナと鈴木唯人が2トップを組む形となっている。
立ち上がり、絶対に負けられない清水が早速チャンスを作る。右サイドの鈴木唯人から上げられたクロスは相手守備にクリアされるも、こぼれ球に反応した竹内が強烈なミドルシュートを放つ。これは惜しくも枠の外に外れたが、3分には左サイドを突破した鈴木唯人のクロスに西澤が飛び込み、さらに一連のプレーで得たCKにヴァウドが頭で合わせるなど、立て続けにゴールに迫った。
ただ、その後は拮抗した展開に。やや受け身な入りとなっていたC大阪は短いパスをつなぎながらリズムを作ろうとするも、清水の集中した守りやイージーなミスもあり、なかなかチャンスには結びつかない。一方の清水も松岡を中心に激しいプレッシャーでボールを奪ってからのカウンターを試みたが、最後のところで精度を欠くシーンが目立った。
なかなかシュートを打てていなかったC大阪だが、34分に左のバイタルエリアでボールを持った加藤が強烈なミドルシュートを放つ。これは右ポストを直撃したが、続く35分に左のCKをボックス右で待ち構えていた大久保が右足でボレーシュート。ボールの軌道はゴールを外れていたが、竹内に当たりコースが変わるとネットに吸い込まれオウンゴールとなった。
どうしても勝ち点が欲しい清水は失点にも気落ちすることなくインテンシティを維持すると、アディショナルタイムに得た左サイドのFKから同点に追いつく。西澤がインスイングのボールを入れると、ボックス内でうまくマークを外した鈴木義宜がゴール左隅に蹴り込んだ。
後半、開始早々にスコアが動く。51分にボックス内でサンタナの上げたクロスはクリアされるも、右サイドでボールを拾った西澤がカットインの動きを見せると、ボックス手前から巻いたシュートを放つ。GKキム・ジンヒョンが一歩も動けないままゴール左上にボールが吸い込まれ、清水が逆転に成功した。
57分には右サイドの原のクロスに片山が飛び込むなど、リードした後でも清水の攻勢は緩まず。C大阪は前半から引き続き丁寧につなぐサッカーで前進を試みるも、清水の激しいプレッシャーにより思うように運べない。それでも63分には左サイドの崩しからボックス中央手前でボールを受けた大久保がシュートを放つが、枠の上へ外れた。
64分にはドリブルで中央を突破した西澤が逆転ゴールと同じような左足での強烈ミドルを放つも、これはバー直撃。試合は徐々にオープンな展開となり、両者がゴール前でチャンスを作っていく。76分には右サイド坂元からのクロスに抜け出した大久保がヘディングシュートを放ったが、GK権田のファインセーブに防がれた。
追い付きたいC大阪は足の止まり始めた清水を押し込み始め、清武や坂元を中心にチャンスメイクを狙う。しかし、清水は8人の選手がボックス内にポジションをとるなど、徹底した守備固めを敢行。C大阪はサンタナを下げてセンターバックの立田を投入するなど徹底していた清水を最後まで攻略することはできず、そのままタイムアップとなった。
最終節に勝利を飾った清水は、J1残留が決定。平岡監督が就任してからの4試合で3勝1分けの好成績を収め、J2降格の危機を脱することとなった。
清水エスパルス 2-1 セレッソ大阪
【清水】
鈴木義宜(前47)
西澤健太(後6)
【C大阪】
OG(前35)
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