【プレミア注目プレビュー】トップ4争う名門2クラブが激突! ラングニック招へいのユナイテッドはキャリック体制ラストゲームに
2021.12.02 18:00 Thu
プレミアリーグ第14節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが、日本時間2日29:15にオールド・トラッフォードでキックオフされる。年末年始の超過密日程に向けて弾みを付けたい名門2クラブが激突するビッグマッチだ。現在、トップ4圏内と5ポイント差の8位に付けるユナイテッド(勝ち点18)は前節、絶好調の首位チェルシーと敵地で対戦。下馬評通りに終始劣勢を強いられたが、相手セットプレーからミスを突いたFWサンチョのプレミアリーグ初ゴールで先制に成功。その後、やや不運な形で与えたPKで追いつかれたものの、守備陣の集中したパフォーマンスもあって1-1のドローという悪くない結果を持ち帰った。
29日には予てより招へいが決定的と報じられたラルフ・ラングニック氏の暫定監督就任が決定。前述のチェルシー戦では暫定指揮官キャリックは否定したものの、守備の貢献が著しく低いFWクリスティアーノ・ロナウドのベンチスタート、要所で披露したプレッシングの強度と、早くも新指揮官の色を感じさせる戦いぶりが見受けられた。イギリスの労働許可証取得の問題で、今節もキャリックがベンチで采配を振るうことになったが、前節に続き“プロフェッサー”の愛称で知られるドイツ人指揮官の新スタイルが垣間見える一戦となりそうだ。
一方、4位のウェストハムと同勝ち点の5位に位置するアーセナル(勝ち点23)は、前々節リバプールに0-4の惨敗を喫し、リーグ戦9試合ぶりの敗戦。それでも、前節のニューカッスル戦ではここまで未勝利の最下位に低迷する相手に対して、FWサカ、FWマルティネッリの若手2選手のゴールによって2-0の快勝。きっちり前節の大敗を払しょくした。
現在のチーム状態を考えれば、敵地と言えども赤い悪魔相手に勝ち点3を奪いたいところ。ただ、今回のビッグマッチに向けては今季初のミッドウィーク開催という部分が懸念材料。ユナイテッドを含めその他の“ビッグ6”は、今季もヨーロッパのコンペティションを戦っており過密日程の戦いに順応しているが、アーセナルは主力を温存できるEFLカップを除き、これが初めてのミッドウィーク開催の試合だ。今季アルテタ監督はターンオーバーを最小限にした用兵を行っており、前節負傷交代のサカを含め一部主力の疲労は憂慮すべき点だ。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン

GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、テレス
MF:マクトミネイ、フレッジ
MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード
FW:クリスティアーノ・ロナウド
負傷者:DFヴァラン、ショー、MFポグバ、FWカバーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。逆に、マグワイアがサスペンション明けで復帰する。負傷者に関してはヴァラン、ポグバ、カバーニの長期離脱組に加え、脳震とうからの回復を図るショーが微妙な状況だ。
フォーメーションに関してはチェルシー戦で採用した[4-3-1-2]、通常の[4-2-3-1]に加え、[3-5-2(3-4-3)]と幾つかの選択肢がある。チェルシー戦では守備が機能した一方、攻撃は停滞しており、アーセナルとの力量を考慮しつつのフォーメーション選択となる。
スタメンに関してはサスペンション明けのマグワイア、前節ベンチスタートとなったC・ロナウドの2選手の起用法に注目。マグワイアの現状のパフォーマンス、チェルシー戦でのリンデロフとバイリーのパフォーマンスを考えれば、ベンチスタートがベターと思われるが、今後を考えれば、キャプテン外しは困難な選択だ。同じく指揮官交代で難しい立場のC・ロナウドは対アーセナルという部分で、守備の貢献度の低さに目を瞑ってスタメン復帰と見る。
◆アーセナル◆
【4-2-3-1】
▽アーセナル予想スタメン

GK:ラムズデール
DF:冨安健洋、ホワイト、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス
MF:トーマス、サンビ・ロコンガ
MF:マルティネッリ、ラカゼット、スミス・ロウ
FW:オーバメヤン
負傷者:DFコラシナツ、MFジャカ、FWサカ、バログン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはコラシナツ、ジャカに加え、ニューカッスル戦で左足の内転筋付近を痛めたサカに欠場の可能性がある。
スタメンに関してはニューカッスル戦のメンバーをベースに幾つかのポジションでターンオーバーの可能性がありそうだ。サカが間に合わない場合、マルティネッリかペペが右ウイングに入り、トップ下のウーデゴールに代えてラカゼットの起用を予想。さらに、サンビ・ロコンガ、タヴァレスに代えてメイトランド=ナイルズ、ティアニーを入れ替える形も考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFスコット・マクトミネイ

ユナイテッドの注目プレーヤーはラングニック体制で中心選手として期待される生え抜きMF。スールシャール前体制でも身体の強さと献身性、リーダーシップを買われて重宝されたマクトミネイは、[4-4-2]や[4-2-3-1]を好む新指揮官の下、かつてのルイス・グスタボやライマー、デンメ、カンプルといった2ボランチの選手に求められたタスクをこなすことが期待される。
デンメのような展開力やフィードは持ち合わせていないものの、193cmの恵まれた体躯と機動力に優れる24歳のスコットランド代表MFは、カバーエリアとボールを奪い切る力に長けており、無難なボール捌きに豪快な持ち上がりと、攻撃面でも指揮官が求めるバーティカルな仕掛けに順応できるはずだ。
直近のチェルシー戦では主に守備面において新指揮官が求める水準のパフォーマンスを見せ、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を披露。今回のアーセナル戦では守備面の強度を維持しつつ、攻撃面でもより縦への意識を強めてチームを勝利に導く決定的な仕事を果たしたい。
◆アーセナル:DF冨安健洋

アーセナルの注目プレーヤーは攻守両面で進境著しい日本代表DF。今冬の移籍市場最終日にボローニャから加入して以降、新守護神ラムズデールらと共に崩壊しかけていたガナーズの守備立て直しの立役者の一人となった冨安。前々節のリバプール戦では世界屈指のスカッドを誇るリバプールを前に、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始し、初めてプレミアの洗礼を受けることになった。
それでも、学習能力が高い伸び盛りの23歳は直近のニューカッスル戦ではリーグ屈指のドリブラーとして知られるFWサン=マクシマンを封殺。さらに、課題の攻撃面では再三高い位置まで攻撃参加を見せ、加入後初アシストに加え、カットインからの際どい左足のシュートなど、出色のパフォーマンスを披露。攻守一体型のサイドバックとして覚醒の気配を漂わせる。
自身3試合目となる対ビッグ6との対戦となるユナイテッド戦では、直接的なマッチアップの可能性は低いものの、セリエA時代にも対戦経験があるC・ロナウドとの再戦に注目が集まるところ。攻守両面で連携向上のホワイトと共に、ラッシュフォードとC・ロナウドのコンビをきっちり封じ込めたい。攻撃面ではビルドアップの起点となりつつ、ニューカッスル戦同様により高い位置で崩しのアクセントとなりたい。
29日には予てより招へいが決定的と報じられたラルフ・ラングニック氏の暫定監督就任が決定。前述のチェルシー戦では暫定指揮官キャリックは否定したものの、守備の貢献が著しく低いFWクリスティアーノ・ロナウドのベンチスタート、要所で披露したプレッシングの強度と、早くも新指揮官の色を感じさせる戦いぶりが見受けられた。イギリスの労働許可証取得の問題で、今節もキャリックがベンチで采配を振るうことになったが、前節に続き“プロフェッサー”の愛称で知られるドイツ人指揮官の新スタイルが垣間見える一戦となりそうだ。
現在のチーム状態を考えれば、敵地と言えども赤い悪魔相手に勝ち点3を奪いたいところ。ただ、今回のビッグマッチに向けては今季初のミッドウィーク開催という部分が懸念材料。ユナイテッドを含めその他の“ビッグ6”は、今季もヨーロッパのコンペティションを戦っており過密日程の戦いに順応しているが、アーセナルは主力を温存できるEFLカップを除き、これが初めてのミッドウィーク開催の試合だ。今季アルテタ監督はターンオーバーを最小限にした用兵を行っており、前節負傷交代のサカを含め一部主力の疲労は憂慮すべき点だ。
なお、近年のリーグ戦における両者の対戦成績は、アーセナルが3勝3分けの6戦無敗と好相性。ユナイテッドが最後に勝利したのはシーズンダブルを達成した2018年4月のホームゲームが最後となっている。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、テレス
MF:マクトミネイ、フレッジ
MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード
FW:クリスティアーノ・ロナウド
負傷者:DFヴァラン、ショー、MFポグバ、FWカバーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。逆に、マグワイアがサスペンション明けで復帰する。負傷者に関してはヴァラン、ポグバ、カバーニの長期離脱組に加え、脳震とうからの回復を図るショーが微妙な状況だ。
フォーメーションに関してはチェルシー戦で採用した[4-3-1-2]、通常の[4-2-3-1]に加え、[3-5-2(3-4-3)]と幾つかの選択肢がある。チェルシー戦では守備が機能した一方、攻撃は停滞しており、アーセナルとの力量を考慮しつつのフォーメーション選択となる。
スタメンに関してはサスペンション明けのマグワイア、前節ベンチスタートとなったC・ロナウドの2選手の起用法に注目。マグワイアの現状のパフォーマンス、チェルシー戦でのリンデロフとバイリーのパフォーマンスを考えれば、ベンチスタートがベターと思われるが、今後を考えれば、キャプテン外しは困難な選択だ。同じく指揮官交代で難しい立場のC・ロナウドは対アーセナルという部分で、守備の貢献度の低さに目を瞑ってスタメン復帰と見る。
◆アーセナル◆
【4-2-3-1】
▽アーセナル予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ラムズデール
DF:冨安健洋、ホワイト、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス
MF:トーマス、サンビ・ロコンガ
MF:マルティネッリ、ラカゼット、スミス・ロウ
FW:オーバメヤン
負傷者:DFコラシナツ、MFジャカ、FWサカ、バログン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはコラシナツ、ジャカに加え、ニューカッスル戦で左足の内転筋付近を痛めたサカに欠場の可能性がある。
スタメンに関してはニューカッスル戦のメンバーをベースに幾つかのポジションでターンオーバーの可能性がありそうだ。サカが間に合わない場合、マルティネッリかペペが右ウイングに入り、トップ下のウーデゴールに代えてラカゼットの起用を予想。さらに、サンビ・ロコンガ、タヴァレスに代えてメイトランド=ナイルズ、ティアニーを入れ替える形も考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFスコット・マクトミネイ

Getty Images
ユナイテッドの注目プレーヤーはラングニック体制で中心選手として期待される生え抜きMF。スールシャール前体制でも身体の強さと献身性、リーダーシップを買われて重宝されたマクトミネイは、[4-4-2]や[4-2-3-1]を好む新指揮官の下、かつてのルイス・グスタボやライマー、デンメ、カンプルといった2ボランチの選手に求められたタスクをこなすことが期待される。
デンメのような展開力やフィードは持ち合わせていないものの、193cmの恵まれた体躯と機動力に優れる24歳のスコットランド代表MFは、カバーエリアとボールを奪い切る力に長けており、無難なボール捌きに豪快な持ち上がりと、攻撃面でも指揮官が求めるバーティカルな仕掛けに順応できるはずだ。
直近のチェルシー戦では主に守備面において新指揮官が求める水準のパフォーマンスを見せ、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を披露。今回のアーセナル戦では守備面の強度を維持しつつ、攻撃面でもより縦への意識を強めてチームを勝利に導く決定的な仕事を果たしたい。
◆アーセナル:DF冨安健洋

Getty Images
アーセナルの注目プレーヤーは攻守両面で進境著しい日本代表DF。今冬の移籍市場最終日にボローニャから加入して以降、新守護神ラムズデールらと共に崩壊しかけていたガナーズの守備立て直しの立役者の一人となった冨安。前々節のリバプール戦では世界屈指のスカッドを誇るリバプールを前に、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始し、初めてプレミアの洗礼を受けることになった。
それでも、学習能力が高い伸び盛りの23歳は直近のニューカッスル戦ではリーグ屈指のドリブラーとして知られるFWサン=マクシマンを封殺。さらに、課題の攻撃面では再三高い位置まで攻撃参加を見せ、加入後初アシストに加え、カットインからの際どい左足のシュートなど、出色のパフォーマンスを披露。攻守一体型のサイドバックとして覚醒の気配を漂わせる。
自身3試合目となる対ビッグ6との対戦となるユナイテッド戦では、直接的なマッチアップの可能性は低いものの、セリエA時代にも対戦経験があるC・ロナウドとの再戦に注目が集まるところ。攻守両面で連携向上のホワイトと共に、ラッシュフォードとC・ロナウドのコンビをきっちり封じ込めたい。攻撃面ではビルドアップの起点となりつつ、ニューカッスル戦同様により高い位置で崩しのアクセントとなりたい。
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