【ブンデス第14節プレビュー】1ポイント差の首位攻防デア・クラシカー開催
2021.12.03 18:00 Fri
前節はビーレフェルトのMF奥川がバイエルン戦に先発し、幾つかゴールに迫る場面があったものの0-1で敗戦した。首位バイエルンが勝利した中、2位ドルトムントもヴォルフスブルクを退け、1ポイント差に変わりはなかった。そしてDF伊藤が嬉しいブンデス初ゴールを挙げている。迎える第14節、土曜に首位攻防のデア・クラシカーが行われる。
ドルトムント(勝ち点30)は前節、ヴォルフスブルク相手に復帰したFWハーランド弾などで勝利。チャンピオンズリーグ敗退の悔しさを幾分か払拭した。頼れるゴールハンターが復帰した中、バイエルンを下して首位浮上となるか。
一方、コロナ関連によりMFキミッヒやDFジューレを引き続き欠いた中、ビーレフェルトにFWサネ弾で勝ちきったバイエルン(勝ち点31)は、前節アウグスブルク戦の敗戦をこちらも払拭。引き続きコロナ陽性のキミッヒが欠場するのは痛いが、ドルトムントを下して首位キープとなるか。
バイエルン戦で3戦連発とはならなかったビーレフェルトのMF奥川。ただ、バイエルン相手に際どいシュートを数本放ち、脅威になっていたのは事実。成長著しい奥川は今節、10位ケルン(勝ち点18)とのホーム戦でもゴールに迫るプレーで存在感を示したい。
MF原口との日本人対決を制したMF鎌田、DF長谷部の12位フランクフルト(勝ち点18)は、5位ホッフェンハイム(勝ち点20)とのアウェイ戦に臨む。前節ウニオン・ベルリン戦では代名詞となりつつある追加タイムの劇的弾で勝利をもぎ取ったフランクフルト。ヨーロッパリーグのグループステージも突破して上昇気流に乗る中、5位と好位置につけるホッフェンハイムを下せるか。
5試合連続スタメンと先発に定着しつつあるFW浅野の13位ボーフム(勝ち点16)は、16位アウグスブルク(勝ち点13)とのアウェイ戦に臨む。前節フライブルク戦では守備に追われる状況が続いた中、チームは2-1で逆転勝利。ホーム戦4連勝としたが、今季1勝6敗と苦手のアウェイ戦を制すことはできるか。
最後に日曜登場の15位シュツットガルト(勝ち点13)。前節マインツ戦では伊藤のゴールもあり、6試合ぶりの勝利を飾った。今節は残留を争う可能性のある14位ヘルタ・ベルリン(勝ち点14)とのホーム戦となるが、MF遠藤は当然ながら、攻守に活躍が続く伊藤のパフォーマンスに注目だ。
◆ブンデスリーガ第14節
▽12/3(金)
《28:30》
ウニオン・ベルリンvsライプツィヒ
▽12/4(土)
《23:30》
アウグスブルクvsボーフム
マインツvsヴォルフスブルク
ホッフェンハイムvsフランクフルト
ビーレフェルトvsケルン
レバークーゼンvsグロイター・フュルト
《26:30》
ドルトムントvsバイエルン
▽12/5(日)
《23:30》
シュツットガルトvsヘルタ・ベルリン
《25:30》
ボルシアMGvsフライブルク
ドルトムント(勝ち点30)は前節、ヴォルフスブルク相手に復帰したFWハーランド弾などで勝利。チャンピオンズリーグ敗退の悔しさを幾分か払拭した。頼れるゴールハンターが復帰した中、バイエルンを下して首位浮上となるか。
一方、コロナ関連によりMFキミッヒやDFジューレを引き続き欠いた中、ビーレフェルトにFWサネ弾で勝ちきったバイエルン(勝ち点31)は、前節アウグスブルク戦の敗戦をこちらも払拭。引き続きコロナ陽性のキミッヒが欠場するのは痛いが、ドルトムントを下して首位キープとなるか。
MF原口との日本人対決を制したMF鎌田、DF長谷部の12位フランクフルト(勝ち点18)は、5位ホッフェンハイム(勝ち点20)とのアウェイ戦に臨む。前節ウニオン・ベルリン戦では代名詞となりつつある追加タイムの劇的弾で勝利をもぎ取ったフランクフルト。ヨーロッパリーグのグループステージも突破して上昇気流に乗る中、5位と好位置につけるホッフェンハイムを下せるか。
フランクフルトに惜敗した6位ウニオン(勝ち点20)は、金曜に8位ライプツィヒ(勝ち点18)とのホーム戦に臨む。守勢の中でも足を止めない原口は、ハードワークが売りのライプツィヒ相手にも存在感を示せるかに注目だ。
5試合連続スタメンと先発に定着しつつあるFW浅野の13位ボーフム(勝ち点16)は、16位アウグスブルク(勝ち点13)とのアウェイ戦に臨む。前節フライブルク戦では守備に追われる状況が続いた中、チームは2-1で逆転勝利。ホーム戦4連勝としたが、今季1勝6敗と苦手のアウェイ戦を制すことはできるか。
最後に日曜登場の15位シュツットガルト(勝ち点13)。前節マインツ戦では伊藤のゴールもあり、6試合ぶりの勝利を飾った。今節は残留を争う可能性のある14位ヘルタ・ベルリン(勝ち点14)とのホーム戦となるが、MF遠藤は当然ながら、攻守に活躍が続く伊藤のパフォーマンスに注目だ。
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