10人グラナダに4発完勝のマドリーが公式戦4連勝! クリーンシート逃すも久々の複数得点差の勝利に《ラ・リーガ》
2021.11.22 02:08 Mon
ラ・リーガ第14節、グラナダvsレアル・マドリーが21日にロス・カルメネスで行われ、アウェイのマドリーが1-4で快勝した。
直近の公式戦をいずれも2-1のスコアで競り勝って3連勝中の2位マドリー(勝ち点27)は、降格圏手前の17位に沈むグラナダ(勝ち点11)とのアウェイゲームで4連勝を目指した。
来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)でシェリフとのリベンジマッチを控えている中、アンチェロッティ監督は前節のラージョ戦から先発2人を変更。ミリトンとカマヴィンガに代えてナチョ、モドリッチを起用した。
立ち上がりから主導権を握るマドリーは、絶好調のベンゼマとヴィニシウスが早々にフィニッシュの場面に顔を出すなど、集中した入りを見せる。
そして、19分には相手陣内中央でのボール奪取からクロースの斜めのパスに抜け出したアセンシオが快足を飛ばしてボックス右に侵入。GKに寄せられる寸前に右足のシュートを放つと、GKの手を弾いたボールがそのままゴールネットを揺らした。
鮮やかな連続ゴールで一気に試合の流れを掴んだかに思われたマドリーだが、直近3試合連続失点中のチームはこの試合でもクリーンシートを逃す。34分、自陣左サイドでヴィニシウスがゴナロンに潰されてショートカウンターを受けると、ペナルティアーク付近でスアレスが放った右足のシュートがブロックに入ったDFナチョの背中に当たって大きくコースが変わりゴール左隅に決まった。
この失点でホームチームを勢いづかせたマドリーはここから相手のアグレッシブなプレスに手を焼き、完全にイーブンな展開に持ち込まれてキニやスアレスに際どいシュートを打たれる。44分にはボックス内のベンゼマに決定機が訪れたが、枠の左隅を捉えたシュートはGKマキシミリアーノの好守に阻まれた。
2-1のスコアで試合を折り返したマドリーは、ハーフタイムにアンチェロッティ監督から檄が飛んだか、再びアグレッシブな入りを見せる。クロースの強烈なミドルシュートは枠を捉え切れなかったが、前半同様にカウンターの形からゴールをこじ開けた。
56分、カゼミロとのパス交換で右サイドのスペースに飛び出したベンゼマがそのまま持ち上がってボックス左へ走り込むモドリッチへ斜めのスルーパスを供給。ここでモドリッチは自分でもシュートを打てる体勢だったが、中央にフリーで走り込むヴィニシウスへ折り返すと、絶好調のブラジル代表FWがこれを難なく押し込んだ。
これで3試合連続2-1のスコアから抜け出したマドリーは冷静にゲームをコントロール。さらに、67分には相手陣内深い位置までドリブルで運んだヴィニシウスがモンチュのファウルを誘うと、後方からの危険なスライディングタックルにレッドカードが掲示された。
2点リードに加えて数的優位まで手にしたマドリーは殊勲のヴィニシウスを下げてロドリゴを最初の交代カードとして投入。ここから畳みかける攻めを見せると、76分にはカゼミロのスルーパスに抜け出したメンディがボックス内でGKとの一対一を制して今季初ゴールを挙げた。
この4点目で勝利を確信したマドリーは80分過ぎにベンゼマ、クロース、モドリッチ、アラバを下げてヨビッチ、イスコ、カマヴィンガ、バジェホと控え選手を投入し、試合をクローズにかかる。
その後、モリーナ、イスマ・ルイスに決定機を許したものの、守護神クルトワの好守で凌いだマドリーが敵地で4-1の快勝。久々の複数得点差で公式戦4連勝を達成した。
直近の公式戦をいずれも2-1のスコアで競り勝って3連勝中の2位マドリー(勝ち点27)は、降格圏手前の17位に沈むグラナダ(勝ち点11)とのアウェイゲームで4連勝を目指した。
来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)でシェリフとのリベンジマッチを控えている中、アンチェロッティ監督は前節のラージョ戦から先発2人を変更。ミリトンとカマヴィンガに代えてナチョ、モドリッチを起用した。
そして、19分には相手陣内中央でのボール奪取からクロースの斜めのパスに抜け出したアセンシオが快足を飛ばしてボックス右に侵入。GKに寄せられる寸前に右足のシュートを放つと、GKの手を弾いたボールがそのままゴールネットを揺らした。
相手のミスを突いて幸先よくリードを手にしたアウェイチームは畳みかける攻めを見せる。25分、左CKの場面でショートコーナーからモドリッチとのパス交換でボックス左に抜け出したクロースからのグラウンダーの折り返しをニアに入り込んだナチョが右足インサイドで合せた。
鮮やかな連続ゴールで一気に試合の流れを掴んだかに思われたマドリーだが、直近3試合連続失点中のチームはこの試合でもクリーンシートを逃す。34分、自陣左サイドでヴィニシウスがゴナロンに潰されてショートカウンターを受けると、ペナルティアーク付近でスアレスが放った右足のシュートがブロックに入ったDFナチョの背中に当たって大きくコースが変わりゴール左隅に決まった。
この失点でホームチームを勢いづかせたマドリーはここから相手のアグレッシブなプレスに手を焼き、完全にイーブンな展開に持ち込まれてキニやスアレスに際どいシュートを打たれる。44分にはボックス内のベンゼマに決定機が訪れたが、枠の左隅を捉えたシュートはGKマキシミリアーノの好守に阻まれた。
2-1のスコアで試合を折り返したマドリーは、ハーフタイムにアンチェロッティ監督から檄が飛んだか、再びアグレッシブな入りを見せる。クロースの強烈なミドルシュートは枠を捉え切れなかったが、前半同様にカウンターの形からゴールをこじ開けた。
56分、カゼミロとのパス交換で右サイドのスペースに飛び出したベンゼマがそのまま持ち上がってボックス左へ走り込むモドリッチへ斜めのスルーパスを供給。ここでモドリッチは自分でもシュートを打てる体勢だったが、中央にフリーで走り込むヴィニシウスへ折り返すと、絶好調のブラジル代表FWがこれを難なく押し込んだ。
これで3試合連続2-1のスコアから抜け出したマドリーは冷静にゲームをコントロール。さらに、67分には相手陣内深い位置までドリブルで運んだヴィニシウスがモンチュのファウルを誘うと、後方からの危険なスライディングタックルにレッドカードが掲示された。
2点リードに加えて数的優位まで手にしたマドリーは殊勲のヴィニシウスを下げてロドリゴを最初の交代カードとして投入。ここから畳みかける攻めを見せると、76分にはカゼミロのスルーパスに抜け出したメンディがボックス内でGKとの一対一を制して今季初ゴールを挙げた。
この4点目で勝利を確信したマドリーは80分過ぎにベンゼマ、クロース、モドリッチ、アラバを下げてヨビッチ、イスコ、カマヴィンガ、バジェホと控え選手を投入し、試合をクローズにかかる。
その後、モリーナ、イスマ・ルイスに決定機を許したものの、守護神クルトワの好守で凌いだマドリーが敵地で4-1の快勝。久々の複数得点差で公式戦4連勝を達成した。
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