最終予選初出場の山根視来「プレッシャーを楽しんだ」
2021.11.12 21:48 Fri
日本代表のDF山根視来(川崎フロンターレ)が12日にオンライン会見に出席し、11日のベトナム代表戦を振り返った。
ここまで2勝2敗で4位につけている日本。前節のオーストラリア代表戦からの連勝を目指した中、17分にFW大迫勇也のポストプレーから最終ラインを抜け出したFW南野拓実がボックス左に侵入し、その折り返しをFW伊東純也が押し込んで先制に成功。
40分にはカウンターから伊東のスーパーミドルシュートが決まったが、ここは味方がオフサイドをとられノーゴールに。後半はほとんどチャンスを作れなかったものの、虎の子の1点を守り切り、命からがらながら、最終予選初の連勝を収めた。
日本の今回の先発メンバーは、オーストラリア戦と10名が同じだったが、その中で唯一変更点があったのが山根だった。DF酒井宏樹に代わって先発出場したが、それを聞かされたのは前日練習の時だったという。
山根はその時の心境と共に、試合を振り返って「ホッとした」とコメント。また、同様のコメントを残したDF吉田麻也からは「守備でカバーしてもらった」という高い評価を得たが、自身のパフォーマンスについては反省点を述べている。
「絶対に勝ち点3が必要な状況で、それが達成できてホッとしています。メンタル的にもすごく準備していったつもりでしたが、前半は硬くなってしまい、あまり良くなかったと思います。後半は落ち着けたので、ああ言ったプレーを90分間しなければいけないですし、目指していきたいと思います」
また、山根にとっては今回のベトナム戦が最終予選では初出場だったが、プレッシャーを感じつつも一周して楽しめたとコメント。また、アウェイの独特な雰囲気や試合の手応えについても答えた。
「勝たなければいけない試合、負けてしまったら日本のサッカーがどうなるのかというのを考えましたし、そう言った舞台に立つということで経験したことのないプレッシャーを感じてやっていましたが、大きいプレッシャーを感じた分勝った喜びは大きいので、せっかくなのでこの機会を楽しもうと思っていました」
「失点した時の重みというのも今までやってきたサッカーの中では違うので、そういったものも感じてやっていました。安パイなプレーになってしまったというところもあったので、もっとチャレンジしてもよかったなというシーンが前半はありました」
「(手応えについては)外から見ているのと中でやるのは違うので経験できたことは大きいですが、経験値が全然違うのでこの1試合でどうにかなるものではなく、経験したものをすぐに消化してレベルアップに繋げていかなければいけないと思います」
ここまで2勝2敗で4位につけている日本。前節のオーストラリア代表戦からの連勝を目指した中、17分にFW大迫勇也のポストプレーから最終ラインを抜け出したFW南野拓実がボックス左に侵入し、その折り返しをFW伊東純也が押し込んで先制に成功。
40分にはカウンターから伊東のスーパーミドルシュートが決まったが、ここは味方がオフサイドをとられノーゴールに。後半はほとんどチャンスを作れなかったものの、虎の子の1点を守り切り、命からがらながら、最終予選初の連勝を収めた。
山根はその時の心境と共に、試合を振り返って「ホッとした」とコメント。また、同様のコメントを残したDF吉田麻也からは「守備でカバーしてもらった」という高い評価を得たが、自身のパフォーマンスについては反省点を述べている。
「(先発すると聞いたのは)唯一全体練習ができた前日の練習の時です。代表に呼ばれている以上は出たいですし、自分も準備をしてきたので、この練習でしっかりプレーして明日の試合に繋げるぞと思ってやっていました」
「絶対に勝ち点3が必要な状況で、それが達成できてホッとしています。メンタル的にもすごく準備していったつもりでしたが、前半は硬くなってしまい、あまり良くなかったと思います。後半は落ち着けたので、ああ言ったプレーを90分間しなければいけないですし、目指していきたいと思います」
また、山根にとっては今回のベトナム戦が最終予選では初出場だったが、プレッシャーを感じつつも一周して楽しめたとコメント。また、アウェイの独特な雰囲気や試合の手応えについても答えた。
「勝たなければいけない試合、負けてしまったら日本のサッカーがどうなるのかというのを考えましたし、そう言った舞台に立つということで経験したことのないプレッシャーを感じてやっていましたが、大きいプレッシャーを感じた分勝った喜びは大きいので、せっかくなのでこの機会を楽しもうと思っていました」
「失点した時の重みというのも今までやってきたサッカーの中では違うので、そういったものも感じてやっていました。安パイなプレーになってしまったというところもあったので、もっとチャレンジしてもよかったなというシーンが前半はありました」
「(手応えについては)外から見ているのと中でやるのは違うので経験できたことは大きいですが、経験値が全然違うのでこの1試合でどうにかなるものではなく、経験したものをすぐに消化してレベルアップに繋げていかなければいけないと思います」
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日本代表の新ユニフォームは6月に発表される可能性が高いようだ。ユニフォーム等の情報を扱う『Footy Headlines』が伝えている。 およそ2年間隔で発表される日本代表の新ユニフォーム。折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトとしている現行のユニフォームは、2022年8月に発表され、現在行われている2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でも着用されている。 一方で、今夏に行われるユーロ2024やコパ・アメリカ2024に向けて各国代表の新ユニフォームが続々と発表されている状況。3月のインターナショナルマッチウィークで、各国が新ユニフォームをお披露目している。 そうした中、『Footy Headlines』によると、アディダスがユニフォームサプライヤーを務めている代表チームの中で、日本とアルジェリア代表については6月に発表される予定だという。 なお、その新ユニフォームについて、『Footy Headlines』は過去に、現行のユニフォームから色が変化すると予測。ユニフォームのメインカラーが青というよりも紺色に近いレジェンドインクと呼ばれるカラーになるとしている。 一方のアウェイユニフォームについては、メインカラーがクリアホワイトになると考えているようだ。 6月には、男子のサッカー日本代表が、アジア2次予選のミャンマー代表戦とシリア代表戦を控えている。 新ユニフォームについては、その前に発表されることになるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【画像】あり?なし?『Footy Headlines』の日本代表新ユニフォーム予想デザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> Japan's 2024 home kit from Adidas could be a great one <a href="https://t.co/xD7ry5VQYR">pic.twitter.com/xD7ry5VQYR</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1715220294863040895?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 11:25 Mon4
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu5