10人同士の対決となったナポリ、格下サレルニターナに苦戦も辛勝《セリエA》

2021.11.01 04:05 Mon
Getty Images
ナポリは10月31日、セリエA第11節でサレルニターナとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。

前節ボローニャ戦を3-0と快勝し首位をキープしたナポリ(勝ち点28)は、負傷のオシムヘンが欠場、インシーニェがベンチスタートとなった中、3トップはメルテンス、ポリターノ、ロサーノが務めた。

リベリが先発した19位サレルニターナ(勝ち点7)に対し、立ち上がりからナポリが敵陣でボールを動かす展開となる。
8分にはジエリンスキに好機が訪れるも、シュートは枠外へ。しかしその後は攻め手がなくサレルニターナの守備を崩せないままゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半も攻めあぐねていたナポリは60分に2枚替えを敢行。メルテンスとロサーノに代えてペターニャとエルマスを投入した。
すると1分後に均衡を破る。ペターニャのヘディングシュートがバーに直撃した流れから、二次攻撃を仕掛けると、最後はジエリンスキがシュートをねじ込んだ。

さらに65分、アンギサに対してカスタノスが後方からスライディングタックルを見舞うと、VARの末にレッドカードが提示され、ナポリは数的優位に。

しかし77分、ディフェンスライン裏に抜け出したシミーをクリバリが倒して、ナポリも10人に。

そのFKからピンチを迎えたものの、リベリのシュートをゴールライン前のディ・ロレンツォがカット。終盤にかけては1点のリードを保ったナポリが逃げ切り勝利として、このあと試合を行う2位ミランにプレッシャーをかけている。

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