リベンジされてしまった…/原ゆみこのマドリッド
2021.10.22 17:00 Fri
「この激戦の後、中2日は可哀そうかも」そんな風に私が驚いていたのは水曜日、マドリッド勢のCL戦が同日開催で火曜に終わったのもあって、アルコルコンとレガネスの2部弟分ダービーを現地観戦した後のことでした。いやあ、平日の夜9時キックオフという時間が悪かったのか、ずっと最下位なのにファンが失望したのか、試合1時間前に私がサント・ドミンゴに着いた時は周辺にほとんど人影がなく、もしや日付を間違えたのかと心配したもんですけどね。両チームのアップ中もスタンドはガラガラで、まさかスペイン中のスタジアムがキャパ100%の入場を許可されたのを無視して、ここだけ無観客試合を続けているのかと思ったぐらいですが、それは大丈夫。
始まる頃には車で15分程のお隣の街、レガネスからも応援団が到着して、ホームチームのファンも300~400人はいたようですが、柴崎岳選手も先発したこの試合、開始3分にはドゥクレの犯したペナルティから、ファン・エルナンデスがPKゴールを決め、アルコルコンが先制。23分にはフェデ・ビコのスルーパスから、バルセナスが同点ゴールを挙げ、すぐにレガネスも追いついたんですが、更にそれぞれ、ファンマ、ハビ・エルナンデセスが追加点と、2-2でハーフタイムに入るという乱戦模様に。後半18分にはバルセナスのクロスをアルナイスがヘッドして、とうとうレガネスが逆転したものの、30分、エリア外からフライレにgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決められて、最後は3-3の引分けで終わってしまいましたっけ。
返す返すも後半41分に柴崎選手のクロスをゴール前、アトレティコのカンテラーノ(Bチーム出身の選手)、今季はレガネスでレンタル修行中のボルハ・ガルセスがヘッドしながら、GKダニ・ヒメネスに止められたのが悔やまれますが、弟分同士で潰し合うのも不毛ですからね。ただ辛いのは、ヨーロッパの大会週にミッドウィークリーガを当てがわれた2部はすぐに週末の試合が来て、降格圏ギリギリ19位で上2チームと同じ勝ち点のレガネスは土曜午後9時から、ブタルケでテネリフェ戦をプレーしないといけないんですよ。アルコルコンも最下位のままで、まあ、次戦のラル・パルマス戦が日曜なことだけがちょっと救いですが、どこのチームもだんだんケガ人が増えてきた昨今、試合が立て続けにあるのはアシエル・ガリターノ監督も、アンケーラ監督を引き継ぎ、Bチームから昇格したホルヘ・ロメロ監督もやりくりが大変ですよね。
え、それよりワンダ・メトロポリターノでのCLリバプール戦がどうだったかの方が気になるって?そうですね、こちらはアルコルコンとは真逆で、うーん、前日記者会見でシメオネ監督が「前回の対戦ではキックオフ前からファンが伝えてきたエネルギーで、ウチは勝ち始めていた」とアジッたせいもあったんですけどね。もしやと私も1時間15分前にはスタジアムの駅に着いていたんですが、ちょっと遅かったようで、その時はもう、チームバスを迎えるため、沿道に集結したファンが焚いた大量のbengala(ベンガラ/発煙筒)の煙の匂いが残るばかり。
どうやらコロナ大流行中だった昨季とは違い、ロッカールームに長くいてもいいせいか、チームはまた1時間半前にスタジアム入りするようになったみたいですが、すでに違いは行きのメトロの中でもくっきりと。そう、リバプールを応援にやって来た3000人以上のイギリス人ファンで車内が賑わっていたせいですが、最初のサプライズと言えば、スタメンにエースのルイス・スアレスがいなかったことの方でしょうか。といっても開始7分、サラーのシュートがミルナーに当たり、早々に先制点を奪われてしまったのは、別にグリーズマンとジョアン・フェリックスのツートップだったせいではなし。シメオネ監督も後で「Salah vino para dentro 12 o 15 metros y nadie salió a taparle/サラー・ビノ・パラ・デントロ・オンセ・オ・キンセ・メトロス・イ・ナディエ・サリオ・ア・タパールレ(サラーが内方向に12、15メートルも来て、それを誰も止めなかった)」と言っていた通り、カラスコ、レマル、コケが傍観してしまったからなんですけどね。
おかげで後半を2-2の同点で迎えることができたんですが、うーん、早くファンの支持を取り戻したいグリーズマンの熱意が過ぎたんでしょうかね。守備にも積極的に参加していた彼は再開早々の3分、ハイボールをクリアしようとして高く上げた足でフィルミーノの頭を蹴ってしまったから、さあ大変!すぐさま審判がレッドカードを提示して、いえ、クロップ監督は「運は悪かったが、あれはレッド。ウチの選手の顔に足が当たったんだから」と言っていましたけどね。彼らと同グループのもう1試合、ポルトvsミラン戦ではイブラヒモビッチが似たようなファールをしながら、イエローカードで済んだという例があるため、かならずしも退場に値する訳ではないのが悔しいところ。
ただ、10人になったものの、それでもアトレティコが崩れることはなく、かなりいい戦いをしていたんですが、全ての努力が水泡に帰したのは30分。ええ、まさかエルモーソがエリア内に落ちてくるボールを見もせず、マネと代わって入っていたジオゴ・ジョタに体当たり、ペネルティを献上しているようではどうしたらいいんでしょう。PKはサラーがしっかり決め、リバプールがまた1点をリードした直後、シメオネ監督はもう10分近く、ライン際で交代を待っていた4人を一斉に投入。ええ、ジョアン、レマル、デ・パウル、エルモーソから、スアレル、コレア、マルコス・ジョレンテ、ロディにして、同点を目指したんですが、まさかその1分後、FKでヒメネスがジョタに倒され、アトレテシコにもPKがもらえるとは!
でも、せっかくスアレスがボールを持ってPKマークのところで待っていたにも関わらず、VAR(ビデオ審判)に呼ばれてモニターを見に行った主審が気を変えてしまったんですよ。いや、まあ、フェリペなど、「エルモーソの時はいやに早かったのに、para el nuestro, miró, miró, miró, volvió, miró otra vez…/パラ・エル・ヌエストロ、ミロ、ミロ、ミロ、ボルビオ、ミロ・オトラ・ベス(ボクらのは見て見て見て、また見て…)。ちょっと不公平だ」と愚痴っていたんですけどね。そうは言ってもペナルティになるかどうかは運次第のところもあるため、その前に「皆で勝って、皆で負ける。No hay error de uno u otro/ノー・アイ・エロール・デ・ノ・ウ・オトロ(1人や誰かのミスではない)」(フェリペ)なんて開き直ってないで、エルモーソ同様、自身の2失点目のクリアミスを反省した方が良くなくない?
結局、ロスタイムにコレアが放ったシュートもゴールを大きく外れ、アトレティコは2-3で敗戦。それこそ、グリーズマンの失敗した1対1の他にもジョアン、レマル、カラスコがGKアリソンに弾かれていたため、全然、歯が立たなかった感はないんですけどね。試合後には審判が終了の笛を吹いた途端、いつもようにシメオネ監督が脱兎のごとく、ロッカールームへの階段を走り上がって行ってしまったため、挨拶をしようとしてすかされたクロップ監督が照れ隠しなのか、アトレティコのスタッフや控え選手らの手を1人ひとり握っていたなんてシーンも。
とりあえず、2年前のワンダでのリベンジを果たされてしまったアトレティコですが、まだ11月3日にはアンフィールドでの対戦が待っていますからね。イブラの退場はなかったものの、ミランがポルトに1-0で負けてしまったため、勝ち点4で並ばれてしまった彼らとしては次こそ、リバプールに勝って、グループ突破に近づきたいところですが、実は悪いニュースも。というのもその2020年のCL16強対決2ndレグ延長戦で2得点し、一気にゴールゲッターの素質を開花させたジョレンテがparon(パロン/リーガの停止期間)前のバルサ戦で負った右太もものケガを再発。全治1カ月となってしまったため、少なくとも1試合は出場停止が課されるグリーズマンと共にグループリーグ4節に出られないことですが、例年よりショック度が低いのはやはり、今季は前線が充実しているおかげでしょうか。
日曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのレアル・ソシエダ戦にはスアレス、ジョアン、コレア、クーニャに加え、グリーズマンも出られますし、何より相手は木曜にオーストリアのグラーツでシュトルムとのEL戦をプレーしていますからね。そちらではオジャルサバルの負傷欠場も何のその、イサクのゴールで0-1と勝っているんですが、当然、遠征続きとなる疲れはあるかと。丁度、お隣さんがクラシコ(伝統の一戦)でガチンコ勝負をしている隙に、ワンダで勝ち点差3を稼ぎ、リーガ首位に並ぶのにいいチャンスかとも思えますが、2位グループにはレアル・マドリーの他にセビージャ、オサスナもいるため、しばらくこの熾烈なトップ争いは続きそうですね。
え、面倒だから、差し挟まなかったけど、ワンダのスタンドでは私もオンダ・マドリッド(ローカルラジオ)の2元中継のおかげで、マドリーのgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を逐一、知ることができたんだろうって?その通りで、昨季はCLグループリーグで2敗していたシャフタール戦が同時進行していたんですが、こちらもまずはキエフのオリンピスキーでリベンジ第1部に成功。前半のうちは37分にルーカス・バスケスのクロスをベンゼマが受ける前にクリフトフがクリア、そのボールがオウンゴールになってしまっただけだったんですが、後半にはここ4試合、なりを潜めていたビニシウスが爆発したんですよ。6分にはベンゼマ、モドリッチと繋いだパスからチームの2点目を決めたかと思えば、11分には敵DF4人をかわしてまたゴール。19分にも今度は1つ年下のブラジル人の後輩、ロドリゴのゴールをアシストしているとなれば、やっぱり今季はビニシウス台頭の年となるのかも。
更にロスタイムにもベンゼマが1点を加えたマドリーは0-5という大勝を収めたんですが、昨季までのジダン監督もできなかった、ビニシウスの才能を引き出したアンチェロッティ監督にはただただ、感心するばかり。ええ、当人も「時々、シュートに失敗すると、監督は『Te voy a quitar, te voy a quitar/テ・ボイ・ア・キタール(お前を下げるぞ)』って、ピッチの外から言うんだ。ボクが集中力を保って、チームのためにゴールを挙げられるようにね」と言っていたんですが、それぐらいであんなに的を外してばかりだった選手が成長できる訳もなく、きっとバルデベバス(バラハス空港の近く)での練習で相当、しごかれたのでは?
これでいよいよ、CLグループで同日、インテルに3-1と負け、そろそろメッキが剥げてきたモルドバのシェリフと同じ勝ち点6、2位となったマドリーは11月3日にサンティアゴ・ベルナベウで再び、シャフタールを下せば、かなり突破に近づくんですが、1日練習休みを置いて、木曜からのセッションではすでにクラシコが照準に。何せ、相手も水曜にはカンプ・ノウで同じオリンピスキーをホームとするディナモ・キエフにピケのゴールで勝ったとはいえ、1-0であんまり見栄えのしないプレーぶりだったらしいですからね。更にメンディが復帰し、左SBの心配がなくなったマドリーとは対照的に、あちらはジョルディ・アルバが右足首をネンザ。
一応、木曜にはペドリに続き、同じ18才のアンス・ファティとクラブ史上最高額の契約破棄金10億ユーロ(約1330億円)で延長契約を結び、クラシコ前の雰囲気を盛り上げていましたが、直前の試合でゴール祭りとなったマドリーではアザールやカルバハルも復帰できる可能性もありますしね。とはいえ、クラシコは予想できないことが起きる試合でもあるため、日曜午後4時15分(日本時間午後11時15分)からのカンプ・ノウでの一戦はどちらのファンも見逃せません。
そしてマドリッド1部の弟分チームたちは今週末、ラージョが日曜にベニト・ビジャマリンでベティス戦。木曜にホームでのELレバークーゼン戦に1-1と引分けたばかりの相手はリーガでも勝ち点15の8位と、勝ち点16で6位のイラオラ監督のチームにとって、現時点での好敵手になりますが、ミッドウィークに試合がない方がこういう時は有利かも。前節のエルチェ戦には出場機会がなかったファルカオもコロンビア代表戦の疲れが取れ、今度は体調万全のはずですからね。来週のミッドウィーク節にバルサをエスタディオ・バジェカスに迎える前にここは勝っておいてほしいかと。
一方、いまだに勝ち点が2しかないヘタフェは月曜試合で、キケ・サンチェス・フローレス監督が3度目のコリセウム・アルフォンソ・ペレスデビュー。前節、引き分けに終わったレバンテ戦から中8日もあったんですが、どうやらヤンクト、ビトロ、マタは間に合わないようです。ただ、そうこうするうち、どんどんリーガは進んで行きますし、15位のセルタだって、完全な状態で来る訳じゃありませんしね。まだ上との距離が近いうちにヘタフェなり、アルコンコンなり、マドリッド勢から最下位がいなくなってくれるのが一番ですが、それにはやっぱり、ホームサポーターの応援が欠かせませんよね。
始まる頃には車で15分程のお隣の街、レガネスからも応援団が到着して、ホームチームのファンも300~400人はいたようですが、柴崎岳選手も先発したこの試合、開始3分にはドゥクレの犯したペナルティから、ファン・エルナンデスがPKゴールを決め、アルコルコンが先制。23分にはフェデ・ビコのスルーパスから、バルセナスが同点ゴールを挙げ、すぐにレガネスも追いついたんですが、更にそれぞれ、ファンマ、ハビ・エルナンデセスが追加点と、2-2でハーフタイムに入るという乱戦模様に。後半18分にはバルセナスのクロスをアルナイスがヘッドして、とうとうレガネスが逆転したものの、30分、エリア外からフライレにgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決められて、最後は3-3の引分けで終わってしまいましたっけ。
返す返すも後半41分に柴崎選手のクロスをゴール前、アトレティコのカンテラーノ(Bチーム出身の選手)、今季はレガネスでレンタル修行中のボルハ・ガルセスがヘッドしながら、GKダニ・ヒメネスに止められたのが悔やまれますが、弟分同士で潰し合うのも不毛ですからね。ただ辛いのは、ヨーロッパの大会週にミッドウィークリーガを当てがわれた2部はすぐに週末の試合が来て、降格圏ギリギリ19位で上2チームと同じ勝ち点のレガネスは土曜午後9時から、ブタルケでテネリフェ戦をプレーしないといけないんですよ。アルコルコンも最下位のままで、まあ、次戦のラル・パルマス戦が日曜なことだけがちょっと救いですが、どこのチームもだんだんケガ人が増えてきた昨今、試合が立て続けにあるのはアシエル・ガリターノ監督も、アンケーラ監督を引き継ぎ、Bチームから昇格したホルヘ・ロメロ監督もやりくりが大変ですよね。
どうやらコロナ大流行中だった昨季とは違い、ロッカールームに長くいてもいいせいか、チームはまた1時間半前にスタジアム入りするようになったみたいですが、すでに違いは行きのメトロの中でもくっきりと。そう、リバプールを応援にやって来た3000人以上のイギリス人ファンで車内が賑わっていたせいですが、最初のサプライズと言えば、スタメンにエースのルイス・スアレスがいなかったことの方でしょうか。といっても開始7分、サラーのシュートがミルナーに当たり、早々に先制点を奪われてしまったのは、別にグリーズマンとジョアン・フェリックスのツートップだったせいではなし。シメオネ監督も後で「Salah vino para dentro 12 o 15 metros y nadie salió a taparle/サラー・ビノ・パラ・デントロ・オンセ・オ・キンセ・メトロス・イ・ナディエ・サリオ・ア・タパールレ(サラーが内方向に12、15メートルも来て、それを誰も止めなかった)」と言っていた通り、カラスコ、レマル、コケが傍観してしまったからなんですけどね。
更に守備ミスは13分にも発生し、今度はフェリペがエリア前にいたケイタの正面にボールをクリア、volea(ボレア/ボレーシュート)でGKオブラクを破られてしまったとなると事態は深刻で、もちろんスタンドの多数派だったアトレティコファンはますます、声援の音量を高めたんですけどね。その窮地を打開してくれるのが、バルサから出戻りして、ワンダで復帰ゴールをまだ挙げていなかったグリーズマンになるとは一体、誰が予想した?まずは20分、CKから始まったプレーでレマルがエリア内左奥から戻したボールをコケが反対側からシュート。ゴール前には人が密集していたものの、グリーズマンが流し込んで、1点を返したかと思うと、GKアリソンとの1対1を失敗した後の33分、ジョアンのスルーパスを受け、2点目を挙げてくれるんですから、1期目のアトレティコでエースを張っていたのは決してダテではありませんって。
おかげで後半を2-2の同点で迎えることができたんですが、うーん、早くファンの支持を取り戻したいグリーズマンの熱意が過ぎたんでしょうかね。守備にも積極的に参加していた彼は再開早々の3分、ハイボールをクリアしようとして高く上げた足でフィルミーノの頭を蹴ってしまったから、さあ大変!すぐさま審判がレッドカードを提示して、いえ、クロップ監督は「運は悪かったが、あれはレッド。ウチの選手の顔に足が当たったんだから」と言っていましたけどね。彼らと同グループのもう1試合、ポルトvsミラン戦ではイブラヒモビッチが似たようなファールをしながら、イエローカードで済んだという例があるため、かならずしも退場に値する訳ではないのが悔しいところ。
ただ、10人になったものの、それでもアトレティコが崩れることはなく、かなりいい戦いをしていたんですが、全ての努力が水泡に帰したのは30分。ええ、まさかエルモーソがエリア内に落ちてくるボールを見もせず、マネと代わって入っていたジオゴ・ジョタに体当たり、ペネルティを献上しているようではどうしたらいいんでしょう。PKはサラーがしっかり決め、リバプールがまた1点をリードした直後、シメオネ監督はもう10分近く、ライン際で交代を待っていた4人を一斉に投入。ええ、ジョアン、レマル、デ・パウル、エルモーソから、スアレル、コレア、マルコス・ジョレンテ、ロディにして、同点を目指したんですが、まさかその1分後、FKでヒメネスがジョタに倒され、アトレテシコにもPKがもらえるとは!
でも、せっかくスアレスがボールを持ってPKマークのところで待っていたにも関わらず、VAR(ビデオ審判)に呼ばれてモニターを見に行った主審が気を変えてしまったんですよ。いや、まあ、フェリペなど、「エルモーソの時はいやに早かったのに、para el nuestro, miró, miró, miró, volvió, miró otra vez…/パラ・エル・ヌエストロ、ミロ、ミロ、ミロ、ボルビオ、ミロ・オトラ・ベス(ボクらのは見て見て見て、また見て…)。ちょっと不公平だ」と愚痴っていたんですけどね。そうは言ってもペナルティになるかどうかは運次第のところもあるため、その前に「皆で勝って、皆で負ける。No hay error de uno u otro/ノー・アイ・エロール・デ・ノ・ウ・オトロ(1人や誰かのミスではない)」(フェリペ)なんて開き直ってないで、エルモーソ同様、自身の2失点目のクリアミスを反省した方が良くなくない?
結局、ロスタイムにコレアが放ったシュートもゴールを大きく外れ、アトレティコは2-3で敗戦。それこそ、グリーズマンの失敗した1対1の他にもジョアン、レマル、カラスコがGKアリソンに弾かれていたため、全然、歯が立たなかった感はないんですけどね。試合後には審判が終了の笛を吹いた途端、いつもようにシメオネ監督が脱兎のごとく、ロッカールームへの階段を走り上がって行ってしまったため、挨拶をしようとしてすかされたクロップ監督が照れ隠しなのか、アトレティコのスタッフや控え選手らの手を1人ひとり握っていたなんてシーンも。
とりあえず、2年前のワンダでのリベンジを果たされてしまったアトレティコですが、まだ11月3日にはアンフィールドでの対戦が待っていますからね。イブラの退場はなかったものの、ミランがポルトに1-0で負けてしまったため、勝ち点4で並ばれてしまった彼らとしては次こそ、リバプールに勝って、グループ突破に近づきたいところですが、実は悪いニュースも。というのもその2020年のCL16強対決2ndレグ延長戦で2得点し、一気にゴールゲッターの素質を開花させたジョレンテがparon(パロン/リーガの停止期間)前のバルサ戦で負った右太もものケガを再発。全治1カ月となってしまったため、少なくとも1試合は出場停止が課されるグリーズマンと共にグループリーグ4節に出られないことですが、例年よりショック度が低いのはやはり、今季は前線が充実しているおかげでしょうか。
日曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのレアル・ソシエダ戦にはスアレス、ジョアン、コレア、クーニャに加え、グリーズマンも出られますし、何より相手は木曜にオーストリアのグラーツでシュトルムとのEL戦をプレーしていますからね。そちらではオジャルサバルの負傷欠場も何のその、イサクのゴールで0-1と勝っているんですが、当然、遠征続きとなる疲れはあるかと。丁度、お隣さんがクラシコ(伝統の一戦)でガチンコ勝負をしている隙に、ワンダで勝ち点差3を稼ぎ、リーガ首位に並ぶのにいいチャンスかとも思えますが、2位グループにはレアル・マドリーの他にセビージャ、オサスナもいるため、しばらくこの熾烈なトップ争いは続きそうですね。
え、面倒だから、差し挟まなかったけど、ワンダのスタンドでは私もオンダ・マドリッド(ローカルラジオ)の2元中継のおかげで、マドリーのgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を逐一、知ることができたんだろうって?その通りで、昨季はCLグループリーグで2敗していたシャフタール戦が同時進行していたんですが、こちらもまずはキエフのオリンピスキーでリベンジ第1部に成功。前半のうちは37分にルーカス・バスケスのクロスをベンゼマが受ける前にクリフトフがクリア、そのボールがオウンゴールになってしまっただけだったんですが、後半にはここ4試合、なりを潜めていたビニシウスが爆発したんですよ。6分にはベンゼマ、モドリッチと繋いだパスからチームの2点目を決めたかと思えば、11分には敵DF4人をかわしてまたゴール。19分にも今度は1つ年下のブラジル人の後輩、ロドリゴのゴールをアシストしているとなれば、やっぱり今季はビニシウス台頭の年となるのかも。
更にロスタイムにもベンゼマが1点を加えたマドリーは0-5という大勝を収めたんですが、昨季までのジダン監督もできなかった、ビニシウスの才能を引き出したアンチェロッティ監督にはただただ、感心するばかり。ええ、当人も「時々、シュートに失敗すると、監督は『Te voy a quitar, te voy a quitar/テ・ボイ・ア・キタール(お前を下げるぞ)』って、ピッチの外から言うんだ。ボクが集中力を保って、チームのためにゴールを挙げられるようにね」と言っていたんですが、それぐらいであんなに的を外してばかりだった選手が成長できる訳もなく、きっとバルデベバス(バラハス空港の近く)での練習で相当、しごかれたのでは?
これでいよいよ、CLグループで同日、インテルに3-1と負け、そろそろメッキが剥げてきたモルドバのシェリフと同じ勝ち点6、2位となったマドリーは11月3日にサンティアゴ・ベルナベウで再び、シャフタールを下せば、かなり突破に近づくんですが、1日練習休みを置いて、木曜からのセッションではすでにクラシコが照準に。何せ、相手も水曜にはカンプ・ノウで同じオリンピスキーをホームとするディナモ・キエフにピケのゴールで勝ったとはいえ、1-0であんまり見栄えのしないプレーぶりだったらしいですからね。更にメンディが復帰し、左SBの心配がなくなったマドリーとは対照的に、あちらはジョルディ・アルバが右足首をネンザ。
一応、木曜にはペドリに続き、同じ18才のアンス・ファティとクラブ史上最高額の契約破棄金10億ユーロ(約1330億円)で延長契約を結び、クラシコ前の雰囲気を盛り上げていましたが、直前の試合でゴール祭りとなったマドリーではアザールやカルバハルも復帰できる可能性もありますしね。とはいえ、クラシコは予想できないことが起きる試合でもあるため、日曜午後4時15分(日本時間午後11時15分)からのカンプ・ノウでの一戦はどちらのファンも見逃せません。
そしてマドリッド1部の弟分チームたちは今週末、ラージョが日曜にベニト・ビジャマリンでベティス戦。木曜にホームでのELレバークーゼン戦に1-1と引分けたばかりの相手はリーガでも勝ち点15の8位と、勝ち点16で6位のイラオラ監督のチームにとって、現時点での好敵手になりますが、ミッドウィークに試合がない方がこういう時は有利かも。前節のエルチェ戦には出場機会がなかったファルカオもコロンビア代表戦の疲れが取れ、今度は体調万全のはずですからね。来週のミッドウィーク節にバルサをエスタディオ・バジェカスに迎える前にここは勝っておいてほしいかと。
一方、いまだに勝ち点が2しかないヘタフェは月曜試合で、キケ・サンチェス・フローレス監督が3度目のコリセウム・アルフォンソ・ペレスデビュー。前節、引き分けに終わったレバンテ戦から中8日もあったんですが、どうやらヤンクト、ビトロ、マタは間に合わないようです。ただ、そうこうするうち、どんどんリーガは進んで行きますし、15位のセルタだって、完全な状態で来る訳じゃありませんしね。まだ上との距離が近いうちにヘタフェなり、アルコンコンなり、マドリッド勢から最下位がいなくなってくれるのが一番ですが、それにはやっぱり、ホームサポーターの応援が欠かせませんよね。
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一番信用ならないチームは…/原ゆみこのマドリッド
「やっと平常モードに戻ったわね」そんな風に私が懐かしさを覚えていたのは月曜日。レアル・マドリーがリスボンに到着する映像をお昼のニュースで見た時のことでした。ここ2週間、スペインサッカー界のミッドウィークはコパ・デル・レイ開催だったため、マドリッド勢で試合があったのはアトレティコだけでした。対照的に16強対決でアルバセテ(2部)に敗退したお隣さんは平日中、みっちりバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でトレーニングに明け暮れていたんですが、それだとやっぱり、話題があまりなくて……。 ようやく今週になって、火曜日午後9時(日本時間翌午前5時)にベンフィカとのCLノックアウトステージプレーオフ1stレグがやって来たため、週2試合ペースに戻ったんですが、怖いのは来週水曜日にベルナベウで開催される2ndレグで万が一、敗退するようだと、マドリーの今季はもうリーガだけ、シーズン終了まで週1試合ペースが続くことになります。 1月28日のCLリーグフェーズ最終節でそのマドリーに4-2で勝利。しかも後半アディショナルタイムの全員攻撃でGKトゥルビンが決めたヘッドのおかげで、プレーオフ出場圏の末席に滑り込めたベンフィカのモウリーニョ監督は、「Me gustaría mucho eliminar al Madrid, y que Arbeloa gane la Liga/メ・グスタリア・ムーチョ・エリミナール・アル・マドリッド、イ・ケ・アルベロア・ガネ・ラ・リーガ(私はマドリーを敗退させたい。そしてアルベロアはリーガ優勝するように)」と言っていたんですけどね。 でもCL早期敗敗退となると、アルベロア監督の来季続投が怪しくなってきて……。当人は試合前日記者会見で否定していたんですけどね。あと1年ベンフィカと契約がありながら、違約金を払わず退団できる条項が付いているため、モウリーニョ監督がマドリーに戻って来る可能性もあるなんて話も出て来たりするんですが、それは勘弁。グアルディオラ監督時代のバルサとのあんな刺々しい雰囲気はもう味わいたくないですって。 ちなみにマドリーのこの試合の欠場者はリハビリ中のミリトン、ベリンガム、そして前回のダ・ルス訪問で退場処分を受けたロドリゴとアセンシオ。それでも土曜日のリーガでリュディガー、トレントが先発復帰、カルバハルも途中出場したため、バルベルデが右SBから中盤に戻る今回はきっと、あんなザル守備にはならないと思いますが……。 CLはちょっと脇に置いておくことにして、先に週末にあったリーガ24節のマドリッド勢がどうだったか、お伝えしていくことにすると。先陣を切ったのは前節、ようやく8試合ぶりに白星を挙げた弟分のヘタフェで、コリセウムに上位のビジャレアルを迎えたんですが、やっぱり勝利は選手たちの自信になるんですかね。この日は前半終盤にベイガにエリア内で倒されてサトリアーノがPKを獲得すると、アランバリが決めて先制。53分にも冬の市場で一緒に来たFWの同僚、もう2得点しているルイス・バスケス(アンデルレヒトから移籍))に遅れをとっていたサトリアーノ(同オリンピック・リヨン)が、ファン・イグレシアスのクロスをヘッドで決め、ヘタフェを2点リードに導くと、反撃を75分のミカウターゼの一発だけに抑えて、2-1で勝っているんですから、嬉しいじゃないですか。 これには直近のセルタ戦でスコアレスドローだった時は、pito(ピト/ブーイング)まで聞こえるようになっていたコリセウムのファンも大満足したはずですが、ヘタフェに来るレベルですし、新しいFWたちは決してゴール量産タイプではないんですけどね。ボルダラス監督によると、「Son chicos que venían de tener pocos minutos en sus equipos y poco protagonismo/ソン・チコス・ケ・ベニアン・デ・テネール・ポコス・ミヌートス・エン・スス・エキポス・イ・ポコ・プロタゴニスモ(前のチームではプレー時間も、主役を張る機会もあまりなかった選手たち)だが、やる気は満々だ」そうで、それってゴール不足で苦しんいたヘタフェは補強に成功したと言っていい? おかげで順位も11位という安全圏を維持した彼らだったんですけど、まだ降格圏との差は勝ち点5ですからね。ホーム連戦となる日曜日のセビージャ戦でもこの調子を続けて、早いところ、残留目安の勝ち点40以上に到達してもらいたいところ。 そして土曜日の夜にはベルナベウに行ったんですが、ようやく暴風雨季が去ったのか、いつ以来でしょうかね、傘を持たずに外出できたのは。それだけでも気が楽だったんですが、この日のマドリーは相手にも恵まれました。ミッドウィークフリーだった彼らと違い、レアル・ソシエダは水曜日にコパ準決勝1stレグをアスレティックとプレーしていて、サン・マメスでの激戦を0ー1で制したものの、やはり疲労が溜まっている選手がいたんですね。マテラッツオ監督はその試合から、5人のスタメンをローテーション。 マドリーの方はエムバペが意表を突いて、ベンチスタートとなったんですが、ゴンサロは彼がピッチにいないとゴールを入れますね。開始5分にはもう、先発復帰したトレントのラストパスをカンテラーノ(RMカスティージャ出身の選手)が流し込んで、先制しているんですから、偉いじゃないですか。でもねえ、そのリードは長続きせず、20分にはハイセンがソレルのパスを追ったエレーラをエリア内で倒し、ペナルティを取られてしまったから、さあ大変。 おかげでオジャルサバルのPKで同点になった後、この日は静かだったスタンドからハイセンにブーイングが飛んでいたんですが、大丈夫。というのもその4分後にはもう、ソシエダがペナルティ返しをしてきたから。アランブルがヴィニシウスをエリア内左奥で倒して、その当人がPKを決めると、25分には再びマドリーがリード。すると31分にもカマヴィンガ、カレラスと繋いだボールを右SBから解放されたバルベルデが撃ち込んで、アディショナルタイムのゴンサロのゴール前からのシュートは外れてしまったものの、3ー1でハーフタイムに入ったとなれば、もう大船に乗った気でいていい? そして後半も再び、アランブルがヴィニシウスをエリア内で倒し、48分にはキッカーもリピートで4点目が入ったため、アルベロア監督は膝に問題のあるエムバペを「para que en Lisboa empiece desde el principio/パラ・ケ・エン・リスボア・エンピエセ・デスデ・エル・プリンシピオ(リスボンで先発できるように)」温存。さらに60分にはトレントをカルバハルに、リュディガーをアラバにと負傷から戻って来た選手の足慣らしをさせたり、バルベルデ、カマヴィンガ、チュアメニと中盤の鍵になる選手たちにもお休みを与えることができましたからね。 おまけにこの4ー1勝利のおかげで、リーガ8連勝としたマドリーは、月曜日にバルサがジローナに2ー1のビックリ敗戦をしたため、とうとう勝ち点差2とつけて首位に立つことに。まさに「Hemos hecho una gran semana de entrenamientos y se ha reflejado en el campo/エモス・エッチョー・ウナ・グラン・セマーナ・デ・エントレナミエントー・イ・セ・ア・レフレハードー・エン・エル・カンポ(ウチは素晴らしい練習の1週間を過ごし、それがピッチに反映された)」感じでしたが、さて。今はこれがベンフィカにリベンジするのにも有効なことを祈るばかりでしょうか。 そして日曜日はラージョとアトレティコの兄弟分ダービー。快晴の中、明るい時間にブタルケに行けたのはラッキーだったんですけどね。エスタディオ・バジェカスでなく、2部の弟分レガネスのホームでの開催になったのは、1節前のオビエド戦が芝を貼り替えたばかりのピッチが悪天候のせいで使いものにならず、当日延期となった後、ラ・リーガがギリギリまで待ってくれず。アトレティコ戦もバジェカスでは開催不可とされ、ブタルケを借りることになったからなんですが、これもひどい話で、アボナードー(年間指定席保有者)は土曜日限定で、スタジアムよりメトロ1号線でもっと南に行ったところにある練習場まで、チケットを引き取りに行かないといけなくてねえ。 元々、ダービーはハイリスクな試合とされ、チケットの当日販売もなく、ブカネーロス(ラージョのウルトラ集団)を始めとする大勢のファンはお昼にバジェカス地区でデモをして、試合に行かないことを選択。よってブタルケのスタンドは半分ぐらい空だったんですが、前日はやっぱり芝がボロボロの練習場でセッションができず、ヘタフェの練習場でやったという不遇なイニゴ・ペレス監督のチームはこの逆境を見事に克服したんですよ。 木曜日のメトロポリターノでは、コパ準決勝1stレグでバルサを4ー0とコテンパンにのしたアトレティコが別人だったから、もうどうしていいものか。そう、元凶はこのところ、働くのは平日だけに決めたらしいシメオネ監督がスタメンを9人もローテーションしてきたことだったんですが、でも選手たちも選手たちですよね。いくらアトレティコファンの姿がスタンドにほぼ皆無だったとしても、バルサを前にした日の喰らいついていくプレーがまったく見られず。 それどころか、前半39分にはあれだけジャマルを抑えていたルッジェーリがラティウにかわされ、エリア中央へのラストパスを許すと、フラン・ペレスがラージョの先制点をゲット。さらに45分にもレングレのパスミスでボールを奪われると、ラティウが3人もいたアトレティコ選手の間にボールを通し、イシのシュートはGKオブラクがparadon(パラドン/スーパーセーブ)してくれたものの、こぼれ球に誰も詰めず、バレンティンに押し込まれているって、一体、どこまで呆けている? 2ー0で後半が始まると、もう56分には3人一斉交代となり、ええ、ピッチにはフリアン・アルバレスが入り、その7分後にはルックマンとジョレンテも出て、早くも交代枠を使い果たしていたんですけどね。3人もFWがいながら、GKバタジャの手を煩わすのがニコ・ゴンサレスぐらいではねえ。おまけに30分にはショートのCKから、ラージョの3人一斉交代で入ったアルバロ・ガルシアにクロスを上げられて、メンディのヘッドで3点目を入れられているって、もうこの世のものとは思えませんって。 3ー0で勝ったラージョはおかげでマジョルカを越えて17位に上がり、3週間ぶりに降格圏から脱出。スタジアム&練習場難民となりながらも、「Los problemas nos unen mucho más, nos motivan/ロス・プロブレマス・ノス・ウネン・ムーチョ・マス、ノス・モティバン(問題があるとより団結が強まるし、モチベーションにもなる)」(イシ)と選手たちが根性を見せて、リーガ3連敗から立ち直れたのは喜ばしいですよ。でも情けないのは兄貴分の方で、とうとうオブラクからは、「Parece que LaLiga se ha tirado/パレセ・ケ・ラ・リーガ・セ・ア・ティラードー(リーガを投げ出したように見える)」というコメントが出てくることに。 いえ、シメオネ監督は「オブラクの言葉には同意しない。El equipo no elige partidos, el equipo jugó mal・エル・エキポ・ノー・エリヘ・パルティードス、エル・エキポ・フゴ・マル(チームは試合を選んではいない。悪いプレーをしただけ)」と反論していたんですけどね。訊きたいのは、コパでは準々決勝ベティス戦、バルサ戦と2試合で9得点もしながら、リーガはレバンテ、ベティス、ラージョ戦すべて無得点で1分け2敗。どうしてそこまでプレーに落差があるのかなんですが、やっぱりそれってやる気の問題では? ここまで態度があからさまだと、水曜日午後9時からのクラブ・ブルージュとのCL16強対決進出プレーオフ1stレグでは、本気の方のアトレティコを見せてくれるはずですけどね。ただ、この相手には2022-23シーズンのCLグループリーグのアウェイで負け、ホームでも引き分けて、最後は4位敗退した黒歴史がありますし、リーグフェーズ2節ではバルサと3-3で引き分けている点は要注意。 それにしたって、もしここでCLが終わり、その間、16強対決直接出場のバルサは週1試合になるため、コパ準決勝2ndレグでまさかの大逆転敗退が絶対ないとも言えず。「Cuando nosotros jugamos al 99 nunca nos dio/クアンドー・ノソトロス・フガモス・アル・ノベンタイヌエベ・ヌンカ・ノス・ディオ(ボクらが99%でプレーして結果が出たためしがない)」(ヒメネス)試合をその頃までリーガで続けて、来季CL出場圏からも落ちていたら、もう目も当てられないってこと、シメオネ監督も選手も考えないんでしょうかね。 2026.02.19 10:43 Thu2
ヴィニシウスへ「お前は猿だ」の人種差別チャントやライターの投げ込み…“マドリードダービー”の事件にラ・リーガが介入
ラ・リーガは、“マドリードダービー”における人種差別的なチャントへの問題に介入することを決定したようだ。スペイン『アス』が報じた。 ラ・リーガは全ての試合において攻撃的で暴力的な行為を非難しているが、今回は18日に行われたアトレティコ・マドリーvsレアル・マドリーの“マドリードダービー”にて、マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが攻撃の対象となっていたようだ。 『アス』によれば、クラブの経営陣は報告書を準備。試合前に人種差別的な侮辱チャントを耳にしたと反暴力委員会に提出し、適切な措置を講じることを訴えたという。 ダービーでの事件に関しては、後日詳細なレポートが送られるとのこと。アトレティコのファンの一部はヴィニシウスに対して「猿」と呼んだとのこと。また、スタジアムの外でもヴィニシウスを差別するチャントが確認されているとんこ音だ。 さらに、担当審判のムヌエラ・モンテロ氏は、スタンドからライターや空のボトルが投げ込まれていることを報告。選手等にあたってはいないが、マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワはそれを拾って審判に渡していたという。 ヴィニシウスはこれまでの何度か人種差別的なチャントの被害に遭っており、今回が初めてではない。ラ・リーガがどのような調査を行い、どう対処するのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコの大勢のファンがスタジアムの外でヴィニシウスに「お前は猿だ」とチャント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">FUERA LOS VIOLENTOS Y RACISTAS DEL FÚTBOL<br><br>Video <a href="https://twitter.com/chema_medina?ref_src=twsrc%5Etfw">@chema_medina</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AtletiRealMadrid?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AtletiRealMadrid</a> <a href="https://t.co/KoHSNrtd3G">pic.twitter.com/KoHSNrtd3G</a></p>— Tiempo de Juego (@tjcope) <a href="https://twitter.com/tjcope/status/1571557257757835272?ref_src=twsrc%5Etfw">September 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.19 21:15 Mon3
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
3カ国が最多3クラブ突破のCLベスト16出揃う! R16対戦カードは21日抽選会で決定
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフが19日に終了。この結果、ラウンド16に進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16ストレートインが決定。 さらに、9位~24位の16チームの間で争われたプレーオフを制したバイエルン、フェイエノールト、クラブ・ブルージュ、ベンフィカ、ドルトムント、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、PSVがベスト16入りを決めた。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツの3クラブが最多。日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン)、上田綺世(フェイエノールト)の4選手が勝ち残っている。 なお、リーグフェーズの順位によってラウンド16の組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは21日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが3月4.5日、2ndレグが同11.12日に開催予定だ。 ◆CLラウンド16 暫定対戦カード パリ・サンジェルマン(15位) vs リバプール(1位)orバルセロナ(2位) クラブ・ブルージュ(24位) vs リール(7位)orアストン・ビラ(8位) レアル・マドリー(11位) vs アトレティコ(5位)orレバークーゼン(6位) PSV(14位) vs アーセナル(3位)orインテル(4位) フェイエノールト(19位) vs インテル(4位)orアーセナル(3位) バイエルン(12位) vs レバークーゼン(6位)orアトレティコ(5位) ドルトムント(10位) vs アストン・ビラ(8位)orリール(7位) ベンフィカ(16位) vs バルセロナ(2位)orリバプール(1位) ※()内はリーグフェーズ順位 2025.02.20 07:42 Thu5
