ウタカ2発で勝利の京都が首位磐田を追走! 3連勝の長崎も3位キープ【明治安田J2第33節】

明治安田生命J2リーグ第33節の6試合が10日に各地で行われた。

2位の京都サンガF.C.は21位につけるSC相模原とホームで対戦。36分にボックス外でボールを蹴ったGK竹重が足を滑らせ、痛めると、これをカウンターに繋げ、右サイドからピーター・ウタカが無人のゴールマウスに右足シュートを蹴り込み、京都が先制する。続く68分にも右サイドからのクロスがニアサイドの相手に当たるが、ファーサイドのピーター・ウタカが落ち着いて押し込み、京都が追加点。75分に右CKから途中出場のユーリにヘディングシュートを決められるが、京都が2試合ぶりの白星を手にして、首位のジュビロ磐田を2ポイント差で追走した。

3位のV･ファーレン長崎は最下位に沈む愛媛FCとのアウェイ戦に臨み、開始4分にボックス右に侵攻した澤田の折り返しに中央の植中が合わせ、先制。78分に名倉が追加点を決め、勝負を決した。長崎はこれで3連勝の7戦無敗。3位の座を守り、同じく今節を勝利で飾った磐田と京都の上位勢を追いかけた。一方、2試合ぶりの勝利を目指す6位のFC町田ゼルビアは10位に位置するジェフユナイテッド千葉とのホーム戦に挑み、74分に見木のゴールを許して、0-1で敗戦。2連敗となり、上位の背中がさらに遠ざかる痛恨の2連敗を喫している。
そのほか、降格圏19位の松本山雅FCは勝ち点2差で15位につける栃木SCとの直接対決をホームで迎えたが、18分に許したPKのチャンスから谷内田に決勝ゴールを決められ、0-1で敗戦。相模原や愛媛、そして16位のザスパクサツ群馬も揃って敗れたなか、松本も残留を目指す上で痛い1敗を喫した。

◆第32節
▽10/9
ジュビロ磐田 4-1 ギラヴァンツ北九州
アルビレックス新潟 1-0 レノファ山口FC
ヴァンフォーレ甲府 1-0 FC琉球
大宮アルディージャ 2-2 ツエーゲン金沢
東京ヴェルディ 1-2 ファジアーノ岡山▽10/10
京都サンガF.C. 2-1 SC相模原
モンテディオ山形 2-1 ブラウブリッツ秋田
松本山雅FC 0-1 栃木SC
水戸ホーリーホック 2-1 ザスパクサツ群馬
FC町田ゼルビア 0-1 ジェフユナイテッド千葉
愛媛FC 0-2 V・ファーレン長崎